LIGデザイナー採用
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2016.06.08
第43話
べべ旅 〜ひとりぼっちの日本一周編〜

獲った「カラス」を捌いて食べました。命に感謝した1日。(モザイクあり)

野田クラクションべべー

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こんにちは。エアシャワーから失礼します。

野田クラクションベベーです。

 

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べべ旅51日目は株式会社椿説屋さんの工場を訪問しました。僕の隣にいるのは取締役の高田さんです。

こちらでは現在、鹿肉・イノシシ肉の販売をする傍ら、鹿肉を利用した削り節(鹿節)猪肉から作った醤油(猪肉醤などを作っているそうです。

高田さんのご厚意と、取材した内容をLIGブログで発信することによる日本の食育への発展を期待し、特別に工場見学、カラスの捕獲・調理・実食を体験させていただくことになりました。

 

今春オープン!九州狩猟肉加工センター

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工場では白衣は絶対です。

これを着ずに、ごぼうやヘチマで殴られても文句は言えません。

 

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こちらのタンクは、猪肉醤を作るためのモノ。蛇口を捻れば野生の旨味が出るという、ナポレオンもビックリの仕組みです。

 

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こちらは鹿節を作るための乾燥機。どんな味ですかね、鹿節…。

 

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こちらはショックフリーザーと言って急速冷凍をする装置になります。マイナス40度くらいになるそうなので、フザケて手を入れたら120%後悔する結果になるでしょう。

 

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食品を加工した後に、異物混入(銃弾など)を防ぐための工程も。

 

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完成したら巨大冷蔵庫に保管します。

普段、なかなか見られないような装置を見ることができて勉強になりました!工場見学はこの辺にして、いよいよカラス狩りに行くことにします。

 

いざ、カラス狩りへ…

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高田さんの背後に貼ってある尊師という写真の人物は、工場を共同運営しているLD&Kグループの大谷社長とのことでした。

きっと「離れていても心はひとつだよぉ」みたいなメッセージが含まれているのでしょう。大谷社長の為にも、良いカラスを獲りたいと思います!

 

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さらに狩猟家の坂本さんがパーティーに加わりました。

欠けた前歯は獣たちとの歴戦の証…では無く、飲み過ぎて転んだそうです。

 

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ちなみに狩猟は免許が無いとできないため、僕は見ているだけです。命をいただくことの大切さ、尊さをこの目にしっかりと焼き付けます!

(これより先、生々しすぎる写真にはモザイクをかけております)

 

 

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やってきました。この大きな箱がカラスを捕獲する用の罠になります。

狩猟と聞いて「飛んでいるカラスを弓矢とかで打ちぬく」と思っていたのですが、イメージと全然違うので驚きました。

 

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坂本さんがカラスとの臨戦態勢に入ります。

 

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罠の中に果敢に入り、鳥用の網で捕まえます。

苦戦すること10分……

 

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見事に捕獲しました。

幾度となくクチバシで突かれながらも、ひるむことなくカラスを捕まえた坂本さんの姿は生命力に満ち溢れていて、カッコよかったです。

 

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捕獲後は逃げないように羽を切っていきます。

 

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その後は、肉の鮮度を保つために血抜きをします。

カラスこそ食べたことないですが、自分が何気なく食べている牛・豚・鶏の肉もこのような過程を経て食卓に並んでいるため、改めて命に感謝しないといけないと思いました。

 

 

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高田さんがプロデュースするジビエ料理、「焼山 大分本店」に来ました。

「焼山」は、東京の渋谷などにある人気カフェ店「宇田川カフェ」を手掛けるLD&Kの新店舗であり、”地産地消”をテーマにしています。

そして、いよいよカラスを捌くことになりました。ここからは免許がいらないので、僕もお手伝いさせていただくことに!

 

 

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2重にグローブをつけて準備満タンです。

 

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さきほどのカラスですが、まだ温もりがあって「命」を感じました。いざとなると、やはり失いゆく命と向き合うのはとても怖いもので、ついつい顔が引きつってしまいます。

 

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店長(写真 左)に優しくレクチャーしてもらいながら、調理していきます。

 

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うぁぁぁぁぁ!

