
こんにちは。長野チームエンジニアのヤスタカです。
4月11日から15日まで、鹿児島県の甑島(こしきしま)に「どこでもオフィス」という企画でリモートワークをしにいってきました。
どこでもオフィスについてはこちら ▼ 1週間限定!LIGメンバーと「どこでもオフィス」で働いてみませんか?〜鹿児島編〜
        
前回はデザイナーのずんこが、どこでもオフィスの1日をレポートしてくれたので、今回僕は、リモートワークの間におこなった、島をめいいっぱい満喫できるアクティビティをご紹介していきたいと思います。
        1週間限定!鹿児島のちいさな離島、甑島(こしきしま)でリモートワークをしてきました
滞在中のスケジュール

滞在中のスケジュールはこんな感じ。昼休みや朝、定時後を使ってじゅうぶん遊べそうです。
 

いざ、アクティビティ!
1. クルージング
まずは手軽に楽しめる、クルージングからご紹介します。昼休みを使って参加しました。
 

甑島は3つの大きな島から構成されていて、その周りには大小様々な無人島や巨岩が点在しているのですが……
 

その中でも有名なのがこのナポレオン岩。ナポレオンの横顔に似ていることから名付けられたそうですが、どの辺りがナポレオンなのか、正直僕にはわかりませんでした。
 

断崖や奇岩スポットをめぐるクルージング。恋人と一緒にいったら素敵な思い出ができるんでしょうね。
 

船の先端ではタイタニックごっこもできますよ。
 

ウミネコの餌付け体験もできます。めっちゃ近くまでくるので、鳥恐怖症の方はご注意を。
 

波が高い日はゆれるので、船酔いする人は酔い止めを飲んでおきましょう。ちなみにメンバーのひとりは、酔ってそのまま海へ落ちてました。船長曰く「長年やっているけど、服のまま落ちた人ははじめて」だそうです。(※くれぐれもお気をつけください)
| 名前 | 観光遊覧船「かのこ」 | 
|---|---|
| アクセス | 里港からは、車で15分 中甑港から出港 | 
| 料金 | 大人:2,500円/子供:1,300円 | 
| 所要時間 | 約2時間 | 
| Webサイト | http://www.koshikijima.net/cruise/kanoko.html | 
2. ナイトツアー
お次はナイトツアー。綺麗な星が見られるのはもちろんのこと、このナイトツアーは、ちょっとひと味違うんです。終業後に参加してきました。

まずは、漂流物の物語を聞くところからスタート。今回ガイドをしてくださる斎藤さんの家へおじゃまします。
 

まるで理科の実験室のような斎藤さんの家。ひろってきた漂流物が所狭しと保管されています。
 

僕が1番気になったのはこのアオイガイ。綺麗な形で保管されていました。潜水艦と一緒で、殻の中の液体を入れたり出したりして浮力を調整して水中での上下運動をしているのだとか。おもしろいですよね。
 

これは海ガメ(左)と陸ガメ(右)の骨。近年、ビニールをクラゲと間違えて食べてしまい、死んでしまうカメも増えているそうです。何気なく出した人間のゴミで命を落としてしまう生物がいることを、実感させられました。
 

そしてこちらはなんとイルカの頭蓋骨。イルカは帰巣本能が高く、耳の骨はサーファーが「無事に帰ってこられるように」と、お守りにしている人も多いそうです。
 

斎藤さんが説明してくれる、漂流物のストーリーは生物学から歴史の話まで及ぶとてもおもしろい内容だったので、ぜひ一度聞いてみて欲しいです。海岸を歩くときの漂流物に対する見方が変わること間違いなし。
 

漂流物を堪能したあとは、長目の浜(ながめのはま)という絶景スポットに、満天の星空を見にいきました。
 

写真提供:こしきツアーズ
天候によってはプラネタリウムみたいな星空が見られます。
 

写真提供:こしきツアーズ
斎藤さんが語ってくれる星々の話に、暖かいハーブティーを飲みながら耳を傾けます。昼間、めいっぱい遊んだ体と心を癒やしてくれる、素晴らしいツアーでした。
| 名前 | ナイトツアー | 
|---|---|
| アクセス | 上甑内であれば送迎可 | 
| 料金 | 1名:3,000円 | 
| 所要時間 | 約1時間半(雨天中止) | 
| Webサイト | http://www.koshikitours.com/ナイトツアー | 
3. シーカヤック
休み時間にシーカヤックにも乗ってみました。
 

道具はすべて一式レンタルできます。念のため、濡れてもよい格好でいきましょう。
 

準備運動とカンタンなこぎ方の説明を聞いたら、カヤックに乗り込みいざ出発!
 

