「ガルパ」の一番のファンは社員!? コンテンツの力で人生を豊かにする| 株式会社Craft Egg

「ガルパ」の一番のファンは社員!? コンテンツの力で人生を豊かにする| 株式会社Craft Egg

さすがかおり

さすがかおり

こんにちは、ライターのさすがかおりです。

「好きなことを仕事にする」
なかなかむずかしいことですが、理想の働き方として憧れる人は多いのではないでしょうか。

渋谷でスマートフォンアプリの企画開発を行う「株式会社Craft Egg(クラフトエッグ)」では、まさに好きなことを仕事にしたクリエイターたちがいきいきと働いています。

Craft Eggが目指すのは、リズム&アドベンチャーゲーム『バンドリ! ガールズバンドパーティ!(以下、ガルパ)』を主力としたCraft Eggが関わるコンテンツによって、「”誰か”の人生をより豊かにする」こと。

kondo300 近藤 裕一郎(こんどう ゆういちろう)
1988年生まれ、東京都出身。Craft Egg取締役。新卒でゲーム会社に入社後、多くのスマートフォンゲームのプロデューサー、ディレクターを担当した後、Craft Eggにジョイン。プロデューサーとしてガルパの開発・プロモーションに携わる。趣味はオンラインゲームと漫画。
nitta300 新田 竜規(にった たつのり)
1987年生まれ、奈良県出身。エンジニアとして、iPhoneやAndroid上で実行されるクライアントアプリケーションや、サーバーサイドのシステムを開発するエンジニアチームに所属。2013年に新卒でサイバーエージェントに入社。ガルパファンが高じて2017年に自ら志願してCraft Eggにジョイン。趣味は、声優のライブに行くこと。
won300 王 ヨクマン(うぉん よくまん)
1990 年生まれ、香港出身。ガルパの新機能や施策の企画を立案し、それぞれの意見を取りまとめて方向性を決めるプランナーチームで新機能の開発に携わる。2017年にCraft Eggにジョイン。自他ともに認めるアニメオタク。

今回は、Craft Eggの取締役でプロデューサーの近藤裕一郎さん、エンジニアの新田竜規さん、プランナーの王ヨクマンさんに、「ガルパ」が人気ゲームになるまでの制作の裏側を伺いました。

近藤さんの、「メンバー全員のガルパへの愛情は本物です」という言葉のとおり、愛情を持って仕事に取り組む、Craft Eggのものづくりに対する姿勢を感じられます。

原動力はコンテンツへの「愛情」

クラフトエッグ社員3人

ー まずはじめに、Craft Eggで働いているメンバーについて教えてください。

近藤さん顔切り抜き
弊社には(2018年3月現在)全セクション合わせて約70名のメンバーがいますが、すべてのメンバーが現在携わっているコンテンツである「バンドリ」「ガルパ」に愛情を持って仕事をしています。
王さん顔切り抜き
私は入社するまで、スマートフォンゲーム業界で働く人は「ゲームそのものは好きだけど、自分たちのつくるコンテンツは、どちらかといえばビジネスとして見ている人が多い」というイメージを持っていました。ですが、社内には「ガルパが本当に好き」というメンバーが多く、いい意味で入社前のイメージを裏切られました。
新田さん顔切り抜き
僕は入社前からガルパをプレイしていて、キャラクターのまるで生きているような動きに感動したんです。それで、「ガルパに携わりたい」と思い入社したんですが、社内のメンバーほとんどが、全キャラクターの名前はもちろん、キャラクターの特徴や声優さんの名前まで言える。自分のことを「最たるオタク」だと自負していましたが、さらにオタクを極めているメンバーだらけだったので驚かされました(笑)。

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ー みなさんガルパに愛情を持って仕事をされているんですね。これからジョインするメンバーにはどんなことを求めているのでしょう。

近藤さん顔切り抜き
やはり「自分たちが携わるコンテンツを本気で好きになれる」ということを何よりも重視しています。コンテンツに愛情を持ったメンバーを一歩引いた目で見ずに、しっかりと同じ目線でチームに入ってくれる方が理想です。ファンの一人として作品に関わるほうが、ゲームをつくり込んでいけると思います。
王さん顔切り抜き
コンテンツに対する愛情が、そのコンテンツをより良いものにするための原動力になると思っています。たとえば、「ゲームをつくり込むためにもっと勉強しよう」という気持ちが湧くというか。やっぱり自分たちのコンテンツに熱量を持っているメンバーと働くのは楽しいですし。「メンバーも私と同じくらいこのゲームが大好きで、真剣に考えている」と気づいたときに信頼関係が生まれ、安心して仕事をお願いできます。

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「みんなでつくる」空気感があるから愛情を表現しやすい

ーものづくりをする中で大事にしている「価値観」のようなものはありますか?

近藤さん顔切り抜き
Craft Eggでは、「みんなでつくる」ことを何よりも大切にしています。会社を立ち上げる前から、役員たちは何本かのソーシャルゲームやスマートフォンゲームのリリースに関わってきました。ただ、昔の少人数開発での成功を引きずり、「プロデューサーがすべて決める」といったような、自分たちの感覚を頼りにつくり込んでしまい、その結果失敗してしまったんです。そのときに、ひとりの企画力やセンスに頼って戦える業界ではもうないことを実感しました。

