こんにちは。ライターの紳さんです。
今回、渋谷のグローバル企業、Tokyo Otaku Mode(通称:TOM)さんのオフィスに来ました。
元々は個人が運営するFacebookページとして誕生したTOMさん。海外向けに日本のアニメ、マンガ、ゲーム、音楽、ファッションなどの最新情報を発信し続けた結果、なんと1,890万人のファンから支持されるほどの大人気を獲得!
今では会社を立ち上げ、日本のサブカルにちなんだグッズを海外向けに販売するようになりました。いわゆる越境EC事業がメインとなっております。
Facebookページにこれだけのファンがついている日本の企業は珍しい!その人気の秘密に迫るべく、TOMさんのオフィスを紹介していこうかと思います!
ちなみに、僕の後ろにいるのは今回オフィスを案内してくれるエンジニアのアレックスです。
実は、僕とアレックスは以前、とあるボードゲームパーティーで知り合った仲。
TOMさんに就職していたとは知らなかったので、突然の再会に驚きました。早速、色々とオフィス内を見て回ると…
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まず、最初に目に飛び込んできたのは大量のぬいぐるみ。中でも、アルパカをモチーフにしたものが多く見られました。
TOMさんが海外向けに出荷しているグッズの中でも、このアルパカのぬいぐるみ「アルパカッソ」がとにかく大人気なんです!
日本のサブカルが海外で人気なのは知っていたのですが、アルパカが人気だとは意外ですよね!
そもそも、アルパカは南アメリカ大陸出身の動物。日本の文化とはおよそ関係ない気がするのですが?
とにかく、TOMさんのオフィスには至る所にアルパカッソが生息しています。
こういったネイルも海外で人気なのだとか。
原宿のファッションや「きゃりーぱみゅぱみゅ」などに代表されるように、これも「kawaii(可愛い)」というジャンルのジャパニーズカルチャーなんですね。
こんな感じの面白いTシャツも海外向けに販売しているようです。
エロい! そしてアレックスが着ると少し変態的です。
続いて、働いている人たちのデスク周りを拝見させていただきました。
アニメやゲーム関連のグッズに囲まれた、幸せそうなデスク周り。
これを見るだけでも「社風、めっちゃ自由そう」って思いますよね。
ちなみに「℃-ute」というアイドルが社内で流行っているのだとか。
僕は普通に「キュー↑ト↓」と発音したのですが、正しくは「キュー↓ト↑」だそうです。
この圧巻のデスク周り。社名にOtaku(オタク)と付くだけのことはあります。
オタクという言葉は、かつての日本では「カッコイイ」とは認識されないイメージでした。ところが、海外に向けてアニメやマンガの情報発信をすると「COOL!」という評価に変わります。
日本が誇るべき素晴らしいコンテンツの数々が、着実に海外の人気を集めているんです。
スタッフの方は絵も上手。Kawaii!
アメリカ、中国、メキシコなど、色んな国の出身者が在籍しています。多国籍でグローバルな環境のオフィスです。
社内公用語は日本語ですが、英語ランチや英語勉強会といったイベントが頻繁に行われているとのこと。さらに福利厚生として、言語の勉強やTOEICテストに掛かる費用に補助が出ます。自然と英語が身につく環境なんですね!
自分達が大好きな日本のサブカルに触れながら仕事ができる幸せ。
現在は90名ほどの社員がいるとのことで、サービスの開発、マーケティング、翻訳、物流など様々な仕事を担当しています。リモートで働く方も多いのだとか。
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こちらは創業者であり、代表の亀井さんをモチーフにしたペーパークラフト。
御本人にもお会いすることができました。
亀井さんは「日本のオタク文化で世界をハッピーにする」ということを活動のテーマとして掲げているとのことで、これからは越境EC事業だけでなく、TOMとして様々な取り組みを続けていきたいと話します。
まとめ
Tokyo Otaku Modeさんのオフィスはとにかく、「グローバル!」という印象でした。
スタッフの方々も日本のサブカルが大好きで、本当に楽しく働いているようですね!
2020年には東京オリンピックが開催され、日本という国にますます注目が集まります。その時に日本の「オタク文化」に対する人気が市場にどんな影響を与えるのか本当に楽しみです!
これからも世界に誇れる日本のサブカルコンテンツをどんどん発信していって、それに関わる様々な人たちをハッピーにして欲しいと思います!