バタフライエフェクトー風が吹けば桶屋が儲かる
辻本和夫(DRAWING AND MANUAL)
1985年和歌山生まれ。2008年アパレル関連会社に入社。2012年渡米。NYでグラフィックデザインを学ぶ。その後、菱川勢一と出会い、帰国後、2014年よりDRAWING AND MANUALに参加。現在は菱川勢一のアシスタントを務めながら、ジャンルを問わず、さまざまな制作活動を行っている。 |
「ゼロ動」では、制作する上での制約がないということで、お話をいただいたときには逆に「どういうものを作ろうか」と迷いに迷いました。
そんななかで「プライスロックの良さ」「わかりやすさ」「クスッと笑える」ということを映像の要素として組み入れようと考えることに。プライスロックの良さをわかりやすく伝えるためには、商品の価格高騰を大げさに描くべきだと思ったのです。
商品の価格が高騰している昨今、そのプロセスを見ていると「風が吹けば桶屋が儲かる(英語で言うところの「バタフライエフェクト」)」と似ているところがあると気づき、そのプロセスをベースにしつつも、「風が吹いても桶屋が “儲からない”」という逆説を描くことで、プライスロックの良さを印象的に紹介しようと試みました。
作品は、大げさに言うと「風が吹けば桶屋が儲かる2015」みたいなもので、ストーリーが進むにつれてありえそうでありえない変化がどんどん起きていく内容となっております。よろしくお願いします。
僭越ながらコメント “大げさに言うと「風が吹けば桶屋が儲かる2015」みたいなもの” っていう説明からしてすでにすごいですが、最後はしっかりと「よろしくお願いします」と締めくくるあたりは、もうアレです……すごいです! |
おふくろの味は存在するのか?
1-10HOLDINGS 富永省吾
1991年生まれ、1992年育ち。クリエイティブディレクターとしてクリエイティブをディレクションしている。声がキモい。カンヌライオンズ、わんにゃんハッピーフォトコンテストなど受賞多数。 |
1-10HOLDINGS 綿野 賢
1990年生まれ。早生まれ。プランナーとしてプランをプランニングしている。声がキモい。カンヌライオンズ、わんにゃんハッピーフォトコンテストなど受賞多数。 |
「おふくろの味」ということばがありま
す。曖昧なその概念は、果たして本当に存在するので
しょうか。手料理は、記憶として生きつづけるのでしょ
うか。住所を持たない故郷として、
また、帰るべき場所として、人々の中に存在しているのでしょうか。
い
僭越ながらコメント とりあえず、プロフィール文からするに、お二人とも「声がキモい」ってことはよくわかりますが、独特な改行に、最後の浮遊した「い」。まるで縦読みができそうで……すごいなあ。 |