500番台のエラー数字(サーバーエラー)
500番台は「サーバーのリクエスト処理に失敗した」という意味を表します。
500〜510の間で約11種類ほどエラー数字は存在しますが、今回はメジャーどころをご紹介します。
500 – サーバーの内部エラー
エラー内容
プログラムに問題があるときや、パーミッション設定にミスがあるときに表示されるエラー。
原因/対処法
- プログラムに問題がないかチェック
- .htaccessに記述ミスはないか
- パーミッション設定にミスはないか
サーバー内部に何かしらのエラーが発生している状態なので、プログラムにミスがないか確認して下さい。
503 – サーバー過負荷
エラー内容
サーバーの過負荷状態で一時的にWebページが表示できないときに起こるエラー。
要するに「落ちている」ときです((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
※正確には「落ちた」というより、「これ以上無理!というサーバーからの警告」という表現が正しい
原因/対処法
- サーバーの負荷チェック
- 時間を置いて再度アクセス
- サーバーの転送量を上げる
- サーバーの負荷を無理に上げてしまうプログラムがないか確認する
- サーバー管理者へ連絡する(速攻)
全ての制作者が恐れる、かの有名なエラー様。
できれば一生出会いたくないエラーなのですが、こいつは突然現れます。
何かのキャンペーンなどをするときなど、一時的にサーバーのスペックを上げておくと安心でしょう。
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
404エラーページには遊び心を
404エラーページが表示されると言うことは、一概には言えませんがWebサイト運営者の管理ミスでもあります。
なのに、デフォルトのエラーページ(デザインがない状態)を見せるのはユーザからするとストレス以外の何物でもありません。
そのため、Webサイト運営者はちゃんとデザインした404エラーページを用意しておくと良いでしょう。
ページの中身としては、なぜエラーになっているのか明記したり、サイトトップや他ページへのリンクを用意したりしてあげると良いでしょう。
更に言うと、遊び心を加えたデザインしてあげることで、そのサイトの個性を表現することもできます。
例えばLIGブログだとこんな感じ↓
最近公開した求人サイト「Poole」だとこんな感じです↓
他にもさまざまな404エラーページがあるので、見てみると面白いです。
参考記事:エラーだけど見ておきたい。細部までこだわった404ページデザイン33選
まとめ
いかがでしたでしょうか。
意外とエラー数字の意味を知っているディレクターさんは少ないと思います。
数字の意味を知ることで、エンジニアさんへの確認の手間が省けたり、対処法を指示できたりと、知っておいて損はない知識なので、ディレクターの方はぜひ覚えておいてください。
滅、503
【ディレクションスキルを上げるために】
※ LIGのWebディレクター陣が厳選する、ディレクションの仕事に役立つオススメ本20選
※ Web制作者のためのワイヤーフレーム講座「役割と考え方」編
※ プロジェクトでトラブルが発生したときにWebディレクターがとるべき3つの手順
※ 新規Webサービスを立ち上げて実感したローンチ前に絶対やっておくべき10のこと
※ 知らないと怖い!Webディレクターが制作サイトのSEOで“大失敗”しないためのポイント
LIGはWebサイト制作を支援しています。ご興味のある方は事業ぺージをぜひご覧ください。