ナイルさまイベント
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#7
デザイナーズコラム

Webデザインでも気にしたい。「みんなに伝わる」ユニバーサルデザイン入門

あゆみ

簡単!Photoshopで視認性をチェック

Photoshopを使えば、色覚タイプを変更することができます。
色覚異常の場合、サイトがどのように表示されるのか、視認性を確認してみましょう。

 
kosei

表示→校正設定から、P型かD型を選択します。

 
nomal

こちらがいつものLIGブログ。……以下のようになります!

P型(1型)

p型

D型(2型)

d

P型/D型とは、以下の通りです。

P型色覚(Protanope)
3種の錐体のうち赤い光を主に感じるL 錐体が無い人(P型強度) と、L錐体の分光感度がずれてM錐体と似通ってしまっている人(P型弱度) がいます。P型強度の人は右図のようにC型との見え方の差が大きく、P型弱度の人はC型との中間になります。

D型色覚(Deuteranope)
緑の光を主に感じるM 錐体が無い人(D型強度)と、M錐体の分光感度がずれてL錐体と似通ってしまった人(D型弱度)がいます。

・色弱者のほとんどはこの4タイプ(P型強度・P型弱度・D型強度・D型弱度) で、合計で男性のほぼ5 %を占めます。

引用元:色弱・色盲・色覚タイプの特徴|NPO法人カラーユニバーサルデザイン機構

ほぼほぼがP型かD型に分類されるということなので、Photoshopのこの機能でチェックしておけば問題ないでしょう。

さて、LIGブログのサンプルを見てなにか気づきませんか?

  • 赤と緑の色が出ていない……
  • モノトーンはほぼ変化なし(上部のナッツに変化なし)

あたりがわかりやすい変化ですね。文字が読めない、ということはありません。

例えばですが、瑞々しいお肉が特徴的なこちらの写真もこうなります。

oniku

こうやって見てみると、このお肉の美味しさをちょっとでもわかってもらうために

  • ツヤ感のある写真を選んだほうがいいかも
  • 盛り付けもきれいにしたほうがいいかも

など、色以外の要素で補足をしよう、と気づけます。

 
momiji

さらに、こうした紅葉の写真も、

 
momiji_p

新緑の季節になります。

そぎ落としたミニマルなデザインも素敵ですが、こうやって見てみると、まわりに「紅葉の〜〜〜」といった補足が必要かもしれないですね。(そもそもが紅葉のサイトだったらわかるからいいとして……)

デザイナーのテクニックとして、グレースケールでデザインするというひともいますが、ちょっとその感覚に近い気がします。

「本当にこのデザインでみんなわかる? 使いやすい?」
たった5秒のチェックで新しい視点が見つかるので、さくっと確認してみるといいと思います。

さいごに

色の話で長くなっちゃったので、今回はここまで。
デザインはユーザの使いやすさのために存在していると思うので(よくある「アート」と「デザイン」の違い、的な……デザインは課題解決であるべきだと、わたしも思っています)、できる限り多くの人がストレスなく情報を得ることができて、なおかつワクワクするようなサイト作りをしていきたいなあ〜と気を引き締めた次第です。

それでは。

おまけ

伝わるデザイン 研究発表のユニバーサルデザイン
こちらも参考になりますよ。

シニアが使いやすいWebサイトの基本ルール
こちらは本ですが、この題材って究極のUIだと思う。

キャリアアップ
「Studio上野でWebクリエイターを目指す!」

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