良い人生は良い朝から
こんにちは。
熊本三角エコビレッジサイハテ住人の魔法使いゆうきです。
ふぁ〜よく寝た!
今日はハロウィン、みんなお化けの格好とかしてチャラチャラしてるんだろうなー。

そうと決まればブラジルまでコーヒー豆を取りにいこう!

それじゃ行ってきまーす!

ヒューーーーー!
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ドテッ!!
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「あれ??と、飛べなくなってる!?」
……今日のところは家にあるのを使いましょう。
魔法を使って火を起こす
では、これからみなさんに魔法コーヒーの作り方を伝授したいと思います!

ほら、こんなに簡単に!
……あれ? 火がつかない……。

なかなかピントが合ってくれません。
水晶を使って“収れん発火”をさせる場合、光を一箇所に集中させる必要があるそうです。

そんな時は慌てず頭を使いましょう。
魔法使いは決して慌てません。


過去の事は忘れてもう一度火起こしです。紙だと平面でピントが合いやすくなりました!
お! 黒いものの方が火がつきやすいってのは本当ですね。すぐに穴が開き煙が出てきました。火がつくのも時間の問題ですね!
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30分後……遂に着火!
穴が開くだけで火がつく気配のないまま330分経過……半ば企画自体を諦めかけたその時、急にボワっと火が上がりました!
すごッ!! 本当に火ついた!!

さて、急いで種火に小枝を入れて火力を上げましょう!

火が強くなったらお湯を沸かします。

煙で鼻と目が利かなくなるのも魔法コーヒーの醍醐味です。
魔法コーヒーの美味しい入れ方

美味しい魔法コーヒーは「蒸らし」が肝心、お湯の温度は95度前後が適温です。コーヒーの中心から500円玉くらいの範囲でフィルターが濡れないようにゆっくり少量注ぎます。

20秒から45秒ほど蒸らしてから、中心で小さく「のの字」を描くように入れて落ちるのを待ちます。全体の3分の1位まで減ったら再度注ぎます。

ちなみにコーヒーが膨らむのはガスが出るから。ガスを出すことでコーヒーとお湯がなじみやすくなりお湯の通り道ができます。美味しさはこの「蒸らし」で決まります。フィルターの壁側からぐるっとお湯をかけたりしないように気をつけましょう!

最後に水晶で自分の未来を占います。(来月の生活費……どうしよう……)
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魔法コーヒーが出来ました
街はハロウィンで盛り上がってても、僕はゆっくりコーヒータイム。

ふー! やっぱり水晶から淹れる魔法コーヒーはうまいなぁ!

ジジ「ニャーニャー」

「あ……大変! おそのさんに頼まれてた荷物届けなきゃ!!」

「ブルルル〜」
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〜Fin〜