甑島の地形が生み出す険しい断崖と、青くキラキラ光る海を眺めながらゆったり漕いでいきます。2人乗りのカヤックなので、息を合わせてカヤックを漕ぐ感覚もとても楽しいです。
 

安定している舟なので、はじめての方でもひっくり返るという心配が少なく、安心です。
 

途中、青の洞窟のような場所入っていったり、岩場の中を進んだりしました。アクティビティの中でもイチオシなので、晴れたらぜひ体験してみてください。
| 名前 | シーカヤック | 
|---|---|
| アクセス | 上甑内であれば送迎可 | 
| 料金 | 1名:7,000円 | 
| 所要時間 | 約2時間(雨天・強風時中止) | 
| Webサイト | http://www.koshikitours.com/シーカヤック | 
4. 長目の浜(ながめのはま)散策
甑島の中でも1番の景観といわれるこの長目の浜にも足を運んでみました。
 

まさに絶景!
 

レンタカーを借りても向かってもよいですが、せっかくなのでフェリー乗り場で貸してもらえるEVカーを借りてみました。2時間で2,000円でレンタルできちゃうのでオススメです。
 

仕事で凝り固まった体を、伸び伸びと伸ばすことができました。
 

下の浜に降りると石ころだらけの浜が広がっています。せっかくなので、以前LIGでも取材させていただいたロックバランシングにチャレンジしてみました。
- ロックバランシングとは
 - 自然の石を絶妙なバランスで積み上げるアートで、古くから世界中で楽しまれている遊びのひとつ。お金をかけず楽しく遊べるアクティビティとしても、最近注目を浴びています。
 
詳しい記事はこちらから ▼ 石が立ってる…!重力を無視しているとしか思えないロックバランシングを取材してきた
        

結果、本物のロックバランシングにはほど遠いただの石積みで終わりました。
| 名前 | 長目の浜 | 
|---|---|
| アクセス | 里港から車で15分。 バス利用は、里港発桑之浦行き甑ふれあいバスで瀬上下車、徒歩20分  | 
| Webサイト | http://satsumasendai.gr.jp/spotlist/2143/ | 
5. 豆腐作り見学
今回滞在した「island Hostel 藤や」さんの運営するおとうふ屋さんで豆腐づくり見学もさせてもらいました。

見学は朝の6時からだったのですが、めっちゃくちゃ眠い。おとうふ屋さんの朝はやはり、早いですね。眠い目をこすりながら山下商店に向かうと、大豆の香りがふわっと広がる蒸気に満ちた工場へと入ります。
 

まずは豆腐の原料となる大豆を十分に洗い、数時間水に浸します。それだけで美味しく食べれそうなほど、水分を含んでふっくらとふくらんできます。
 

この大豆を水と一緒にグラインダーで挽き、呉(ご)と呼ばれる状態にして……
 

蒸気で加熱してその後、豆乳とおからに分離します。
 

できたての豆乳を飲ませてもらいました。普段は調整豆乳派ですが、できたての豆乳は豆の青臭さがいっさいなく、とても美味しい!
 

出来上がったお豆腐は、その場でいただけます。オリーブオイル・塩・醤油で食べるできたてのおとうふは、ほっぺたが落ちるウマさ。
 

豆腐作り見学は、藤やさんに宿泊していると、800円で体験できます。
| 名前 | 朝とうふ見学 | 
|---|---|
| アクセス | 里港より徒歩10分 | 
| 料金 | 1名:1,000円 | 
| 所要時間 | 約1時間 | 
| Webサイト | http://island-ecs.jp/food/1280/ | 
6. 釣り
島といえばなんと言っても釣りですよね。ディレクターのまさしから「朝6時に行こう」と誘われた時には、早すぎてすぐさま「行かない」と答えたのですが、無理矢理連れていかれました。

甑島はきびなごという魚が有名で、飲食店をたずねると必ずといっていいほど出てきます。これを狙いたかったのですが、釣り竿ではむずかしいとのこと。
 

「カサゴなら簡単に釣れるよ」とのことだったので、とりあえず行ってみました。
 

そんなカンタンに連れないだろうなーと思いながら釣り竿を垂らすこと約10分……
 

ドンピシャでカサゴが連れました。仕事前の早朝1時間、釣りをしてから出勤って良いですよね。
※後ほど海に返しました。
| 名前 | 釣り | 
|---|---|
| アクセス | 港 | 
| 料金 | 仕掛け代800円くらい(餌代は150円くらいでした) | 
| 所要時間 | 好きなだけ | 
| Webサイト | http://www.koshikijima.net/fishing/fishing-news.html | 
まとめ:甑島は仕事の合間にめっちゃ遊べる!
いかがでしたか? 島のリモートワークは、とにかく空き時間にめっちゃ遊べます。仕事と遊びの切り替えがしっかりできれば、有意義な時間が過ごせそうです。
まだまだ観光地化されていない分、遊べる場所がたくさんあるわけではないですが、だからこそ、都会では味わえないような、自然と遊べるアクティビティが豊富でした。
ぜひ甑島で、いろんなアクティビティをのんびり体験しながら、リモートワークしてみてください。
 

それでは、また!
 
Photo協力:長野竜成