そんな偽一さんの名前の由来が気になったので調べてみました
いろいろ偽一さんの魅力を並べてみたのですが、そもそも「ギイチ」って珍しい名前＆読み方ですよね。いや、まぁ登場人物みんな珍名のオンパレードな作品ではあるんですが。
そこでどハマりしてた当時に調べてみたところ、「偽一」という名前の由来は、あの葛飾北斎の画号のひとつ「為一（いいち）」によるものだと判明。さらに、ヒロイン・凜の父親の幼い頃からの友人で絵師（実は幕府隠密）の宗理（そうり）先生の名前の由来も、北斎の画号からでした。この他にも「辰政（ときまさ）」「百琳（ひゃくりん）」「戴斗（たいと）」そして主人公の「卍」も、実は北斎の号に由来するものだったりします。
おぉ、『無限の住人』って北斎だらけなんだ！
当然私も倣いました
こうなったらもう、自分も北斎の画号っぽいものを拝借するしかないですよね。そこで「無一（むいつ）」というハンドルネームを名乗ることにしました。これが去年の冬の出来事。
「無」という文字は「本来無一物（ほんらいむいちもつ）」という禅の言葉から取りました。意味は、事物はすべて「空（くう）」であるから、執着すべきものは何一つないということ。
ものごとに執着しない人生を……と言いつつ、偽一さんに執着しまくりのハンドルネームとともに生きています、はい。
まとめ
『無限の住人』は全30巻。ちょっと長いですが、皆さんにもぜひ偽一さんのかっこよさを体験して欲しいのです！
そんなわけで次回も『無限の住人』と、沙村広明先生について語らせていただきます。せば、また会う日まで。
 |
ライター紹介：無一 主に歌舞伎役者とバンドマンの尻を追いかけています。 実家の両親が娘の名前でリサーチをかけていて、以前ブログが見つかってしまったときには「今後の見合いに悪影響を及ぼすからすべて消せすぐ消せ」と差し迫った勢いで連絡してきたため顔出しは控えさせていただきます。 |
|---|
