こんにちは、ライターの菊池(@kossetsu)です。
人物紹介:菊池良 株式会社LIGに所属するライター。ブログ記事の企画・執筆を担当している。 |
あなたはFacebookをやっていますか?
Facebook、最近知り合った人の4年も5年も前の投稿が見られるってすごいですね。この人とこの人、この頃から仲良かったんだっていう発見もある。すごい時代ですね。
— 菊池良 / Kikuchi Ryo (@kossetsu) 2016, 2月 15
最近はユーザー数も多いので、「上司と繋がってしまって好きなことが投稿できない」という人もいるのではないでしょうか。
しかし、気に病まないでください。逆に言えば、上司の投稿を見まくれるわけですよ。
ストレスが溜まったときは過去の上司のクソダサい投稿を見て、ホッと一息をつきませんか?
「上司のクソダサい投稿を見る」って?
上司というものは、なんだか偉そうですよね。実際、勤続年数も多くて、責任も重く、たいてい自分よりも本当に偉かったりします。
偉そうなので、接しているとストレスになります。でも、偉そうにしていても、昔のFacebookの投稿を見てみると、青臭くて、クソダサい投稿をしているものです。それを見ることでストレスが緩和されるってわけです。「花見」みたいなものですね。
Facebookで古い投稿を見る方法
Facebookで古い投稿を見るのは簡単です。
まず、上司のアカウントを開きましょう(この時点で嫌な気分になった人はここでやめた方がいいです)。
少しスクロールすると上のメニューバーが出てくるので、赤枠の部分をクリックし、見たい年を押せば簡単に昔の投稿が見られます。
上司の古い投稿を見よう
人物紹介:寺倉そめひこ 株式会社LIGのメディア事業部のマネージャー。菊池の上司。 立命館大学を卒業後、経営コンサルティングファーム、広告代理店などを経て現職。入社1ヶ月半でマネージャーに就任、その後は新規事業の立ち上げや人事採用など幅広くおこなう。 |
この人が僕の上司です。メディア事業部のマネージャーとなり、今じゃ人事や営業について、偉そうなことを言っております。
自分が責任者となったからには、全ての声は意思決定をするために必要な要素でしかなく、頂いた声が回答と思っているのであればそれは大きな間違いだ。責任の所在は、自分におく。
— そめひこ (@somehiko_lig) 2015, 11月 15
はい、これ。仕事論っぽく書いているけど、よく読むと中身がないし、そもそも文章になってませんよね。なのに、溢れ出る「仕事デキる俺」感。これが上司ですよ。
オープンな場所のツイッターでこれって、ヤバいでしょ。仲間だらけのFacebookではどんなことを書いていたんでしょうか。ぜんぶ見てやりました。
東京に来ただけなのに…
はい、出ました。4年前の投稿です。これ、移動しているだけなんですよ。
地方から東京に移動している人なんて、1日に何万人もいるだろうに、何でこんなに「俺って特別」感を出しているんでしょう、この人。
しかも「first」って。意味がわかりません。英語がカッコいいと思ったんでしょうか。
コラムニスト気取り
やっちゃいましたね。
コラムニストっぽい文章が書きたかったんでしょうね。でも、これって自分の女性の好みについて、回りくどく書いているだけなので、「どうでもいいよ」って感じですよね。
最後のまとめ方も雑というか、途中まで書いたけど、思い浮かばなかったんでしょうね。まぁ、よくあることです。普通の人は、そこで投稿を止めるんですけどね。
ユニークな写真が撮りたかった
当時の彼は、この頭だけのマネキンを写真に出すというのが、面白く感じられたのでしょうね。
投稿文は「夏の思い出」的な、それっぽいことが言いたかったんでしょうね。「夏の思い出」的な投稿なのに、写真がマネキン、というのが爆笑ポイントなのでしょう。一応、考えた跡がありますね。
でも、上手い文章が思い浮かばなかった。
だから、短文でそれっぽいことを言ってごまかしています。
俺は一風変わった感性で世界を捉える
また英語を使っとりますね、こいつは。
写真の一部だけをカラーにするだけで、なんだかアーティスティックな作品になりますよ、と言っております。でも、これってたぶん、アプリの機能を使っただけですよね。アプリで芸術家気取り。お手軽な時代になりました。
シュールだって出来まっせ
「どうっすか、俺の独特なセンス?」という声が聞こえてきそうです。
「ついてこれますか? この最先端のヤバいセンスに? これ、いいねボタン押さないと、ヤバいやつっすよ? センスないと思われますよ? 良いんですか? はぁ〜〜〜? マジっすか? マジで素通りするんですか? アートな感じ、ダメっすか? ちょっと、ちょっと〜〜〜〜」って声が。
さようなら。
Mr.ユニーク、東京に行く
再びマネキンが登場しています。お気に入りですわ。これ出しとけば間違いない、という確信がうかがえます。
できるだけユニークに、人生の節目を彩りたかったんでしょう。
今まで友人・知人に築いてきた「ユニークマン」としてのブランディングを、東京に行っても崩さんぞ、という意気込みの現れが見えます。
どうでしょうか? ちょっとスクロールするだけで、上司のこんな投稿がザクザクと見つかるのが、Facebookです。
あなたの上司もこんな投稿をしていませんか? 探してみてください。ちなみに現在の彼は……。
そして、普通になった
はい、いろいろあって、これが現在の投稿。メディア運営に2年ほど関わって、何かを悟ったのでしょう。最近は自社メディアの記事を、まったく当たり障りない投稿文で日々シェアしています。
ちょっぴり寂しくもありますが、しょうがないですね。大人になったのです。でも、たまには昔を振り返って、ダサかったころを思い出してほしいです。
社長の昔の投稿も見てみよう
人物紹介:岩上貴洋 株式会社LIGの代表取締役社長。大学に在学中からアーリーステージを対象とした独立系投資会社にて、投資業務、コンサルティング業務に従事。 2007年、株式会社LIGを創業。 |
ついでに社長の投稿も見てみました。
ひょー。
……この人は大丈夫なのかな、とちょっと思いました。
頑張りすぎなのでは?
(おわり)
逆に言えば何年も前の自分の投稿も見られるわけで、恐ろしすぎて確認できないな。
— 菊池良 / Kikuchi Ryo (@kossetsu) 2016, 2月 15