みなさんこんにちは!
先日占いに行ったら、「男の手相だ」と言われたのんにゃんです。
ええ、自覚はしています。
この4月で社会人3年目に突入します。
大学3年からそれなりに仕事をしていたものの、「大学生」というレッテルが剥がされてから3年目。
仕事がしたい、と強く思えば思うほど空回りもしましたし、「仕事がしたい」と言って帰り道に泣いたこともありました。
社会人3年目、まだまだ先は長いことはわかっているものの、止まらぬ焦燥感をきちんと紐解き理解することが、前を向いて走るために大事だなあと思ったので、わたしがそのために考えていたことを赤裸々にお伝えします。
1. 思いのままをすべて書き出す
頭でもやもや考えていても、見栄を張りながら誰かに喋っていても、ただの愚痴をこぼしても埒(らち)があかないので、とにかくいま自分が考えていること、思っていること、感じていることをすべてありのまま書き出します。わたしが書き出した内容は主に以下です。
- いま、自分はどのような感情にあるのか
- その感情の原因になっている事柄はなにか
- 本当はいまどういう状況になっていると想定していたか
- それは何のためか
汚い言葉でもいいし、自分は悪くないと思ったら人のせいにしてもいいと思います。まずは、もやもやをすべて吐き出し、自分の気持ちを素直に認め、落ち着いて考えることが大事だと思いました。もちろん、人のせいにしている自分を認めるのも嫌ですし、自分の無能さや無力さを感じることは避けたいことですが、虚勢を張り続けているよりマシです。
そのあとに、
- 本当はいま、どうしたいのか
を考え、書き出します。
いまの自分にできる / できないの基準ではなく、世間体でもなく、とにかく一回本当の気持ちや欲望を出してしまいます。
なんてブレブレでダメなやつのくせに、愛に溢れた素敵な未来ばかりを描き、望んでしまうんだと何度もこれまでの自分を責め、落ち込みかけましたが、いい意味で開き直らずには生きていけません。
蓋をしてしまっていたものを明るみに出し、短期的でも長期的でもいいので目的を自分で見出すことが最も大事だと思い、誰に笑われても、バカにされてもいいという気持ちで書き出しました。
自分の現状を理解し、因果関係などを整理したら次です。
2. 自分を客観視する
いまの自分を一旦認めたら、次は自分を客観視してみます。
社内にやりたいことがある場合、自分の利害や感情を取り除き、会社の社長や上司、同僚などの視点に立って、自分を客観的に評価してみます。
わたしは以下3点において、考えてみました。
- 人間関係
- 姿勢や熱意
- 経験や実績
人間関係はどうか
前提として、会社は人、しかも赤の他人の集まりですから、人間関係に問題や溝があることは当たり前だと思います。
小さい会社やプロジェクトであればあるほど、ひとりの人間によってチームの雰囲気や結果が変わっていくので、仕事人であることよりも前に、人間として信頼していない人に仕事を任せることなんてありえないと思います。
はたして、自分は周りの人と良好な信頼関係が築けているのでしょうか。お互いのことを理解できていたり、尊敬の念を持って接していられているでしょうか。
まずは自分から歩み寄ります。仕事中に一言二言しか話したことのない人のことなんて、なにひとつ分かるはずもないです。それは相手にとっても同じです。その状態で会社や上司を非難することは全く無意味です。
上司であっても、近づき方は友達や恋の相手と同じだと思います。勇気をもって話す機会を設けてみて、自分のことを知ってもらうのが大切だと思います。
ランチに誘って断る上司はほぼ100%いませんが、誘ってくれる上司はいませんよ!
