おいしいものが食べたいエリーです。
ネットで話題のレシピを「ねとめし」と呼ぶことがあります。わたしもねとめし界に新たなムーブメントを起こしたく、歴史に学ぶことにしました。
江戸時代に流行ったらしい「はまぐり鍋」
なんとなく江戸時代の食べものって質素なイメージがあったんですが、調べてみると素材の味を活かしたおいしそうな料理が多いんです。
そのなかでも『大江戸料理帖』で紹介されていた、「はまぐり鍋」を試してみることにしました。
実際に「はまぐり鍋」を作ってみます
必要な材料はたった3つ。
- はまぐり
- 日本酒
- 水
貝の大小は、味に関係がないそうです。新鮮そうなものを選びましょう。
まずは砂抜きをします。
塩分濃度3%の水に、はまぐりを漬けます。1リットルの水なら30グラムの塩が必要です。お水は貝の頭が出るぐらいのひたひた感がいいとのこと。
このうえに新聞紙を載せて、3時間ほど放置しました。
つづいて鍋にうつし、水と日本酒を注ぎます。日本酒は水の三分の一ぐらいです。
フタをして沸騰を待つと……。
完成しました!
はまぐりを煮ただけなのに、この透き通った乳白色。
塩などを加えなくても、はまぐり本来の旨みで充分に味があります。むしろ濃いぐらい。
これは日本酒だ……。
ごちそうさまでした!
砂抜きの手間はありますが、それ以降はものすごく簡単。300円ぐらいでおつまみが欲しいときにどうぞ。