こんにちは。ラッパーの野田クラクションべべーです。
後ろにいるのは(手前から)しもじーこと下嶋さん、ひこひこさんこと安藤さんです。
なんで、船の上からこんにちは! をしているかと言いますと…… 「全然釣れない」ルアーを作り続ける職人さんに会いに行ってきた。
前回、静岡県の御殿場市で変わったルアーを作り続ける、A.H.P.L(アンドウハンドペインテッドルアーズ)の安藤さんにインタビューをしたことから。
その際、「全然釣れないんだけど、シーズンになったら釣りに行こうよ!」と誘っていただいたのです。
場所は茨城県の霞ヶ浦。
「朝 3 時に集合」との連絡が来て一瞬戸惑いましたが、グッドフィッシングをかましたいので、向かうことに。
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前回ブログでご紹介したのですが、もう一度おさらいをしますと、通常のルアーはこちら。
んで、安藤さんが作るルアーは……
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こんな感じ。
圧倒的にフザケ倒していますが、魚を釣る用のルアーなんですよ。これ。
安藤さん曰く、「魚に合わせるのではなく、バカらしいルアーで釣ったときのほうが楽しいしワクワクするんだよね」とのこと。やっぱり、ぶっ飛んだ人といると人生がハッピーに感じます。
開始早々、寝る 2 人。
朝 3 時から釣りをはじめたので、7 時頃に昼寝をするのがお決まりだそう。
橋の下ということあり、日陰の涼しさと心地よい風が Chill なひとときを演出してくれました。
下嶋さんが寝ていた船は、安藤さんの私物。
これさえあれば、日本中どこででも釣りを楽しめるんだとか。
船には、イカした椅子付き。
こいつのお陰で、水の上でもストレスフリーな状態で過ごせました。感謝しかないです。
んで、肝心の釣りの結果ですが……
奇跡的に、1 フィッシュ!
いや……インパクトがやばい。
そもそも、トップウォーターと呼ばれる釣りの世界は、釣るのが容易ではありません。例外もありますが、基本的にお魚さんは水面まで上がってくることは少なく、トップウォーターのような水面上で釣るスタイルは難しいと言われるわけです。
釣った魚は、キャッチ&リリース。
自分は、奇跡的に 1 バイト(魚がルアーに飛び出してくること)をすることに成功しましたが、釣ることはできませんでした。
落ち込んでいる姿を見た安藤さんが「エサ釣りでもしよっか」と言ってくれました。
ん? え? エサ釣り?
こんな感じのエサをつけて、いざフィッシング。
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つ、釣れた!
トップウォーターのような、上級者がやるような釣りも楽しいです。が、エサを使って釣れるとそれはそれで楽しいですね。
午前中に、奇跡の1バイトも決めましたし、キャスティング(竿を投げること)もガンガン練習したので、1 フィッシュは固いでしょう。
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ウォォォォォォォォ!
NO FISHING! NO FISHING!
朝 3 時から午後 8 時まで(約 17 時間)ものあいだキャストをしまくったのに、ブラックバスを釣ることはできませんでした。うん、トップウォーターの釣りは甘くない……。
あ、あと「デカイ便器」が一度釣れました。
ブラックバスと勘違するので、不法投棄はやめましょう。そして、ゴミはちゃんと持って帰りましょうね。
釣りを通して感じたこと
ひとことで言うと「自由」だと思いました。
静かな水面の上を船がゆらゆらと進みながら、他愛もない話をして、魚をハンティングするなんて、最高じゃないですか。
確かに 釣れた方が楽しいし、そういうルアーを使ってやるのもいいと思います。ただ、トップウォーターという世界は「釣れない」ことすら楽しめないと、つまらないと感じしてしまうかもしれません。
個人的には 3 人で船に乗って「ナイス! キャスト!」「うわ〜そのくぼみ絶対いるのにな〜」「今日、釣れそうですね」とか言いながら、全然釣れない。という空気感がたまらなく楽しかったです。
もちろん、釣れたほうが楽しいし、釣れる確率が上がるルアーなども多く存在します。ただ、そんななかで「魚に合わせるのではなく、バカらしいルアーで釣ったときのほうが楽しいしワクワクするんだよね」と、胸を張って言う安藤さんの言葉は少年のようで1番人間らしい言葉なんじゃないかと思いました!
ぜひ、安藤さんのバカげた生活に興味のある方は、インスタグラムで「 #sillystyle」で検索してみてください〜!
以上! 野田クラクションべべーでした!