第9話

無力な少年が「夢」を「現実」にする物語『僕のヒーローアカデミア』

ほあし


無力な少年が「夢」を「現実」にする物語『僕のヒーローアカデミア』

LIGブログ読者の皆さん、はじめまして。
外部ライターのほあし(@hoasissimo)と申します。

今回より、漫画のレビュー・紹介記事を連載させていただくことになりました。わたしの好きな少年漫画(たまに別ジャンルの漫画も)をどんどん紹介することで、その作品のファンがどんどん増えてくれれば嬉しいなと思います。

さて、記念すべき第一回目の紹介作品はこちら!

本日の紹介作品『僕のヒーローアカデミア』

51j+O-estJL._SX318_BO1,204,203,200_ 僕のヒーローアカデミア 1 (ジャンプコミックス)

『週刊少年ジャンプ』誌上で絶賛連載中、堀越耕平先生が贈る次世代の英雄譚『僕のヒーローアカデミア』(通称『僕アカ』『ヒロアカ』)です!
 

あらすじ
ほとんど全ての人間が超常的な能力“個性”を持って生まれてくる世界。
個性を悪用する犯罪者「敵(ヴィラン)」に対して、同じく個性を使って取り締まる「ヒーロー」は、人々の憧れの的です。

ヒーローになることを夢見る中学三年生の少年・緑谷 出久(みどりや いずく・通称「デク」)は、ヒーロー教育の超名門・雄英(ゆうえい)高校への進学を目指していますが、彼は非常に珍しい「先天的に“無個性”の人間」だったため、そもそも合格自体が不可能だといって周囲からバカにされています。

高校受験が間近に迫ってきていたある日、デクが誰よりも憧れるスーパーヒーロー「オールマイト」と偶然出会ったことで、彼の運命は大きく動き始めることに……。

連載開始からまだ一年少々という非常に若いタイトルでありながら、すでにテレビアニメ化が決定しています。反響の大きさが窺えますよね。

わたしがこの作品の第一話を初めて読んだとき、感動のあまり涙がボロボロこぼれてきたことをよく覚えています。

ヒーローに必要なのは「強い力」ではなく「心意気」

第一話では、「“無個性”の人間が強大なヴィランと戦えるわけがない、自分はヒーローになどなれない」という悲しい現実を、他ならぬデク自身が誰よりも理解しているという描写があります。

それゆえに彼は自分の夢をほとんど諦めてしまっているんですが、彼が咄嗟に起こした「ある英雄的な行動」がオールマイトの心を大きく動かし、そのおかげでデクはヒーローになるためのチャンスを得ることができます(ネタバレになるのであまり詳しくは書けませんが……)。

わたしが感動したのは、オールマイトがデクに心を動かされた理由が「強い力を持っていること」ではなく、「ヒーローたらんとする心意気を持っていること」という点にあったことです。

ヒーローにとって最も大事なものは心意気であるということを、最強のヒーローであるオールマイト自身が堂々と語り、「君はヒーローになれる」とデクに告げてやるシーンが、本当に最高にアツいんです!

「ヒーローにとって最も大事なものは何か」というこの問いは物語全体に通じる大きなテーマにもなっていて、デクが遭遇するさまざまな困難のなかで何度もこれを問い直されます。そのたびにデクが少しずつ本物の「ヒーロー」に近づいていくのを見るのが、わたしはすごく楽しみなんです。

とにかく第一話だけでも読んでみてもらいたいです。なにか胸に迫るものが必ずあると思います!

まとめ

というわけで、今回は『ヒロアカ』の大まかなあらすじと作品のテーマについてご紹介しました。

なお、今回の執筆にあたって『ヒロアカ』をじっくり読み返していたんですが、読むたびにいちいち泣き崩れてしまうので読み返し作業も執筆作業も遅々として進みませんでした……。

本作は『週刊少年ジャンプ』誌上にて絶賛連載中ですので、気になった方はぜひご一読あれ!
 

hoashi ライター紹介:ほあし
関西に住む、少年マンガをこよなく愛する男。とりわけ『BLEACH』については尋常ではない思い入れがある。

『BLEACH』についてひたすら語るための個人ブログ「Black and White」を更新中です。よろしければこちらもぜひ!

ほあし
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