デジタル漫画を描く際にオススメの制作ソフト&Photoshopでの描き方

みぽりん


デジタル漫画を描く際にオススメの制作ソフト&Photoshopでの描き方

はじめまして!デザイナーのみぽりんと申します。

今回は、デジタルマンガにおすすめのソフトや素材サイトとPhotoshopでのマンガの描き方をご紹介したいと思います。

デジタル漫画におすすめのソフトと素材サイト

CLIP STUDIO PAINT

clipstudio

モノクロ漫画制作ソフト「ComicStudio」の後継となる「CLIP STUDIO PAINT」。
イラスト制作に最適な「PRO」と、マンガ制作にも適した上位グレード版「EX」があります。トーンや集中線、背景などマンガに必要な機能が豊富で、マンガを描くのが楽しくなるソフトです。
アップデートで少しずつ機能も追加されているので、今後の動向に期待大です!!!

ComicStudio 4.0

comicstudio

プロも御用達のモノクロ漫画専用ソフト。
ComicStudioは当初2013年末で販売終了となっていたのですが、後継となる「CLIP STUDIO PAINT EX」では機能面でまだ未成熟な部分が多く、利用者の強い要望により、販売終了を2015年中頃に延期することになりました。
それだけ愛されているソフトだけあり、機能も充実していて使い勝手もとてもいいです。

openCanvas

opencanvas

低価格でありながら、アナログのような書き味が魅力です。フィルターやレイヤ効果、トーンなど、デジタル漫画やイラスト制作に欠かせない機能も充実しています。インターフェースも分かりやすく、チュートリアルも豊富なので、初心者の方でも使いやすいソフトだと思います。
軽いのでハイスペックPCでなくても大丈夫!
インストール後試用期間が3ヶ月もあり、その間の機能制限は一切ないので、じっくり試してから購入したいという方にもうれしいですね。

SAI/SAI2

sai

「SAI」の次期バージョン「SAI2」のテスト版が2013年12月に公開されました!待望の64bit版が用意される他、マルチコアCPUへの対応など大幅に機能が強化されています。
描画の美しさと描き心地の良さはそのままに、パース定規や文字ツールが搭載されて、より便利になりました。そしてSAI同様、軽くてサクサク動く!
SAI2はまだ正式版ではないので保存はできない使用のようですが、正式発売が待ち遠しいです!!!

デジタルトーンスタジオ

digitaltone-studio

Photoshop、Illustrator、ComicStudio、IllustStudioで使えるトーンがたくさんあります。無料で使える素材も豊富でありがたいです。

創作活動応援サイト CLIP

clip

CLIP STUDIO、ComicStudio、IllustStudioで使えるトーン、ブラシ、背景などの素材がたくさんあります。チュートリアルがたくさん公開されているので、まずはチュートリアルを真似るところから始めて、少しずつデジタル漫画やイラストの描き方を習得してみてはいかがでしょうか。

photoshopでデジタル漫画を描こう!

使用したもの

  • Adobe Photoshop CC
  • ペンタブレット(Wacom Intuos3)

ブラシを設定してみよう

Photoshopでペン入れなんて・・・と思っていませんか?
かくいう私も「Photoshopでは滑らかな線が表現できない」と思って、ペン入れはSAIやComicStudioを使うか、原稿用紙に描いて取り込んでおりました。

これから紹介するのは、そんなPhotoshopでも滑らかで入り抜きがキレイな線が描けるブラシ設定方法です。もしやったことがない人はぜひ試してみてください。

間隔の調整

brush01

ハード円ブラシを選択して、間隔を1%に変更しましょう。Photoshopのブラシは、ポンポンとスタンプのように画像を配置して線を描いているので、配置間隔は短いほどなめらかな線が描けます。

硬さの調整

brush02

自分の筆圧に合わせてペンの硬さを調整します。筆圧が低い人ほど数値が低くなり、数値が高いほどアンチエイリアスがかかっていない硬い線になります。
ちなみに私は70%で設定しています。

「滑らかさ」と「シェイプ」にチェックをつける

brush03

シェイプは下記のように設定します。

  • サイズのジッター:0% コントロール:筆圧
  • 角度のジッター:0% コントロール:進行方向
  • 真円率のジッター:0% コントロール:筆圧
  • 最小の真円率:1%

完成!

brush04

こんな感じになりました!
SAIのように手ぶれ補正機能などはついていないのですが、Photoshopも設定次第でかなり滑らかに描けるようになります。

ペン入れしてみよう

ではでは、メインのペン入れに移りたいと思います。

下絵の取り込み

まず下絵を用意します。下絵もphotoshopで描いてもよいのですが、私の場合は紙に描いた方が早く描けるので、いつも下絵は適当な紙に描いて取り込んでいます。
消しゴムで消しても薄れないよう枠線だけペンで描いて、あとはお気に入りのシャーペンでざくざく一気に描き上げます。紙はコピー用紙だったり、たまにちゃんと漫画用原稿用紙を使ったり・・・描きやすくて白ければ何でもOKかと!

sitae01

下絵が描けたらスキャナーで取り込みます。
今回はモノクロ漫画なので、600dpiのグレースケールで取り込みました。(Web用のみで印刷はしない場合は100〜200dpiくらいでもOKです!)

下絵の補正

そのままだと使いづらいので、白黒はっきりさせるため、レベル補正で白を飛ばし、黒を強くします。数値は自分のイラストを見ながら調整してください。

sitae02

今回はこんな感じで設定しました。

レイヤーを調整

penire01

  • まず下絵レイヤーの不透明度をお好みで30~50%くらいに設定します。
  • 下絵レイヤーの下に白で塗りつぶしたレイヤーを敷きます。
  • 一番上にペン入れ用のレイヤーを作ったら完了です!

ペン入れ

ペン入れ用レイヤーに、先程設定したブラシを使ってペン入れしていきます。

今回は、「主線:5px」「細部:2~3px」で描いてみました。
画面をピクセル等倍にしてペン入れすると、線がぶれっぶれになって超大変なので、大体50%くらいが描きやすいです。

penire02

枠線を引いてみよう

「選択範囲」で囲って「境界線を描く」で枠線を引いている方も多いようなのですが、個人的には後々コマのサイズを変えたりするかもしれないことを考慮すると、シェイプを使った方法がベストだと思っています。

シェイプを下記のように設定しましょう

frame01

  • 塗り:なしor白。
  • ストローク:黒
  • サイズ:任意の枠の太さを選択(今回は3pt)。
  • 「エッジを整列」にチェック

「エッジを整列」にチェックを入れるとシェイプがぼやけるのを防げます。

長方形ツールやラインツールを使って枠線を引きます

frame02

楕円ツールを使うとフキダシも描けます。

こんな感じになりました。

penire03

まとめ

とりあえず今回はここまで・・・。
機会があれば「モアレの起きないトーンの貼り方と削り方」「効果線の引き方」「ベタの塗り方」などを解説していきたいと思います。

 

【他にもあります、Photoshopでの描き方】

イラスト風の劇画タッチも表現できるオススメ無料Photoshop絵の具ブラシ10選

手書きスキャンからPhotoshopでWebデザイン用イラストを制作する時の手順

Photoshopで写真をリアルな鉛筆画に加工する方法

消しゴムハンコ風のアイコンでデザインに温かみと可愛らしさをプラスする方法

みぽりん
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みぽりん

デザイナー

2013年入社

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