【移住者インタビューVol.3】いま会えるご当地アイドル「大町レディース」に会いにいってみた。

【移住者インタビューVol.3】いま会えるご当地アイドル「大町レディース」に会いにいってみた。

のっち

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お気に入りスポット第2位:木崎湖

お昼の後に案内してくれたのは木崎湖という湖。紅葉した山が周りをぐるりと囲っていてとても綺麗。そして静か。

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木崎湖キャンプ場

LIGのサテライトオフィスがある野尻湖も美しいですが、木崎湖もまた違った良さがあります。野尻湖が男性だとすると、木崎湖はどこか女性っぽいようなイメージ。穏やかで柔らかい雰囲気を醸し出す湖畔では、音楽フェスやブックフェスも開催されています。ぜひ、はるちゃんと一緒に来たい。

 
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底が見えるくらいに、水は澄んでいます。時折、「ちゃぽんっ」という魚の跳ねる音や、木崎湖をぐるりと囲う木の葉擦れの音が聴こえてきて、マイナスイオン放出されまくりです。

 
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「桟橋の上ってひとりだと怖いけどふたりだと怖くないですね」と笑顔のはるちゃん。キュンとしました! 守りたくなる女の子ってこういうことですね。勉強になります。見習いたい。

 
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受付には名物猫さんがいました。のんびりな午後の空気にうつらうつら。全体的にゆったり優しいオーラに包まれた木崎湖は、デートスポットにも良さそう。

そして木崎湖の帰り道、こんなオブジェを発見しました。

 
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ふたりでお腹を抱えてゲラゲラ。おかげで緊張感が緩みました。ありがとうド◯◯モン!(たぶん)

お気に入りスポット第1位:鷹狩山展望台

そして第1位に輝いたのは、はるちゃんの大好きな大町が一望できる鷹狩山!

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鷹狩山展望台

こっちこっち! とはにかみながら誘ってくれるはるちゃん。眼福です。

 
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こちらが鷹狩山から見える景色! 北アルプスや大町市街、お隣の白馬までくっきり。わたしの写真技術では伝えきれませんが、本当に圧巻なんです。

 
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そしてここ鷹狩山は大町のパワースポットと呼ばれていて、恋人たちの聖地でもあり、こんなオブジェが建っています! このオブジェの前で愛を誓い合うカップルも多いんだとか……♩

 
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周りの山からはすっかり秋の気配が。ふかふかの落ち葉の絨毯が出来上がっていました。

 
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「いいね! かわいいね!」と中腰で連呼しながらシャッターを切りまくるわたしと美少女。

 
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帰りは少しぶらりと紅葉のアーケードを歩いてみました。

本当に自然が豊かな大町。他にも素敵な場所がたくさんあるので、またの機会にご紹介したいと思います♩

大町レディースの活動について聞いてみました。

はるちゃんに、大町レディースの活動や、仕事との両立について伺ってみました。

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写真:坂本拓磨(LODEC Japan)

 
─ 大町市にきたキッカケはなんですか?

美術大学時代にテキスタイルを学んでいて、日本の伝統工芸の織物や染物を調べることにハマっていた時期があって。全国の織物や生地をつくっている工場を見て回っていたんです。

長野県は、養蚕が盛んだったことをきっかけに、そのとき初めて訪れました。たまたま訪れた大町市は、すごく輝いて見えて。言葉にするのは難しいんですけど、「あ、わたし帰ってきたな」って自分の中にストンと入ってきました。

大町市をはじめ、北アルプスの景色や町が自分の追い求めていた日本の理想郷に近かったんですよね。就職ではどこに行くか散々迷いましたが、大町市の美しさが忘れられなくて。えいっと勇気を出して、移住を決めました。

 
─ なるほど。ちなみに今も染めをやってるんですか?

細々ですが、今も続けています! 来年には展示が決まっていて、大町の画家さんと共催する機会にも恵まれたりと、今からワクワクしています。そういうお話がいただけるようになったのも、大町レディースをやらせていただいてからですね。

あまり知られてはいないかもしれませんが、大町市のシンボルでもある北アルプスの山麓には、染め物以外にもさまざまなアーティストが住んでいたりと、アートが盛んな町なんですよ。

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写真:Toshiyuki Isogai(イソガイスタジオ)

 
─ 大町レディースの活動はどうですか?

なかなか慣れるまでが大変でした。一つひとつがわたしにとって大切なお仕事なので、体力を限界まで出し切って頑張ってしまい、そのあとの反動がひどいこともしばしば。そこのコントロールは今後の課題です。でも、こうしてお仕事をいただけることは本当に嬉しく思います。一生懸命、頑張りたいです。

 
─ 大町レディースの活動が本業ですか?

いいえ。大町レディースだけでは生活していけないので、他にも仕事をしています。平日仕事をして、休日に大町レディースの活動をしていることが多いですね。

 
─ めちゃめちゃ大変そう……。

確かに大変な面も多いです。でもそれよりも、大町レディースを通して大町市のことをいろいろ知ることができる嬉しさのほうが大きいですね。

わたしは、日本の田舎に「日本の未来」への希望を持っているんですけど、その想いや考えを多くのひとに知ってもらえるのは、大町レディースとして活動をしているからこそだと思っています。

今回のインタビューもそうですが、大町レディースの活動を通して、普通に暮らしていたら出逢わなかったであろうひとに、たくさん出逢うことができました。わたしにこの活動をさせてくれる町に、本当に感謝しています。

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