長野の「古民家ゲストハウス梢乃雪」は消耗した心を癒してくれる最高の場所でした

のっち


長野の「古民家ゲストハウス梢乃雪」は消耗した心を癒してくれる最高の場所でした

こんにちは! 長野チームののっち(@nocci_84)です♩

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野尻湖オフィスの周りはもうそろそろ雪が降りそうです。こんなに寒いのに、うちのまさしは先日上半身裸で薪割りを手伝っていました。体感の差っておそろしい!

さて、前回ゲストハウスのまとめ記事でもご紹介したのですが、長野県ってオシャレなゲストハウスがすごくたくさんあるんです。

わたし自身、いろいろなゲストハウスに遊びにいくことが大好きなので、どこかに泊まりに行こう!と先日思い立ち「オススメってどこ?」と周りに聞きまくっていました。するとよく返ってきていたのが「ゲストハウス梢乃雪」という名前です。

ゲストハウスがこんなにたくさんある中、みんなを惹き付ける魅力はなんなのかなと気になったので、今回管理会社の「LODEC Japan」にアポを取り、おじゃまさせてもらうことになりました。

実際、本当に素敵すぎたので、少しでもこの魅力をお伝えすることができたら嬉しいです。それではどうぞ!

ということで、小谷村に向かいます。

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期待を胸に、野尻湖から電車やらバスやら車やらを乗り継ぐこと約3時間ほど。

 
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小谷村にある「ゲストハウス梢乃雪」に着きました。周辺にはなにもありません。いや、「何もない」がたくさんあります。入り口には冬が近いためか、薪ストーブ用の薪が積み上がっていました。

ちなみに小谷村はこの辺り。信州最北西端にある山間の村です。

 
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お天気が良い日にはこんな景色が目の前に広がります。右を見ても左を見ても、大自然! この日はあいにくの雨でしたが、それもそれで、しっとりとした空気に包まれた山々が風情があってとても良かったです。

古民家ゲストハウス梢乃雪の4つの魅力

それではさっそく、おじゃましちゃいましょう!

魅力その1: 玄関にかまえる大きな薪ストーブスペース

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「こんにちはー」と玄関をくぐると、まず迎えてくれたのは年代物の立派な薪ストーブ。右側の階段スペースにも、薪のストックがぎっしりと詰まっています。

足下には近所の方からいただいたという柿が箱ででーん!と置いてありました。少し雑多な雰囲気が、緊張していた心をホッとさせてくれます。

 
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ストーブを灯してもらうと、あったかい空気と共に「パチパチ」という軽快な音が響き出しました。足を伸ばして暖まっていると、音につられるように宿泊している方が集まってきます。

「あったかいですねー」とか「薪ストーブって初めてみました!」なんて言い合いながら、話題が膨らんでいき、話はなぜか「理想の結婚生活」に

こうやってゲスト同士の距離が縮まっていく雰囲気、大好きです。ひとり旅できたひとにとっても、ありがたいコミュニケーションスペースですね。

魅力その2: 昔ながらの囲炉裏

暖炉の奥の部屋を覗くと、これまた年代物の囲炉裏がありました。

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夕飯はみんなでこの囲炉裏を囲って食べるのが梢乃雪流。ちょうど夕暮れ時ということで、着々と夕飯の準備が進んでいました。

ふと、「この感じ外国のお客さんにめっちゃウケそうだなー」と思い、梢乃雪を経営しているたつみかずきさんに海外のお客様は多いのか聞いてみたところ、

ico_c 実は外国人はほとんどこないんです。海外向けに広報していないというのが1番の理由かなと。「できていない」より「していない」のほうが正しくて。なぜかというと、外国人の方に日本文化を知っていただく前に、まずは日本の方に日本の田舎を知ってもらいたいんです。日本の8割が田舎のはずなのに、意外と田舎への入口がほとんどない。海外よりも遠い日本の田舎を、身近なものにしてほしくて。

とのこと。その考え方に、わたしも「確かになあ」とウンウン頷きました。

 
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そういえば飾りで囲炉裏をみる機会は割とありますが、実際使われている場面って遭遇したことはあまりありません。「昔ながらの生活って良いよね! 古民家っていいよね!」と言いつつも、昔ながらを感じることのできるような田舎で育ったことのないわたしは「本当の昔ながらの日本」 の姿を良く知らないのです。

そこに対して「昔ながらの日本ってなんだ?」と疑問を持ったこともないまま「将来は古民家に住んでみたいな♩」なんて言っていたことに気付いた瞬間でもありました。

 
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そんなことを考えていると、続々とお料理が運ばれてきました。地元野菜たっぷりのお鍋に、お手製の天ぷらがメイン。美味しくないわけがありません。

 
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みんなで揃っていただきます!

 
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この日、ゲストは一番下が10代、上は60代でした。若い世代〜シニア世代まで幅広い年代が大勢でご飯を囲むこの感じ。賑やかであったかくて、なんだかサザエさん家の夕飯の風景を思い出しました。

魅力その3: 名物宿主ぐっさんのごはん

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今回そんな賑やかな夕食をつくってくれたのが年明けから宿主として梢乃雪を支える、ぐっさん

 
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ちょっぴりシャイではにかんだ顔がかわいいぐっさんの作る料理は本当に絶品。

 
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朝も昼も夜も、愛情をたっぷり込めてせっせとご飯をつくってくれています。

 
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当たり前なんですけど、めっっっっっっちゃ美味しいんです! しあわせ。舌も体も心も全部がよろこんでいる感覚。他のゲストからも「美味しい!」「何これ!」「しあわせ!」の声が飛び交っています。

