社長を直接勉強会に呼んだら流れが変わった
「めっちゃいい会だね」と社長に連呼してもらう
「社内の人にもしっかりとアウトプットしていかないとダメだ」
そう思った僕は、もともとIoTなどの新しい技術に興味を示していた弊社社長の岩上に、実際にIoTLTを見にきてもらいました。
その時のIoTLTは過去最高の来場者数となり、130人以上の参加者の方々にお集まりいただきました。社長の岩上もまさかこんな大勢の人が集まるイベントだったとは想像していなかったようで、「めっちゃいい会だね!」と連呼してくれたのを今でも覚えています。
そして会の価値を大切にしたいという想いも実り、そのときのIoTLTは非常に盛り上がりました。
社内での僕はそんなに暗いキャラだとは思っていなかったのですが、やはり人からの見え方は違うのでしょうか。岩上に「のびすけが生き生きしてたよ」と別の自分を見てもらえるいい機会でした(笑)
決め手は海外にいこうか迷ったタイミング
程なくして、LIGの海外展開の話が社内であがったことがありました。僕自身、新しいことに挑戦したかったですし、時期的にも環境を変えるタイミングかなと思ったりもしていたため、「海外に行きたい」と手を挙げました。海外転勤の話が通らなかったら、会社を辞めようとさえも悩んでいました。
しかし、社長の岩上に引き止められることに。
「この前のイベントに参加してみて、のびすけが生き生きしているところを見た。のびすけはもっとこの領域で動いた方がいいと思うんだ」と言われたのです。しかし、それは「海外転勤を諦めろ」ということではなく、いままでほぼ趣味として行っていた課外活動をLIGの新規事業として始めるチャンスでもありました。
おわりに:新しくDevRel事業部を立ち上げます
今回、自分の課外活動が事業になったお話を通じて僕が伝えたかったのは下記2点です。
- モチベーションが無くても “続けていれば” 価値に繋がる
- 好きなことを業務に持ってくる、この為に社内へのアウトプットは重要
昨年の4月に謎の入社式を迎えてから1年半ほど経ちました。上京したての自分が今こういう動き方をしているなんて、当時はまったく想像もつかなかったです。環境を理由にぐちぐち言っていた気もします。
しかし、続けることを通じて新しいチャレンジができるようにもなりました。
僕が今回チャレンジするのは、新しくLIGにてDevRel事業というものをスタートさせることです。
“DevRel”とは海外では一般的なマーケティング用語で、開発者との関係(リレーション)を構築する活動を言います。すごい技術があるのに、それを企画側の人が理解していないことによりサービス化や製品化ができていない、といったことが開発の現場では多々あります。そういった技術の壁を取り壊すべく、僕自身がイベントで登壇するのもそうですし、LIGブログと絡めて情報を発信していきたいと考えています。
さらにはエンジニア向けのサービスやプロダクトを展開している事業者に対して、企画コンサルやプロモーションを行ったり、 IoT領域のプロモーションをお手伝いしていく予定です。IoTにまつわるハードウェア製品や、マイコンボードなどは、Webエンジニアたちにはまだまだ扱いが難しい領域でもあります。技術的な内容を噛み砕き、様々な事例をつくって伝えていくことを、今後の一つの仕事にできればと思っています。
とはいえ、DevRel事業部は新しくスタートしたばかり。今後、様々な情報発信をしていきますので、引き続きよろしくお願いします!
※IoTLTは、これからも課外活動の一環として実施していこうと思っています!