 

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おぅぅぅぅぅぅ……

 

 

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なんとか、下ごしらえは終了しました。

情けないことですが、正直、むせかえる血の匂いがここまで鮮烈だと思わず、何度も叫び声を上げてしまいました。これも良い体験です。

人間が生きていくためには必要なことであり、生き物に対する「感謝」の気持ちが強くなります。

 

…カラスの肉は臭みを取るのに時間がかかるため、その間に高田さんに色々な話をお伺いすることにしました。

 

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大谷さん(尊師)と色々な仕掛けを打っている高田さん。

ムジナ(穴熊)を使った会員制のすき焼き屋を渋谷でオープンしたり(現在は、一般の方でもご利用頂けます)、世にも珍しい鹿節や猪の肉を使った調味料プロジェクトをクラウドファンディングで募集したりと、様々な挑戦を続けてきました。

若い頃は、動物を捌く仕事なんて考えもしなかったそうです。ちなみに、今狙っている食材はモグラなのだとか。

 

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元々はコピーライターをしていたと話す高田さん。

「良いコピーライティングをするためには、依頼主(会社)のことを知らなければできない」、という観点から色々なことをしている内に、会社のコンサルティングを頼まれるようになったそうです。

それから何やかんや色々なことがあって、鹿肉や猪肉を調理するに至ります。

 

今の目標は、この活動を続けてジビエについての情報をもっと多くの人に届けることなのだとか。

 

 

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そうこうしている内に、先ほど調理をしたカラスの炭火焼きが完成!

 

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ガブ……!

 

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う、うまい!

身はしっかりと引き締まっていて、ささみのような食感にレバーのような味わいです! 野性味溢れますが、濃厚。カラス旨すぎ。

 

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他にも、ジューシーなお肉とさっぱりとした薬味のバランスが最高の「鹿ロースのたたき」

 

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骨まで食べれてしまう「鵯(ひよどり)の炭火焼き」

 

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脂がめちゃくちゃ乗っている「猪(いのしし)の西京味噌漬け」をいただきました。

 

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全部旨すぎます……。自然の恵み半端ないです……。

 

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今回は、特別にハブ料理までご馳走していただくことに。

またしても調理を任されたのですが、カラスと違って血が出ないため、案外簡単でした。

 

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ハブの皮をプレゼントされたのですが、生臭さが半端じゃなかったので丁重にお断りします。

 

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ハブのエキスがたっぷり詰まったスープが出来ました。

元気になるってこういうことか!って体で感じましたね。

 

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こちらのカラスにキッスをしようとしている美人は、ハロー大分の人気レポーター「ともちゃん」こと、岩崎朋美さんです!

 

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僕が捌いたカラスも豪快に食べています。美女なのにやることがワイルドで、ギャップにドキがムネムネしますね。(ドキムネ)

 

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震災の影響をたくさん受けた大分県ですが、そこで暮らす人々は明るくて元気そのもの!!

 

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「別府や由布院で温泉に入るものも良し。焼山でジビエ料理を満喫するのも良し。ぜひ、魅力たっぷりの大分に足を運んでください〜」

との熱いメッセージを受けました!

 

本当にごちそうさまでした! もう、今までに使ってきた「ごちそうさま」を超える想いを込めて、命に感謝したいと思います。

 

51日目 まとめ

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本日は「命」の大切さについて学びました。

生きるということは食べるということ。食べるということは命をいただくことに他なりません。

食卓に並ぶ肉や魚は、初めからあのような形ではありません。誰かが捕まえて、殺し、加工して販売しているんです。

正直、カラスを捌くまでは「自分は関係ないからいいや」と思っていました。

どの職業でもそうですが、自分に関係ないということは無いと感じましたね。だからこそ、すべての物事を他人事と捉えず、自分事として見れるような人間になりたいと思います!

 

…ちなみにカラスさん達の貴重な命をいただいたので、使ったお金は0円という結果になりました。カラスさん達、ありがとうございました!

 

【使ったお金】
0円

【残りの所持金】
17,411円

 

明日は大分市を抜け、再び福岡県に向かいます!

以上、ベベでした。

 

※LIGブログ編集部よりお知らせ

読者の皆様、べべ旅の記事を読んでいただき誠にありがとうございます。
この連載は実際にべべがその土地を訪問してから記事を公開するまでにタイムラグがあるため、正確なべべの現在地を知りたい場合は

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全国の皆様からの激励のメッセージ等、お待ちしております。

今後とも野田クラクションべべーを宜しくお願い申し上げます。