こんにちは。平成3年生まれ、社会人3年目のmisakiです。
最近、気づいたんです。身の回りに「3」という数字があふれていることに。
「3」にまつわるものを調べてみた
活動時間3分「ウルトラマン」
「なんで3分で帰っちゃうの?」と思った幼きころがあなたにもあったはず。
ウルトラマンの活動時間が3分の理由は、特撮・格闘シーンでは予算を大量に浪費するため、30分番組の1割に当たる3分間に収めたかったからだそう。
大人の事情が関係していたんですね……。
調理時間3分「カップヌードル」
日清食品が1971年に発売した「カップヌードル」。調理時間3分の答えは、サイトの質問コーナーに書いてありました。
最も食感の良い状態が3分です。仮に、薄く細いめんであれば1分で戻すこともできますが、これではめんのコシや食感を保つことができません。一番おいしく食べていただくために、コシがあり食感の良いの厚み、太さを研究したところ、3分かかって戻るめんが最適であることがわかりました。また、3分は長くもなく、短くもなくちょうど良い時間といわれています。
たしかにお腹が空いていなければ、3分は許容範囲。
高さ333m「東京タワー」
当初、東京全域に電波を送るためには380mの高さが必要と言われ、建設されていた東京タワー。風による放送への悪影響などを考慮し、再度高さを計算したところ333mという数字が導き出され、現在の高さになりました。
ことわざ「石の上にも3年」
新社会人の方で、このことわざに頭を抱えている方もいるのでは? 冷たい石でも3年間座り続ければあたたまる。つまり、何事にも忍耐強さをもつ大切さを意味しています。
▼その他:「3」のつくことわざ(例)
- 朝起きは三文の徳
- 三日坊主
- 仏の顔も三度まで
- 三人寄れば文殊の知恵
- 三顧の礼
- 朝三暮四
- 三本の矢
- 三度目の正直
恋愛においても「3」はターニングポイントに!
「3回目のデートで進展がなければ、恋人関係にはならない」「付き合って3ヶ月目は破局する最初の時期」「 交際3年目は恋愛感情が冷めてくるとき」など、恋愛でも「3」が用いられています!
「3」がよく使われる理由には3つの説があった
ウルトラマンやカップヌードル、東京タワーに「3」がついたのはたまたまだと思いますが、その他の場面で「3」がよく使われる背景には3つの説が考えられます。
1.古代中国の「陰陽思想」にもとづく
古代中国の陰陽思想では、奇数が陽、偶数が陰とみなされています。
また、1は「元気」、2は「陰気と陽気」、3は「天地が合うと万物を生む穏やかさ」を指すといわれ、古代中国の「3」に対する熱い思いが日本に伝承されたという説があります。
2.縁起がよいとされている
「満つ」や「充つ」などに通じるおめでたい意味をもつ「3」は縁起がよい数字。
一方、割り切れる2や4は「縁を切る」と連想され、縁起が悪い数字とされています。
3.調和を表す
点や線などでしか表せない1や2に対し、「3」は三角形など面をつくれる数字。
対立が懸念される2や4などの偶数に対し、調和のシンボルという位置付けになっています。
おわりに
これまで、「世界三大〜〜」というくくりや、タイトルや見出しに「〜〜〜3選」「〜〜の3つのポイント」など、頻繁に「3」が使われているのを疑問に思っていたんですが、どうやら「3」には神秘的な意味合いがあったようです。
数字の「3」から、ぜひ縁起と調和パワーをあやかってみてください。
それでは、また!