つまり、古民家ゲストハウス梢乃雪はこんな場所でした
1. 大人も子供にかえれる場所
「ねえ、ここででんぐり返ししてみようよ」「ご飯すごく美味しかった。ありがとう」どちらの言葉も滞在中に聞いて、おどろいた言葉です。
心で思っていても、なかなか日常で素直に言葉にできないこと。そんな行動や言葉が自然とできて、そして許されてしまうのが梢乃雪という場所です。
全体を包む優しい空気感が、「大人だから」な我慢や「こんなことわざわざ言うのはずかしい」という心のガードを解いてゆるゆるにしてしまうのかも。
2. 古き良き日本の姿が今もきちんと残る場所
夕飯の席で古き良き日本の茶の間のような風景を見たときに、ここは「古民家を改装したゲストハウス」ではなくて「古民家を通して、昔ながらの日本を守っている」場所なんだと実感しました。
たつみさんの「外国人の方に日本文化を知っていただく前に、まずは日本の方に日本の田舎を知ってもらいたい」という思いが梢乃雪にしみ込んでいるからこそ、ゆったりと、どこか懐かしい気持ちになれるのかもしれません。
3. 飾らずに、いつもの自分のままで居られる場所
思わず「ただいま!」と言いたくなるような、まるで自分の家に帰ってきたような感覚になれる場所でした。きっとゲストもスタッフも飾らずに「自分が一番自由でいられるスタイル」を自然と貫いているからなのでしょう。
車の音もない。人通りもない。近くに買い物ができる場所もない。だからこそ誰の目も気にせず、のびのびと自由に等身大でいられるのだと思います。畳でゴロンと横になったときの心地よさが忘れられません。
つまり、古民家ゲストハウス梢乃雪は最高に魅力的な場所
本当に素敵なゲストハウスでした。「わたしも行ってみたい!」と、1人でも多くの方に思っていただけたら幸いです。
Wi-Fi環境ももちろんばっちりなので、都会に疲れた……でも仕事もしないと!みたいな方にもオススメです。
今度は大切な誰かを連れていきたいなあ。
<以下余談>
実はこの撮影の前、慣れない移住生活もあってか、心も体も疲れてしまっていて少し元気のなかったわたし。元気が出ないこと・頑張れないことに、ずっと焦りを感じていました。「ゲストハウスへ行きたいな」と思ったのも、頑張れない自分の逃げ込む場所がほしかったからなのかもしれません。
それなのに、梢乃雪ときたらものすごい静かで! むしろ気を紛らわすものが何もなくて!(笑) 余計に自分の気持ちと向き合う時間が生まれてしまいました。
だけれど、ゆっくり美味しいごはんを食べて、心からボーッとして、寝転がって眠ってみたりして。リラックスした気持ちで自分と向き合うことで「とりあえず頑張れなくてもいいや。しょうがない。これが今のわたしだ」という気持ちになり、とても救われました。
今回わたしにこんなに素敵な場所を教えてくれたみなさま。本当にありがとうございました。この記事は、そんな元気の出なかったわたしをいっぱい元気にしてくれた梢乃雪へ、ありったけの愛情を込めた、ラブレターのような気持ちで書いています。
どうかこれを読んだ方に、少しでもゲストハウス梢乃雪の魅力が伝わりますように。
そして、わたしのように何だかちょっと疲れちゃったなって方も、ぜひぜひ行ってみてくださいね。癒されますよ!
それでは、もう少しおやすみなさい。
のっちでした♩