結婚指輪が手作りできるお店「SORA」がスゴい!嫁にとても喜ばれました。

結婚指輪が手作りできるお店「SORA」がスゴい!嫁にとても喜ばれました。

紳さん

紳さん

こんにちは! ライターの紳さんです。

 

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僕がブログで嫁を募集し、とある女性と初対面で即日入籍したのが3年前。

今でも非常に仲のよい夫婦関係を続けています。

 

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……ちなみに、プロポーズで渡した指輪は急ごしらえのため、サイズが全然あってないんですよね。嫁は大切に保管してくれていますが、指につけることはないです。

 

3周年記念に結婚指輪を手づくりしてみます

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というわけで、今回はPRがてら表参道にあるSORAさんにやってきました。

嫁にちゃんとした指輪をプレゼントしたいと考えていた矢先、PRのお話をいただいたので、「それは絶対、僕にやらせてほしい! 指輪つくりたい!」と飛びついた次第であります。

 

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こちら、オリジナルの指輪をオーダー&手づくりできるお店なんですね!

元々はオーナーが彫金教室を開いていたとのことで、スタッフの金属に対する知識、金属加工における技術力の高さには自信があるそうです。

 

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一般的に、結婚指輪の素材はゴールドやプラチナが人気ですが、

 

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SORAさんの一番人気はジルコニウム素材なんだとか!

このグラデーションは塗料で塗られたものではなく、ジルコニウム自体が放つ美しい輝きによるものなんです。

 

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めっちゃ綺麗なので、僕もジルコニウムの指輪にしようと思います。

 

どうしてジルコニウムに色がつくの?
ジルコニウムやチタンなどの一部の金属は、酸化することで表面に「酸化皮膜」という保護膜ができます。
この膜は無色透明なのですが、光の入射角によって「酸化皮膜の表面で反射する光」「金属の表面で反射する光」に分かれ、これらの光は波の性質によって干渉し合い、なんやかんやあって、最終的には愛の力で様々な色に輝いて見えます。

 

早速、指輪づくりにチャレンジ

正しく情報を伝えるため、制作工程は真面目に説明します。

そういうのに全く興味のない人は、合間に出てくる「秒速結婚エピソード」をご覧になりながら読み進めてください。いつの間にか指輪が完成していますので。

 

1. デザイン決め

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まずは、どんな色・形の指輪にするのかイメージを固めていきます。

担当スタッフの方からアドバイスをもらい、「文字は彫るか? テクスチャーは入れるか?」などの細かなデザインについて綿密に打ち合わせをしていきました。

 

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美大出身のスタッフの方が完成予想図を描いてくださったのですが、超上手!

指輪の色はブルー系とオレンジ系のグラデーションを狙いたいと思います。

 

秒速結婚エピソード① 親に怒られる
秒速結婚記事を発表した直後、親から電話がかかってきました。「本当に初対面の人と結婚したの?」と聞かれ、「そうだよ」と答えたら、すごく怒られたんです。ウチの親の意見としては、「結婚とは当人たちだけの問題ではなく、家族や親戚にも関わってくることだから、まず相談すべきだし、ノリでやったらダメ」とのことでした。しかも翌日、テレビで秒速結婚が取り上げられ、近所の人からも「息子さん、結婚したらしいね。テレビで見たよ」と言われ、つらい思いをしたのだとか。本当にご迷惑をおかけしました。ただ、当人たちがすごく仲良く、幸せな生活を続けていることについては、親たちも喜んでいるみたいです。

 

2. 指輪に文字を彫る

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金属加工専門スタッフである森川さんの指導を受けながら、実際に指輪を製作していきます。

正直、素人にはかなり難しい作業も多いですが、森川さん曰く「人の手で作るものなので、多少の失敗はあります。むしろ、それが味になるんです」とのことでした。

 

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指輪に文字を彫る方法はいたってシンプル。小さな文字が書かれた鋼を当てて、上からハンマーで叩くだけです。

 

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ちなみに僕は「LET IT BE.」という文章を指輪に彫ることにしました。僕の指輪に「LET IT」、嫁の指輪に「BE.」と入れていきます。

僕たち夫婦は「とりあえず結婚してから色々考えよう」というテーマで生きてきたので、LET IT BE.(あるがまま)というメッセージが良いかな、と思いまして……

 

