リア充の俺がWeb制作会社に入社してみたら上司の言葉も異世界だった件。

リア充の俺がWeb制作会社に入社してみたら上司の言葉も異世界だった件。

Kenichiro Harashima

Kenichiro Harashima

What’s up Yo !!!

どうも、ZIMAです。

以前、同僚や上司がときどき話す異世界の言語(ネットスラング)について書いた記事が、なんとLIGブログで「殿堂入り」を果たしました!

8888(パチパチパチパチ)

どうも、ありがとうございます!
ご好評頂いた皆様に感謝です!

ということで、このシリーズに味をしめた僕は、引き続きオフィスにて飛び交う様々な異世界の言葉に耳を傾けていたところ、「ZIMA、この件について、メンバーにケーティーしておいて!」と上司から指示を受け、勢いで「承知です!」と返答したのですが……

ケーティー?……KT?……コムロテツヤ?

なんすか、その業界用語みたいな意味不明な言葉は……!?

なんてふざけている場合ではない!

上司からの依頼だし、このままでは、案件に支障が出かねないので、マジで調べないと今度はおれの首が危ない!!!

ということで、上司の使う異世界の言葉を真面目に学んでおこうと思います!

*言葉の引用元はみんな大好き:Wikipedia
いつもありがとう:Weblio
あなたのとなりに:goo辞書

LIGの上司が使うスマートな言葉

KT

KT(ケーティー)は「Knowledg Transfer (ナレッジトランスファー)」の略であり、主にコンサル用語として使われている言葉でした。Googleで翻訳すると「知識の伝達」となります。要は、自身の持っている知識やノウハウを、知識やノウハウのない人へ伝達すること。ナレトラと言う場合もあるようです。

PDCA

PDCA
PDCAサイクル(PDCA cycle、plan-do-check-act cycle)は、事業活動における生産管理や品質管理などの管理業務を円滑に進める手法の一つ。Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の 4段階を繰り返すことによって、業務を継続的に改善する。(引用元:Wikipedia

とある日の面談にて「ZIMAにはPDCAを徹底してスパイラルアップしてほしいんだ!」と言われたことで、事業の成長にかぎらず、自身の成長においても同じことが言えるのだな、と当たり前ですが改めて身に沁みました。

スパイラルアップ

スパイラルアップ
改善奏効しあって継続的改良・向上に結びつくこと。「善循環」「好循環」とも言う。(引用元: Weblio

上司「ZIMA、スパイラルアップの意味わかってる?」

ZIMA「・・・」(昇竜拳的な感じか……)

上司「それ、たぶん違うと思うから」

ZIMA「ですよね(汗」

上司「PDCAを回しながらどんどんスキルアップして、高い質のアウトプットができるように成長してほしいって意味だよ。頑張ってね」

ZIMA「なるほど! ある意味、昇竜拳的な感じっすね!」

上司「なんでもいいけど、頑張ってね!」

Output

Output
産出、生産高、生産品、(文学などの)収穫、作品数、出力、アウトプット、出力(信号)、出力操作 (引用元:weblio辞書

直訳すると上記の意味合いになりますが、ビジネスの世界では、クライアントへの成果品、提出資料のことを言います。

上司「ZIMA、今回のアウトプットのれべるだとクライアントに理解してもらうの厳しいと思うから、もうちょい考えてみてくれるかな」と、僕以外にも同じ状況あったりしますよね。

では質の高いアウトプットをするためには何が必要か? それについては、また今度別の記事でKTしたいと思います!

キャッチアップ

キャッチアップ
[名](スル)追いつくこと。遅れを取り戻そうとすること。(引用元:goo辞書

上司「さっきの資料、ちょいっとキャッチアップして、とりまとめてみてくれるかな」

ZIMA「はい、今の作業終わったら、その後の作業はこちらでキャッチアップします!」

と、これは僕がキャッチアップの意味をちゃんと理解していないときのやりとりですね。

キャッチアップは、作業の引き継ぎではなく、その資料の内容や背景を理解、把握しておくことです。

ちなみに、キャッチアップの意味は業界によってまったく異なるため、使う場面は選びましょうね。たとえば放送用語で「キャッチアップ放送」は「再放送」を意味するらしいですよ。(引用元:英語部マガジン

MECE

MECE
MECE(ミーシーもしくはミッシー; 英語: Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive (頭字語))とは、「相互に排他的な項目」による「完全な全体集合」を意味する言葉である。 要するに「重複なく・漏れなく」という意味である。経営学、経営コンサルティングなどの領域でよく使われる言葉である。ロジカルシンキングの一手法として日本では喧伝された、運営コンサルティング社で使われているグルーピング(grouping)の原理。(引用元:Wikipedia

〜とあるMTGにて〜

上司「承知しました。では、こちらの検索BOXについては、カテゴリごとにMECEにするということでよろしいでしょうか?」

クライアント「それでOKです。できたら確認させてください。」

上司「ZIMA、WF修正お願いね」

ZIMA「・・・」

(ミッシー……ミッシーエリオットしか知らない)

(これからみんなでめちゃくちゃ踊って騒ごう騒ごう)

頭の中でミッシーエリオットのGet Ur Freak Onが流れたその時

上司「ZIMA、ZIMA! 大丈夫?」「意味知らなかったよね? 帰ったらちゃんと調べてね」

大切なMTGの途中で一瞬ですが魂が抜けそうになってました。

ちなみにMECEをカタカナ表記で「ミーシー」「ミッシー」と書くのはセクシーじゃないらしいので気をつけましょう!

まとめ

いかがでしたか?

マーケティング、コンサル業務を行なっている方にとっては序の口に過ぎないレベルだったかもしれませんが、知らなかった方には良いナレッジになったのでは?

ちなみに、はじめの話に戻りますが、

「KTしておいてね!」と指示を受けて焦った僕は、現場で登場する言葉はメモに書き留め、空いた時間で調べるようにしているのですが、最近お仕事をさせていただくクライアントとのMTGの際にも意外と登場することが多い言葉ばかりなので、ディレクターの方は知っておいて損はないと思いました。

そんな体験から得た知識を、この記事で皆さんにKTさせて頂きました!

今後も日々の業務からインプットしたナレッジを適度にアウトプットしていきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いします!

お忙しい皆様の箸休めになれたら光栄です。

それでは、また!

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デザイン事務所にてセールス兼ディレクターとしてキャリアをスタート。2018年、WebディレクターとしてLIGに参画。コーポレートサイトやプロダクトサイト、大規模サービスサイトなど、様々なWeb制作案件にて、ディレクター兼プロジェクトマネージャーとして従事。

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