姿勢や熱意はどうか
はたして、自分は他人から見てサラリーマンとしてしっかり会社や社会に貢献しようという気持ちが表面化されているでしょうか。
会社に属していることは、会社からの仕事における期待と、自分のやってみたい仕事がマッチした結果だと思います。会社の役に立とうとする姿勢が欠けていたり、やりたいことに対する熱意がなくては、仕事を任せてみたいという気にさせることはできませんよね。
まずは、いま目の前の仕事を表面的ではなく、誰のどんな課題を解決することにつながっていて、その解決策は本当に良いのか、そもそも課題について現状を正しく理解しているかなど、本気で考えられているかを問います。
大してなにも勉強せず、課題に対する最適な解決方法も見出していないのに「つまらない」 などと言っていないでしょうか。自分の仕事が作業としか捉えられず、それが面白いかどうかしか見れていないなんてことはないでしょうか。
文句や愚痴をこぼすなら、まずは自分が考えられる最適な解を見出してからだと思います。
やる気は、やり切る力や探究心にもつながりますので、若者にとってなによりも武器だとわたしは思います。
経験や実績はどうか
24歳やそこらで、経験や実績が十分な人なんてそうそういないと思います。
ただ、わたしのようにいろいろな職種を渡り歩いてしまうと、同期でずっとひとつの職種を磨いてきた人に比べると、経験も実績も足元にも及びません。
でも、大事なのは目的だと思っています。
職種を変えるにしろ、会社を変えるにしろ、結局自分が何を目指しているのかが明確だと実績がなくてもチャンスを掴む、というよりも狩りに行く活力が湧いてきます。
狩りに行く場所は、社内だけじゃなくてもいいと思います。無償でも休日でも、ほしい経験のつめる場所や機会はないかを探します。その経験を社内に還元できたら、会社にとってもハッピーですよね。
状況は人それぞれですが、色眼鏡を外して、事を悲観せず、難しく考えすぎず、ちょっとの勇気を振り絞ってみたいと思います。
悲観的になったり、後悔ばかりしていては、とどまるどころか後ろに下がってしまいます。悲劇のヒロインを演じている人はもってのほかです。
3. やりたいことを口に出す
個人的な想いが入っていたり、自分の身の丈に合わないことだと分かっていると、口に出すのってすごく怖いんですよね。
めっちゃバカにされるんじゃないかとか、世の中の流れがわかってなさすぎるって思われるんじゃないかとか、鼻で笑われて聞く耳すらもたれないんじゃないかとか……
でも、これに蓋をしていたら、蓋を開けるタイミングをいつの間にか逃してしまいそうだったので、恐る恐る、でも勢いよく開けます。
自分の口で話すと、現実味が帯びてきますし、ヒントやアドバイスをくれる人もたくさんいます。なにより、自分自身の意識が自然と前に向かっていく感覚があります。
なので、「やりたいこと」には絶対に嘘をついてはいけないと思うのです。わたしにとって「やりたいこと」は、人生の目的とほぼ同義なので、安易に勢いで決めることはしてはいけないと思うのです。
かたや、本当にやりたいことなんて、一生かけても見つからないかもしれませんよね。わたしはいまめちゃめちゃやりたいことはあるし、人生の貴重な時間をそれに費やしたいって思っていますが、心の底から本当にそれがわたしのやりたいことなのかどうかなんて、もちろん誰にも、そしてわたしにだって分かる時は来ないかもしれないとも思っています。
ただ、人生を賭けてもほしいもの、見たい世界、味わいたい感情を得られずに死ぬことは、絶対にしたくないって、思います。
最後は自分がやるか、やらないかなんですけどね。
おわりに
世の中には本当にいろいろなものが出回っていて、いろんなものを読んだり、見たり、聞いたりしますよね。
こうなりたかったら、こういう人生を歩まなければいけないんだって思ったり、こういう性格でないといけないのかもしれないって思ったり、わたしが幸せにしたいたった一人のためよりも、誰かもよくわからない多数の人のために仕事をしなければいけないのではないかと思うことも多いですが、本当にそうなのでしょうか。
わたしの幸せは本当にそこにあって、その基準で頑張ったら本当に気持ち良く死ねるのでしょうか。
守るべきものも、失うものも、いまのわたしには一つもないんです。
信じる道を、生きるぞ。
【仕事が好きな、のんにゃんです】 仕事を辞めたいと思っている入社1年目の新卒同期に伝えたい、大手を半年で辞めて思うこと。 ゆとり世代が考える、組織で働くうえで絶対に大切なこと。 何度も泣いた。自社サービスを育てるにあたって絶対に大事だと思うこと