こんなに「美味しい美味しい」言いながら食べるご飯って、なかなかないんじゃないかなーとしあわせな気持ちになりました。ぐっさんに料理された野菜たちも、しあわせものです。

ところで囲炉裏のある部屋の壁にこんなものが貼られていました。

 
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これは注文できるのでしょうか。……しいていえば「坂本がにぎる飯」がかなり気になります。注文していたら、「坂本」がどこからか来ておにぎりを握ってくれたのでしょうか。じわじわきました。

魅力その4:二階部分にもある縁側

次の日の朝起きて、ワクワクしながら向かったのは、昨日は暗くてまったく見えなかった憧れの「縁側」です。

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それがこちら。ちょっと素敵な雰囲気すぎませんか? 外から見ると屋根に乗っているような、なんとも不思議な光景。

 
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こんなに乗っても大丈夫! わたしも大人数で同じポーズ・同じ衣装で一列に座って写真撮りたい。

 
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1階部分のスタンダードな縁側から足をポイッと投げ出してみました。目の前に広がる壮大な景色をみていると、なんだか何もかもどうでもよくなってきます。取材に来たことも忘れ、あまりの気持ちよさにしばらくポーッとしてしまった瞬間。周りからはシトシトと、静かな雨の音しか聞こえませんでした。

 
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大好きなひとたちと団らんしたり

 
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「午後から観光いこうよ!」なんて計画も忘れて、のんびりお昼寝したり

 
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ときには触ったこともないような楽器で遊んでみたり。縁側の使い方はさまざま。みんな思い思いに過ごします。

この開放的な雰囲気に感動して、ぐっさんに「これ、夏マジで最高ですね!」と言ったら

ico_c 冬だって超最高だよ!

とのこと。

 
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そんなわけで冬の縁側の様子がこちら。

 
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素晴らしい雪景色です。というかこんなに雪が降る場所なんですね……!

 
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すっごく積雪が多いときは、一階部分が全部埋まってしまうことも! 二階からの出入りは都会で住んでいたら(田舎でも)なかなか経験できません。

次は冬に縁側ライフを体験してみたいです。

つまり、古民家ゲストハウス梢乃雪はこんな場所でした

1. 大人も子供にかえれる場所

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「ねえ、ここででんぐり返ししてみようよ」「ご飯すごく美味しかった。ありがとう」どちらの言葉も滞在中に聞いて、おどろいた言葉です。

心で思っていても、なかなか日常で素直に言葉にできないこと。そんな行動や言葉が自然とできて、そして許されてしまうのが梢乃雪という場所です。

全体を包む優しい空気感が、「大人だから」な我慢や「こんなことわざわざ言うのはずかしい」という心のガードを解いてゆるゆるにしてしまうのかも。

2. 古き良き日本の姿が今もきちんと残る場所

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夕飯の席で古き良き日本の茶の間のような風景を見たときに、ここは「古民家を改装したゲストハウス」ではなくて「古民家を通して、昔ながらの日本を守っている」場所なんだと実感しました。

たつみさんの「外国人の方に日本文化を知っていただく前に、まずは日本の方に日本の田舎を知ってもらいたい」という思いが梢乃雪にしみ込んでいるからこそ、ゆったりと、どこか懐かしい気持ちになれるのかもしれません。

3. 飾らずに、いつもの自分のままで居られる場所

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思わず「ただいま!」と言いたくなるような、まるで自分の家に帰ってきたような感覚になれる場所でした。きっとゲストもスタッフも飾らずに「自分が一番自由でいられるスタイル」を自然と貫いているからなのでしょう。

車の音もない。人通りもない。近くに買い物ができる場所もない。だからこそ誰の目も気にせず、のびのびと自由に等身大でいられるのだと思います。畳でゴロンと横になったときの心地よさが忘れられません。

つまり、古民家ゲストハウス梢乃雪は最高に魅力的な場所

本当に素敵なゲストハウスでした。「わたしも行ってみたい!」と、1人でも多くの方に思っていただけたら幸いです。

Wi-Fi環境ももちろんばっちりなので、都会に疲れた……でも仕事もしないと!みたいな方にもオススメです。

今度は大切な誰かを連れていきたいなあ。

 
<以下余談>
実はこの撮影の前、慣れない移住生活もあってか、心も体も疲れてしまっていて少し元気のなかったわたし。元気が出ないこと・頑張れないことに、ずっと焦りを感じていました。「ゲストハウスへ行きたいな」と思ったのも、頑張れない自分の逃げ込む場所がほしかったからなのかもしれません。

それなのに、梢乃雪ときたらものすごい静かで! むしろ気を紛らわすものが何もなくて!(笑) 余計に自分の気持ちと向き合う時間が生まれてしまいました。

だけれど、ゆっくり美味しいごはんを食べて、心からボーッとして、寝転がって眠ってみたりして。リラックスした気持ちで自分と向き合うことで「とりあえず頑張れなくてもいいや。しょうがない。これが今のわたしだ」という気持ちになり、とても救われました。

今回わたしにこんなに素敵な場所を教えてくれたみなさま。本当にありがとうございました。この記事は、そんな元気の出なかったわたしをいっぱい元気にしてくれた梢乃雪へ、ありったけの愛情を込めた、ラブレターのような気持ちで書いています。

どうかこれを読んだ方に、少しでもゲストハウス梢乃雪の魅力が伝わりますように。

そして、わたしのように何だかちょっと疲れちゃったなって方も、ぜひぜひ行ってみてくださいね。癒されますよ!

 
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それでは、もう少しおやすみなさい。
のっちでした♩

今回訪れた場所

ゲストハウス梢乃雪

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ゲストハウス梢乃雪

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この記事を書いた人
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