Sassを使って時間短縮!アイコンフォントを手軽に使える方法

Sassを使って時間短縮!アイコンフォントを手軽に使える方法

モモコ

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お疲れさまです、ももこです。
先日発売されたGE2のプレイ時間を確保する為に、作業の時短は重要な任務です。
今回はSassでアイコンフォントを手軽に使える方法をご紹介します!
アイコンフォントを使ってみたいけど導入方法が難しそう…という方にオススメです。

アイコンフォントの用意をする

まずはアイコンフォントを用意します。

過去記事にアイコンフォントの紹介がありますので、宜しければご参考ください。

「Retinaでもボケない「シンボルアイコン」を使いこなそう!」
「無料で出来る!オリジナルアイコンフォントを作ってみよう」

今回は「Fontello」から可愛いアイコンフォントをダウンロードしました。

cssフォルダと同階層に「fonts」フォルダを作り、その中にフォントデータを入れてください。

fontello

アイコンフォントの読み込み

早速Sassにフォントを読み込ませます。
LIGブログでたびたび登場するCompassには元々font-face用のMixinが用意されているのでそちらを利用すると便利です。

@import "compass/css3/font-face";
/*font-face*/
@include font-face('★',
font-files(
'fontello.woff',
'fontello.ttf',
'fontello.svg',
'fontello.woff'
)
);

★部分にはフォントファミリー名を設定して下さい。

配列の設定をする

続いてアイコンフォントの配列をフォント名、Unicodeの順に書いていきます。
Unicodeの詳細は各配布サイトでご確認ください。Fontelloの場合、ダウンロードしたフォルダ内のdemo.htmlで確認できます。

$icons:(
     'test' '\e800',
     'test2' '\e801'
);

関数の記述をする

次にMixinで必要になる関数を記述します。
配列のフォント名とMixinで設定するフォント名を照らし合わせ、Unicodeを自動で書き出してくれます。

@function match($haystack, $needle) {
    @each $item in $haystack {
        $index: index($item, $needle);
        @if $index { 
            $return: if($index == 1, 2, $index);
            @return nth($item, $return); 
        }
    }
    @return false;
}

Mixinの記述をする

最後にアイコンフォントを簡単に使う為のMixinを記述します。

@mixin icon($position: 'before', $styles: true, $icon: false) {
    &:#{$position} {
        @if $icon {
            content: match($icons, $icon);
        }
        @if $styles {
            speak: none;
            -webkit-font-smoothing: antialiased;
            -moz-osx-font-smoothing: grayscale;
            text-transform: none;
            line-height: 1;
            font: {
                style: normal;
                variant: normal;
                weight: normal;
                family: '★';
            }
        }
        @content;
    }
}

Mixinは左からアイコンの表示位置(before・after)、スタイルの書き出し有無、アイコンフォント名を入れます。
Mixin名、スタイル部分は適宜変更してください。
★部分には先ほどと同じくフォントファミリー名を設定します。
これでアイコンフォントを使う準備は完了です!

Sassの記述をする

a[target^="_blank"] {
    @include icon('before', true, 'test2');
    color:blue;
    text-decoration: none;
}
.fonts{
    span{
        @include icon('after', true, 'test');
        color:#000000;
        text-decoration: none;
    }
}

コンパイルされたCSS

@font-face {
  font-family: "Icons";
  src: url('../fonts/fontello.woff') format('woff'), url('../fonts/fontello.ttf') format('truetype'), url('../fonts/fontello.svg') format('svg'), url('../fonts/fontello.woff') format('woff');
}

a[target^="_blank"] {
  color: blue;
  text-decoration: none;
}

a[target^="_blank"]:before {
  content: "\e801";
  speak: none;
  -webkit-font-smoothing: antialiased;
  -moz-osx-font-smoothing: grayscale;
  text-transform: none;
  line-height: 2;
  margin: 0 5px;
  font-style: normal;
  font-variant: normal;
  font-weight: normal;
  font-family: 'Icons';
}

.fonts span:after {
  content: "\e800";
  speak: none;
  -webkit-font-smoothing: antialiased;
  -moz-osx-font-smoothing: grayscale;
  text-transform: none;
  line-height: 2;
  margin: 0 5px;
  font-style: normal;
  font-variant: normal;
  font-weight: normal;
  font-family: 'Icons';
}

まとめ

いかがでしたでしょうか?
CSS部分のカスタマイズもしやすく、非常に使い勝手の良いMixinだと思います。
アイコンフォントを使ってみようかな、という場合にぜひ試してみてください( ‘ω’)b

参考URL:Fun with Sass & font icons

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