こんにちは、メディアディレクターの鮫島です。
Webサイトを見ていると、時々こんなエラーページが表示されませんか?
これは、何かしらの原因でWebサイトにエラーが発生し、サイトが閲覧できない状態のときに表示されるページです。
「それぐらいは分かるよ!」と言われてしまうかもしれませんが、エラーページに表示されている「503」などの数字の意味は知っていますか??
数字にはちゃんとした意味があり、それぞれエラーの原因を表しています。
そこで今回は、エラー数字の意味と種類をご紹介しようと思います。
エンジニアの方は必ず知っておく必要があり、ディレクターやデザイナーの方も知っておいて損はないので、ぜひご一読ください。
目次
まずは基礎知識
正式名称
エラーページという表現をしていますが、正しくは「HTTPステータスコード」という正式名称があります。
要するに、Webサーバーからのレスポンス状態を表す数字コードという感じですね。
数字の種類
よく目にするのは「404」や「503」といった数字かと思います。
じゃあ「100」「200」「300」の数字の台はないの?という疑問が浮かぶかと思いますが、当然この数字も存在します。
ただし、100〜300の数字はエラーを表現するものではなく、以下のような意味となります。
- 100番台=リクエスト情報処理中
- 200番台=リクエスト処理成功
- 300番台=リダイレクト処理
今回の記事ではエラー数字の説明なので、詳細な説明は割愛させていただきます。
なので、400番台と500番台はエラーなんだということだけ覚えておいてください。
400番台のエラー数字(クライアントエラー)
400番台は「ブラウザ(クライアント)からのリクエストに誤りがあった」という意味を表します。
400〜423の間で約23種類ほどエラー数字は存在しますが、今回はメジャーどころをご紹介します。
400 – 不正リクエスト
エラー内容
ブラウザ(クライアント)から送信したリクエストに不正があり、うまく処理できないときにでるエラー。
原因/対処法
- 別のブラウザで確認する
- Cookie/キャッシュをクリアする
ほとんどの場合、ユーザ側のブラウザなどに問題がある可能性が高いので、他のブラウザで試してみたり、Cookie/キャッシュをクリアするなどして検証してみると良いです。
場合によっては、ブラウザの拡張機能(プラグイン)に問題がある場合もあるので、疑わしいものがあればアンインストールするなどしてください。
401 – 認証エラー
エラー内容
ベーシック認証やDigest認証など、パスワードがかかっているWebサイトに対し、パスワードが間違っていた場合などに出るエラー。
また、アクセス権限がないときなどにも表示されます。
原因/対処法
- 閲覧権限があるか確認する
- ID/パスワードが間違っていないか確認する
ほとんどの場合、ユーザ権限が無い場合やID/パスワードの入力ミス時に表示されますが、サーバー側の不具合の可能性もあります。
403 – アクセス禁止
エラー内容
Webサイト管理者の意向により、第3者のアクセスが禁止されているときに表示されるエラー。
また、サーバーの高負荷が原因の可能性も稀にあります。
原因/対処法
- 時間を置いて再度アクセスする
- Webサイト管理者に問い合わせる
アクセス禁止されている場合は、管理者に問い合わせるくらいしか対処法がありません。だって禁止されているのですから。
ただし、サーバーが原因の可能性もあるので、時間を置いて再度アクセスすると良いかもしれません。
それでもエラーがでるようであれば、諦めましょう。人生、諦めも肝心です。
404 – NotFound
エラー内容
ページが削除されていたり、URLが変更されてページが見れなくなっているときに表示されるエラー。これが一番メジャーかもしれません。
原因/対処法
- 検索エンジンのキャッシュから閲覧
Googleなどの検索結果でキャッシュとして残っているかもしれないので、検索結果に表示されている「キャッシュ」というリンクをクリックしてみてください。運が良ければ一時的に閲覧ができます。(あくまでキャッシュなので実際に運用されているページではありません)
それでも表示されなければ、悔しい思いを胸に諦めましょう。無いものは無いのですから。
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