ー だからこそガルパは「みんなでつくる」ことを意識して制作されたんですね。

近藤さん顔切り抜き
そうです。「みんなでつくるガルパにチーム全員が愛着を持つ。チームのパフォーマンスが最大化された状態で戦おう」と決めて、ガルパのプロジェクトは動き出しました。そのためメンバー全員でつくり込んでいくためにも、社内はフラットに意見を言い合える空気にしたかったんです。今は、「みんなでつくる」ことをメンバー全員が理解しているので、セクション関係なく意見を出し合える空気になっていると思います。
王さん顔切り抜き
私はプランナーとして、ほかのセクションとコミュニケーションを取りながら作り上げる必要があるのですが、他のセクションの人たちに意見を求められることが頻繁にあります。先日もガルパに追加する楽曲の提案を求められたので、自分の想いをそのまま伝えました。その流れで自分のアイデアが採用されると嬉しいですし、達成感もあります。
新田さん顔切り抜き
個性あるメンバーがさまざまな視点から意見を出し合っています。たとえば王さんと僕は好きなものは異なりますが、それに特化した知識がある。それぞれがハマっている対象の「良いところ」を集めることが、ファンにとって良いコンテンツを生み出すことにもつながっています。
近藤さん顔切り抜き
話し合いながら進めていくと、キャラクターの設定やストーリーなど、一つひとつのバックグラウンドをチーム全体が理解できるようになる。みんなでつくるからこそ、ファンに感動を届けられるコンテンツができあがっていくんです。

王さん

運営の土台にあるのはファンを喜ばせたいという気持ち

ー 社員のみなさんもガルパの大ファンであることがわかりました。そんな自分の好きなコンテンツに携わるときに、どんなことを意識していますか?

新田さん顔切り抜き
ガルパは自分たちがプレイするためのものではなく、ファンのためのものですから、「どうすればファンが喜んでくれるか」ということは常に考えています。
王さん顔切り抜き
私たちはファンのみなさんの意見を取り入れながら、真剣に作品づくりやコンテンツの育成に取り組んでいます。嬉しいことにガルパのファンからは運営の姿勢が評価されることが多いんです。
新田さん顔切り抜き
あたりまえのことですが、自分たちの手がけたコンテンツは最終的にはユーザーの方の手に渡ります。ですから、常にユーザーの皆さんのことや周りのことを考えて動けるような方のほうが、Craft Eggには向いていると思います。ゲーム制作にはいろいろな職種の方がかかわっています。ひとりだけでは作れないので、周りの人の考えを汲み取って動くことが重要になります。

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▲オフィスには「ガルパ」のキャラクターグッズが飾られているショーケースがある。

ー 運営の姿勢が評価されるまでになるには、大変なこともあったのではないでしょうか?

近藤さん顔切り抜き
実は、「大変だった」という自覚があまりなくて。自分たちが手がけたガルパを、多くのファンにプレイしていただく喜びのほうが大きいです。コンテンツに愛情を持っているメンバーが多いので、繁忙期でもみんながいきいきと働いている姿をよく目にします。
新田さん顔切り抜き
ガルパはたくさんのユーザーにプレイしていただいている人気のあるゲームです。良い仕事をすれば、ユーザーからポジティブな反応が返ってきます。そんな反応を目の当たりにすると、やる気が湧いてくるんですよね。働く上でのモチベーションのひとつになるのではないでしょうか。

愛情を持つメンバーと、ユーザーに求められる作品を目指して

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ー この仕事をする上でのやりがいは、やっぱりユーザーからの反応が大きいことですか?

王さん顔切り抜き
そうですね。ファンに喜んでいただけることが一番のやりがいです。TwitterなどのSNSやネットを通してだけではなく、イベントでリアルにファンの方々と触れ合う機会に、「ガルパが大好きです!」と言っていただけたり、夢中でプレイしてくださる姿を見たりすると、「ガルパをつくった甲斐があったな」と感じます。
新田さん顔切り抜き
僕はエンジニアなので、サーバーにかかる負荷を解消できたときに、「やりきった」と感じます。ガルパは多くのユーザーの方に遊んでいただいているゲームなので、年末年始など利用者が多くなるときは、サーバーに大きな負荷がかかります。そのような状態でもストレスなくゲームを楽しんでいただけるサービスを、今後も提供していきたいです。
近藤さん顔切り抜き
バンドリ、ガルパというコンテンツが大きくなってきたことを実感するときにやりがいを感じますね。それから、昔からのファンの方はもちろん大事にしつつ、新しい取り組みで新たなファンの方に受け入れられたときも達成感があります。ゲームコンテンツは供給過多の時代に突入しているので、いつユーザーに見限られても不思議はありません。その状況と戦いながら、「ガルパのファンになってくれた方が、数年後もファンでいてくれるにはどうしたらいいんだろう?」と考える毎日です。

ー ユーザーを第一に考える姿勢がガルパの人気の理由のひとつですね。今後はどのような展開になっていくのでしょうか。

近藤さん顔切り抜き
ガルパを今よりも大きくして、日本を代表する長く続く作品にしたいです。もちろん新しい作品にも取り組んでいく予定なので、そのためにもCraft Eggのコンテンツに愛情を持って仕事をしてくださる方と一緒に働きたいです。

「このコンテンツが好き」という想いを仕事に変えられる企業 Craft Egg

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主軸となって働いている社員の多くが20代というCraft Eggのオフィスでは、黙々と作業に打ち込む人、周りのメンバーと話し合いながら仕事を進める人など、さまざま。それぞれ自由なスタイルながらも、「ガルパをより良いゲームにしよう!」とチーム一丸となって取り組む雰囲気を感じました。

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2017年3月のリリース時点では25名だったメンバーも、現在は約70名に。メンバーの半数以上が、1年以内に新しくジョインした人ばかりなので、新規メンバーも馴染みやすい環境です。

愛情を持てるコンテンツに携わる仕事だからこそ、作品の成長やユーザーからの反応に大きな喜びを感じられます。「好きなこと」を仕事にしたい、夢中になれるコンテンツの制作に本気で携わりたい方は、Craft Eggの応募ページをご覧ください。

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