馬鹿じゃないの?
突然ですが、小 1 時間で100回くらい「馬鹿じゃないの?」と言われた経験はありますか?
僕はあります。
今です。
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馬鹿じゃないの!?
馬鹿じゃないの!?
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怒りに任せた睨みつけたようなで目で「馬鹿じゃないの?」と迫ってくる女性。
……この人誰だろう?
人生は喜劇である!
改めましてこんにちは。
三角エコビレッジサイハテ住人のゆうきです。
新感覚のSM倶楽部がサイハテ村にできたんじゃないか? と思わしてしまったらすいません。今日はサイハテ村に泊まりにきた演劇家のいちこじさんに演劇についてお話を聞きました。
演劇の魅力について聞いてみた
ゆうき:いちこじさんは演劇を使ったワークショップをいろんな所でやっているそうですが、ズバリ演劇の魅力って何でしょうか?
いちこじさん(以下、いちこじ):人生って演劇に似てると思わない?
ゆうき:言われてみれば……“ライオンキング” とかちょっと人生にシンクロする部分……あるかな? って……。
いちこじ:え……ないよね? ジャングルでゴリラとかに育てられないとないよね?
いちこじ:じゃなくて、みんな人生っていうストーリーを自らが演じて生きてるじゃない? しかもその脚本家でもあって、みんなそれぞれが演じてる世界ってのがある。
これからの時代、自分の人生をセルフブランディングしていかなきゃいけない時代になってくるの。そして、自らが思い描くストーリーを演じきるだけの「役者」としての情熱が必要になってくる。
何が言いたいかというと、人生の主導権を他人に譲ってはダメってこと! あなたという人生に起こる、うまくいかない出来事を上司や部下のせいにしたり、会社のせいにしたりしたら人生の主導権を譲ってることになってしまう。
主役から脇役に降りる事は簡単かもしれないけど……脇役にはオイシイ場面なんてやって来ないんだから!
ゆうき:あー、つまり新喜劇ですか? 吉本新喜劇!
いちこじ:違うでしょ! 話をよく聞いてた? あなた本当に馬鹿なんじゃないの!?
ゆうき:本当に馬鹿なんじゃないの……と。
いちこじ:あなたレポーターに向いてないんじゃない!?
怒って帰ろうとする演劇家
いちこじ:行かせて。
ゆうき:行かないでください。
いちこじ:マジで行かせて!
ゆうき:いや……行かないでください!!
いちこじ:もう行かせて!!
ゆうき:ちょ、行かないでください!
ゆうき……あ。
………。
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ミントを鼻に詰めて帰ってきました……
いちこじ:帰ってくる途中ミントを見つけたから鼻に詰めてみたわ。
ゆうき:それ……演劇のマル秘特訓法とかですか?
いちこじさん:これするとね……。
いちこじ:ミントの香りすごいの!
ゆうき:(……この人も相当な馬鹿なんじゃ…?)
で、どうでした?? 自分の演技。
いちこじ:ごめんごめん! さっきの「馬鹿じゃないの? 」も「行かせて! 」も演技力を見るものじゃないの。普段あんなシチュエーションないでしょ?
今回やってもらったのは演技ってツールを使って、自分の感情や想いを表現(=演技)してみて、どんな感覚になるのかっていう内面を観察したり…簡単に言ってしまえば“喜怒哀楽”を味わうって事なの。
あの有名なシェイクスピアも「この世はすべて舞台であり、すべての男と女はその役者にすぎない」と言ったように、みんな自分という役を演じてる。
演技が上手くなるって事は表現力が上がり役が立ってくるって事。つまり、人を惹きつけ面白い出来事が人生に増えていくって事なの!
ゆうき:Zzz…
いちこじさん:寝るんじゃねぇ! このブタ野郎!
ゆうき:やっぱり新手のSM倶楽部なんじゃ…
ゆうき:あ! まだ話が途中……。
〜fin〜
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