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結果、めちゃくちゃ上手く彫れました。

ちなみに、カップルで作業する場合は「お互いの指輪を交換して、自分の名前を彫る」というのがお決まりのパターンらしいです。トレンディドラマか。

 

秒速結婚エピソード② 初デートは代々木公園
結婚した翌日、代々木公園で待ち合わせをして初デートをしました。ずっと敬語で会話をし、そのぎこちなさたるや、とても夫婦とは思えませんでしたね。なんせ、最初にした会話が「ご兄弟とかいらっしゃるんですか?」とかでしたので……。でも、すぐに仲良くなって、「住む家、どうしようか?」という話になり、デートを早めに切り上げて不動産屋に行ったのは良い思い出です。その後は家に帰るのが面倒くさくなり、「……ウチ、泊まってく?」「……いいの?」みたいなやりとりを経て、嫁が恵比寿で借りていた部屋に転がり込みました。夫婦というより、初めて付き合うことになったカップルそのものだったなぁ……。

 

3. 指輪表面にテクスチャーを入れる

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つづいて、指輪の表面にテクスチャー(模様)をつけていきます。特殊なハンマーの先にアタッチメントをつけて、ガンガン叩くという手法。

今回は予め、S(僕の名前:シンヤ)とM(嫁の名前:マユ)のアタッチメントを作っていただきました。

 

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僕の指輪にはMを、嫁の指輪にはSを打っていきます。元がSとかMだとかはほとんど分からないので、隠れたメッセージです。

 

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めっちゃ適当に叩きましたけど、いい感じの模様がつきました!

ちなみに、結婚指輪の表面にガッツリとテクスチャーを入れる人は滅多にいないようです。あくまで参考までに……!

 

秒速結婚エピソード③ 鯛のおかしら付き
結婚してからすぐ、ありがたいことに様々なものがお祝いの品として会社に届きました。大きな花輪、家電、イラストなど、ブログ読者の方からもたくさんの品が届き、本当に嬉しかったです。その中で「鯛がまるごと一匹」届いたことを覚えています。持って帰ると、一人暮らし用の冷蔵庫には入りきらず、捌こうにも鯛の骨をすんなり断ち切れるような立派な包丁もなく、夫婦2人で深夜まで鯛の解体作業をしていました。よく、「夫婦揃って初めての共同作業」みたいなフレーズが使われると思うのですが、僕たちの場合は鯛の解体がそれです。味はめちゃくちゃ美味しかった! 本当にありがとうございました。

 

4. ヤスリで削って滑らかにする

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つぎは、叩いてイビツになった指輪をヤスリで削っていきます。削りすぎると大変なことになるので、慎重に。

 

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外側はともかく、内側を綺麗に削るのはめちゃくちゃ難しいです。

僕もある程度は挑戦しましたが、最後の仕上げ部分は森川さんにお願いしました。実際に金属加工をやってみると、いかにプロの技術がすごいのか分かります。

 

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仕上げに表面を研磨するとツルツル、ピカピカに!

 

秒速結婚エピソード④ 夫婦ゲンカ
よく、会った人から「ケンカとかしないんですか?」と聞かれますが、偶然にも僕たちは非常に気の合う夫婦のため、意見がぶつかることすらなく、まずケンカなどにはなりません。ですが、この3年間で唯一、ケンカと呼べるようなものがあったとすれば「ソシャゲ課金事件」というのがあります。確か、結婚してちょうど2年ぐらいの頃に、僕が当時ハマっていたソーシャルゲームにうっかり2万円ほど課金し、それが嫁にとってものすごくショックだったみたいで、激怒されてしまいました。そのときは2日間、ご飯を一緒に食べてもらえず、口もきいてもらえなかったです。僕はソシャゲに課金すること自体は悪いことだと思わないのですが、嫁みたいなタイプの人も少なからず存在します。結婚生活において、価値観の違いは致命的なものになり得ると学んだ事件でした。

 

5. バーナーで炙って酸化被膜の色をつける

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最後は、いよいよジルコニウムの最大の特徴でもある「酸化被膜の色」をつけるという作業に挑戦です。

やることは、「バーナーで炙っていい感じの色に変える」だけなのですが、失敗すると真っ黒になるそうなので、めちゃめちゃ緊張します。

 

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金属全体を炙り、400度〜500度ぐらいでパープル〜ブルー系のグラデーション、600度ぐらいでピンク〜オレンジ系のグラデーションが狙えるとのこと。

……とりあえず、説明を聞いて「無理やろ」と関西弁でツッコミをいれました。

 

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しかし、森川さん曰く「自分の手でやると、良い思い出になる」とのことでしたので、僕はチャレンジしてみた次第です。(最悪、黒コゲになっても僕の嫁は笑ってくれるタイプなので……)

 

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シュゴゴゴ……!

