セーラー戦士以外のキャラクターも充実の完全版(3)
完全版(3)では、セーラー戦士ではない一般人のキャラクターもたくさん登場します。
ゲーセンのふるちゃんにーさん
まずは、うさぎ達の通うゲーセンに勤める古幡元基(ふるはたもとき)。通称・ふるちゃんにーさん。
父親の経営するゲームセンターでアルバイトをしている青年で、優しいお兄さんキャラも相まり、うさぎ達もよく懐いています。(このあとの話でも特に変身などはしない)
ふるちゃんにーさんは最初の頃から登場していますが、実はここのゲームセンターの地下にはうさぎ達の司令室があり、完全版(3)Act.15 では、ふるちゃんにーさんにもその事実と、「うさぎ=セーラームーン」という秘密が打ち明けられます。
「一回死のうと思ったくらいびっくりしたよ!」というセリフのとおり驚いてこそいるものの、「なんかあったら言ってくれな」など、懐の深さが際立ちます。
しかもなかなかのイケメン!
宇奈月ちゃん
ゲーセンのふるちゃんにーさんの妹で、同じく父親の経営する「フルーツパーラークラウン」でアルバイトしている古幡宇奈月(ふるはたうなづき)ちゃん。
ほとんど登場シーンがないのに、かなり可愛い見た目で名前もキュート。もっと出してあげてもいいのに……と惜しいばかりです。
ちなみに、ふるちゃんにーさんはシスコンです。仕方ないね。
浅沼くん
ふるちゃんにーさんの働くゲーセンに通っていて、まこちゃん(セーラージュピター)に可愛がられている中学一年生の浅沼一等(あさぬまいっとう)。
浅沼くんとまこちゃんの間には、完全版(3)で胸キュンなシーンがあるのでご紹介します。
ある日、突然の高熱に襲われたまこちゃんを自宅まで送っていくことになった浅沼くんは、熱でうなされるまこちゃんから、彼女達の真の姿(セーラー戦士であることや敵と戦っていること)をやんわりと教えてもらいます。
一般人の自分とは何かがとてつもなく違う、ということを直感した浅沼くんは「オレに力があったら……守れるのに」と、まこちゃんへ正直な気持ちをぶつけます。
そして、優しく浅沼くんのおでこにキスをするまこちゃん。
……おっとなー! 漫画なのに見ているこっちが照れます(照)
新アイテムも登場
完全版(3)では、通信機器や武器などの新しいアイテムもいくつか登場します。
そのなかの一つが、セーラームーン専用の武器である「ムーンロッド」。
「ムーンプリンセスハレーション!!」という決め台詞と共にこのアイテムを振りかざせば、敵も一撃でやっつけられます。
ちなみに、「ムーンロッド」は当時から現代まで多数グッズ化されていて、わたしも昨年手に入れました。
これは指示ボール(=指し棒)兼、ボールペンです。
正直なところ利便性はアレですが、文房具だということを盾に常時オフィスに置いておけるんだからそれで良し。
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まとめ
敵との戦いや未来の世界、続々と登場する新キャラや新アイテムなど、ますます盛り上がってまいりました。
セーラー戦士が超かっこよくて可愛くて魅力的なのは当然ですが、うさぎのまわりの人達は、セーラー戦士ではなくても素敵な人がたくさん。
特別な能力がなくたって、輝くことはできるんですね。
わたしも結局いまだに変身できず仕舞いですが、がんばろ。
さて、次回は第5巻。
次の更新もチェックしてくれないと、
月にかわっておしおきよ!
もえこの一言 「時空の扉の番人」って肩書きが欲しい。 |