
へたくそでも大丈夫!12万個売れてわかったLINEスタンプの作り方【アイデア編】
こんにちは、はっしーです。
Googleアナリティクス、使って間もない人は何をどうしたらいいかわからないですよね。
そんな方たちのために、これまでの連載では、初期の設定方法や各機能の説明を中心に連載してきました。
今回は、実際の数値をもとに「どんな改善提案ができるか」を一緒に考えていきましょう。
今回は、「ランディングページの分析」を中心に改善提案をしていきたいと思います。
そもそもランディングページってなんだ??というあなたのために、まずはこのランディングページの説明です。
英語で書くと「Landing page」 つまり、着地するページです。
検索エンジンなどを通してページにユーザーがやってきたとき、最初に訪れるページです。
例えば、「スタンプ 作り方」と検索した時に出たきた検索結果から、こちらのページに訪れたとします。
へたくそでも大丈夫!12万個売れてわかったLINEスタンプの作り方【アイデア編】
はい、この時はこのページがランディングページです。(そう、宣伝です。)
ランディングページがわかったところで、「それがなんだ」「結局宣伝か」と思ったあなた。
お待たせいたしました。ランディングページの分析です。
まずは、Googleアナリティクスの「行動→サイトコンテンツ→ランディングページ」を開きましょう。
こちらはLIGブログの上位ランディングページです。
1番流入が多いのがトップページなのがわかりますが、4位のページの直帰率が90%以上だということもわかります。
つまり、せっかく流入が多いページなのに、他のページに遷移せずにこのページを見ただけで離脱しているということです。
機会損失にならないよう、こちらのページの改善提案をしていきましょう。
いよいよ、今回の目玉「改善提案」です。
今回はこちらのページを例に考えていきましょう。
敬語でビジネスメールを書こう!気をつけるべき4つのステップ
こちらのページは先程のランディングページのランキングで4位でありながら、92.94%と高い直帰率でした。
まずは、このページにユーザーがどこからやってくるのか調べてみましょう。
先ほどのページの参照元を指定してみましょう。
記事のリンクをクリックし、プライマリディメンションで参照元を表示します。
検索エンジンからの流入が多いようですが、参照元に関わらず直帰率は高いようです。
例えば、これが参照元のページによって大きく直帰率に差がある場合、
訪問する前のページに何らかの原因があると考えられますが、今回の場合はページ自体に直帰率の原因があると考えることができます。
ではなぜ、このページは直帰率が高いのか。
仮説を2つたててみました。
仮説1:ページにある情報が不十分である
仮説2:他のページへ遷移する導線が不十分である
先ほどたてた仮説に対して、どんな改善が有効か、改善提案をします。
ユーザーが期待した情報ではない情報がこのページにあるのではないかという仮説です。
まず、ユーザーがどんなキーワードで流入しているかみてみましょう。
このページに流入している方たちは、「敬語」というキーワードでの検索流入が多そうですが、記事内容はビジネスメールに沿った内容になっているため若干のズレがあります。
例えば、ビジネスメールだけではなく、もっと日本語の使い方に寄せるなど、記事内容を修正する改善提案ができるかもしれません。
そもそも他のページに遷移しにくい導線の設計が原因ではないかという仮説です。
関連記事などは記事内容に沿ったものが出ていますが、このページからの遷移があまりないようないので、違う記事にしてみるのもいいかもしれません。
先程のキーワードでも「敬語」というキーワードでの検索流入が多そうなので、「ビジネスメール」→「敬語」に関連記事のくくりを変えるという改善提案はできそうです。
また、記事と関連記事の間に「参考書籍」のリンクがあり、記事と関連記事が分断された印象があるので、こちらも改善の余地がありそうです。
今回はランディングページの直帰率に注目して、改善提案する一例をご紹介しました。
他にも直帰率を防ぐための施策はたくさんあります。
流入元となるランディングページで直帰率が高いページがあったら、まず何が原因なのか仮説を立ててみましょう。