バーナーで炙ってしばらくすると、茶色の酸化被膜がつきました。ここから、どんどん色が変わっていきます!

 

※動画も撮ってみました。(4倍速に編集しています)

 

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……素人がやったにしては、まぁまぁ良い色になったのでは!?

ちなみにバーナーで上手くやる自信のない人は、プロが電気で加熱して「いい感じの色」にしてくれるそうです。

 

 

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研磨すると概ねイメージ通りの色に。SORAのスタッフの方も、「斬新! こういう加工をする人はなかなかいないです!」と褒めて(?)くださいました。

 

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最後に、余計に色がついた部分を削って完成です!

 

秒速結婚エピソード⑤ グラタン
嫁はいつも、とても美味しいご飯を作ってくれます。僕は嫁募集の記事で「グラタンが好き」と書いたのですが、実際にグラタンがめちゃめちゃ好きなんですね。しかし、夫婦で一緒にいるときに周りの人から「もうグラタンは作ってもらったんですか〜? ウフフ」みたいな感じでからかわれることが非常に多く、嫁の中ではそれが大きなプレッシャーとなったようでした。そのせいか、生半可なことでは食卓にグラタンが並びません。誕生日とか、結婚記念日とか、特別なときにしか食べられないメニューになってしまったんですね。今では、レストランに行ってグラタンがあると、必ず注文するようになりました……(笑)

 

オリジナル結婚指輪ができました

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というわけで、完璧にイメージ通りの指輪がつくれて満足です!

完成した指輪は、いい感じに記念撮影してくれます。2人で作っている様子も撮影して、データで貰えるそうです。

 

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指輪について何か要望があれば、ぜひSORAのスタッフさんに相談してみてください!  皆さん、めっちゃ笑顔で対応してくれます。

例えば、「母から譲り受けた婚約指輪のダイヤを使って、自分の好きなデザインの指輪に作り変えたい」みたいな注文も可能なんだとか!

 

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ちなみに今回のサービスですと「ペアリングの購入代金」、「アタッチメント制作費」、「参加講習費」を全て含めて¥390,960という料金になるそうです。

2人の一生の思い出となる指輪づくり体験、超オススメします。

1人でも相当楽しかったので、2人ならもっと楽しいはずですよ!

>>結婚指輪・婚約指輪のオーダーメイド|SORA<<

 

嫁、喜んでくれるといいな〜。

 

手づくり指輪を嫁にプレゼントしてみた

というわけで、4月12日の結婚記念日に代々木公園で嫁と待ち合わせしました。

なんで代々木公園なのかというと、初対面で結婚した翌日に初デートをした思い出の場所だからです。

 

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指輪のサプライズプレゼントに驚く嫁。

以下、会話です。

 

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「今まで、ちゃんとした指輪なくてゴメンね」

「別に良いのに。でも、手づくりは嬉しいよ。可愛い色だね、このピンク」

「ちなみに、そっちの指輪の内側には “BE.” って文字が彫ってあるんだよ」

「…… “BE.” ?」

「僕の指輪に “LET IT” って彫ってあるんだ。2人合わせて、LET IT BE.」

 

 

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「超だせぇwwwww(爆笑)」

「あ、やっぱり、そう思うか」

「まぁ、紳くんらしいね。おかげで笑わせてもらったわ」

「これからも、こうやって笑いあえる仲良し夫婦でいようね」

「ありがとう、大切にするね……」

 

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……色んなことがあったけど、3年間ありがとう。

これからもずっと仲良くしてください。

 

以上、幸せな結婚生活を送る紳さんでした。

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メディアクリエイターの紳さんです。 商品やサービスの宣伝、PRの為の効果的な企画、マーケティング手法を0ベースから考え、最良な予算の使い方をご提案するような人物に憧れています。 最近、Twitterを始めました。 クライアントに寄り添い、抱える悩みを自分ごとのように消化できるような、そんなクリエイターを目指しなさい、と母に言われて育ちました。

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