
はじめまして。
デザイナーのはっしーです。
みなさんはLINEクリエイターズスタンプを使っていますか?
使ったことがない人も、その存在は知っていると思います。
LINEのアカウントを持っていれば誰でも作成ができる、オリジナルスタンプです。
僕も昨年の7月に「へたくそでごめんなさいスタンプ」をリリースし、現在までで4種類のスタンプを販売しています。
https://store.line.me/stickershop/product/1004009/ja
何度見ても、へたですね。なんかドロドロしてるし。
でもこのスタンプが、12万セット売れました。
絵がへたでも、使ってくれる人はいるんだ!!
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みなさんもLINEスタンプを作ってみませんか??
「今さらLINEスタンプを作っても、きっと売れないでしょ」とお思いの方もいるでしょう。そんなことはありません。僕は今が最大のチャンスだと思っています。
新しくなったスタンプショップにチャンスあり!
今までのスタンプショップは「ランキング」と「新着」という2カテゴリしかありませんでした。
売れているスタンプ、もしくは最近出したスタンプ以外は露出が少なく、販売してもユーザーに見つけてもらえないという状況が続いていたんです。
しかし、今年の7月よりスタンプショップがリニューアルされ、カテゴリごとの検索が可能になり、今までユーザーが見つけられなかったスタンプも見つけやすくなりました。
- 平均5日で販売開始! クリエイターズスタンプの審査期間が大幅短縮&スタンプショップに「カテゴリ」追加!
http://creator-mag.line.me/ja/archives/1030612957.html
さらに、3ヶ月以上かかっていた審査期間が平均5日と劇的に改善され、作ったものをすぐに販売でき、季節ネタや時事ネタなども作りやすくなっています。
まさに、、、、
そんなスタンプを作るには、まずスタンプのネタを考えなければなりません。
「作りたいけど、何を描いたらいいかわからない」
「絵がへただから、私には作れない」
そんな声を多く聞きます。
でも大丈夫! 僕もへたくそだけど作れたから!!
アイデアを出すために
今回は、そのスタンプを作る際の最初の難関、「アイデアを出すためにするべきこと」をいくつか紹介したいと思います。
1. まずはスタンプを使う!!
これすごく大事です。
スタンプに限りませんが、何かものを売る際には、自分自身がまず、そのユーザーになるということはとても大切だと思います。
製作者側だけの目線ではなく、いちユーザーとして使ってみてください。
実際に使ってみて、いろいろな場面で「ここでこういうスタンプがあったら使いたいな」というものが出てくるはずです。
くだらないものでも、それがアイデアにきっと繋がります。
2. ジャンルを5つに分けて考える
よく「40個もスタンプのアイデア浮かばないよー」という声を聞きます。
確かに、1つ考えるのも大変なスタンプを40個も考えるのは至難の業、、、のように思えますが、考え方を変えればそんなこともありません。
これは僕が意識していることですが、スタンプのジャンルを5ジャンルに分けて考えます。
- 【返事系】OK、NG、わかりました、なるほど etc…
- 【あいさつ系】おはよう、おつかれさま、ありがとう、ごめんなさい etc…
- 【感情系】嬉しい、悲しい、楽しい、大好き etc…
- 【機能系】電話します、手が離せない、待ってるよ、帰ります etc…
- 【インパクト系】うえーい!、いえーい!、ぷっぷー、ぎゃーー etc…
現在販売されているスタンプも、だいたいこの5ジャンルに分けることができます。
5ジャンルということは、1ジャンルにつき、8個だけ考えればいい!と思えば、漠然と40個作るよりハードルが少し下がる。。はず!
このジャンルバランスがとれているスタンプは、比較的使いやすいです。
売れないスタンプ、使いにくいスタンプは、インパクト系ばかりに偏っているなど、アンバランスなものが多いように感じます。
3. 少なめのカテゴリを狙う!
今から作る方は少しでもライバルが少ないほうがいいですよね。
狙うのは、登録数が少ないカテゴリです!!
ここで現在のカテゴリを見てみると、、、
カッコいい、トリなどのジャンルはだいたい2000個くらいしか登録されていません。1スタンプに2カテゴリ設定できるので、、、カッコいいトリスタンプなんてどうでしょう。
どこかで聞いたことがあるような名前ですが、、、カテゴリを絞って作るのもいいかもしれません。
スタンプを作って気がついたこと
ここからは僕が、実際にスタンプを販売して気づいたことを紹介します。
1. 返事系、あいさつ系はよく使われる
あまり知られていませんが、販売を開始すると前日までにスタンプがどれくらい使われたかを確認することができます。
これを見ると、僕が販売しているスタンプでよく使われているものは「OKです」や「おはようございます」などあいさつや返事に使うものが多いです。
このようなスタンプは比較的使用機会が多いものなので、作るときには入れるようにしたほうが、より使ってもらえるようになると思います。
2. 瞬発的に使えるものがいい
ある日、僕はひらめきました。
3つ組み合わせて使うスタンプがあったら新しいし、売れるんじゃないか。。
そして作ったのがこのスタンプです。
「他人まかせでごめんなさいスタンプ その1」
頭と胴体と足の3パーツに分けて、言葉と絵を組み合わせることができる画期的なスタンプ。
https://store.line.me/stickershop/product/1078905/ja
これは発明だ。そう思いました。
結果から言うと、、
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発売後に実際に使った方から話を伺うと、「3つ選ぶのが大変」「いちいち考えないといけないから使いづらい」といった意見をいただきました。
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だよね。
3. 使い道を限定しないスタンプは使いやすい
先ほど言った、瞬発的に使えるスタンプという部分につながるのですが、使うときに考えたり、時間がかかるものは使いづらいのです。
では、1番使いやすいスタンプとは何でしょう。
それは絵だけのスタンプです。
もちろん言葉が入っているもの(おはよう、おやすみなど)は具体的なシチュエーションを連想させてくれるので、使いやすいので入れておいたほうがいいでしょう。
しかし、言葉のない絵だけのスタンプは、それ以外のなんとも言えない状況などで使うことができ、汎用性が高いので、これも作っておいたほうがいいです。
話の流れで考えずに使うことができます。
さいごに
買ってもらうことも大切ですが、使ってもらえるということも、とても大切です。
なぜなら、友だちが使ったスタンプをそのまま購入できるというLINE特有の販売形態があるからです。
つまり、「使ってもらえる=宣伝してもらえる」なのです。
唐突ですが、また新しいスタンプを作りました。
今回の記事の中でちらほら使っています。みなさんも使ってください。
https://store.line.me/stickershop/product/1182770/ja
次回は実際にスタンプの作り方から、販売までの流れを紹介をしたいと思います。
この記事をきっかけに「自分もひとつ作ってみようかな」と思ってくれる人がいてくれたら嬉しいです。
へたくそでも大丈夫! 使ってくれる人はきっといますよ!