こんにちはデザイナーの藤田です。最近は朝晩がめっきり寒くなり、冬の気配がだいぶ近づいてきましたね。
冬が苦手なわたくしにとっては、これから一層つらい季節となりますが、クリスマスや年末年始におこなわれる各種プロモーションを見るのが楽しみではあります。
そこで今回の記事では、皆さまのデザインや企画作りのヒントになればと思い、Buzz施策をおこないつつオシャレでデザインの参考にもなるキャンペーンサイトをまとめてみました。ぜひご覧ください。
※キャンペーンサイトは公開期間が短いものもあるため、11月現在で公開されているものが非公開となっている可能性もございます。あらかじめご了承ください。
Buzz施策だけでなくデザインも参考になるキャンペーンサイト15選
1. PIZZA BLACK
一目見て、とりあえずつっこまずにはいられない内容ですね。
「ツッコミたい」というユーザ心理をうまく突いた拡散施策のキャンペーンだと思います。世界観の作り込まれたデザインも素晴らしいですね。
2. オレたちのゆきこたんプロジェクト
雪印コーヒー生誕50周年のキャンペーンです。
メインキャラクターである「ゆきこたん」のイラストや声優を公募し、50周年限定パッケージにてARライブをおこなうという、共創型施策のお手本的な素晴らしい企画ですね。
弊社のまろ氏も「ゆきこたん」に「ぶひって(萌えて)」おります。
3. ハッピールーイヤー|ZIZOのお正月サイト2013へようこそ!
株式会社ZIZOの2013年の正月の特設サイトですが、このダジャレのためだけにルー大柴さんを出演させちゃう本気っぷりがすごいですね。
4. 泣ける!広島県\(T▽T)/
「おしい!広島県」のキャンペーン第2弾で、「美味しいものが多いが、あまり知られていない」という広島県の特徴をもとに作成されています。
前回と比べ、ガイドブックにPerfumeを起用したり、神宮球場の広島戦にてカープガールにガイドブックを配布させるなど、拡散手法がパワーアップした印象。
サイトデザインも、とても参考になります。
5. カレはなぜフラれたのか?カレナゼ.com
恋愛は拡散されやすいネタの鉄板ですね。
また「104万円の賞金が当たる」という、拡散インセンティブが大きいのも特徴のサイトだと感じました。
6. ズッキュン BOAT DATE蒲郡
こちらも鉄板ネタの美女を使用したサイトです。サイトの色使いやデザインが参考になります。
個人的にはセクシー女子にZQNときました。
7. ほんのひととき
人にギフトを贈るとき、「何を贈ればいいのか」と皆さま迷われますよね。そんな「ギフト選びは迷うもの」というインサイトを上手く突いたサイトだと感じました。
女性の方が選んだギフトという点もポイントですね。
8. 知リ100
vineを使用したキャンペーンを多く見るようになりましたね。
投稿された、なんとなく危なっかしい作業動画がオロナインを想起させるのではないでしょうか。
横のグリットを若干崩しているデザインも今後、さらに流行りそうですよね。
9. 【放送事故】生配信中に・・・いきなりBAN
タイヤ販売のAUTOWAYの特設サイトの第2弾です。
第1弾の「【閲覧注意】雪道コワイ」や第3弾の「ラバー」も素晴らしいですが、個人的に一番「やられた!」と感じたのがこちらでした。
10. 《 マルタイ × pixiv 》55周年プロジェクト、始動。|棒ラーメンでおなじみ、味のマルタイ [九州・福岡・博多]
http://www.marutai.co.jp/campaign/holding/character/
関東ではあまり見かけませんが、九州では有名なインスタント麺です。こちらも「オレたちのゆきこたんプロジェクト」と同じく共創型のコンテンツとなっております。
11. ハロウィンの六本木で“撮らわれる”|Capcharmee
http://halloween-gpj.branu.jp/
アイキャッチ画像のグラフィックも素晴らしいですが、「ハロウィンの夜に六本木駅前の大きな蜘蛛の巣に来て、魔法の言葉 “キャプチャー・ミー” と叫んでください」という誘導文言も素晴らしい企画です。
ハロウィン前の執筆なので、この企画がどのような落としどころを用意しているかわかりかねますが、当日の六本木の盛り上がりに華を添えそうな企画ですね。
12. LUNAR DREAM CAPSULE PROJECT
月に向かってポカリの粉末と自身の夢を記したタイムカプセルを飛ばし、タイムカプセルを開ける鍵をプレゼントするという、とても夢のある企画です。
月に水があることが発見されたそうですが、ポカリスエットの粉末を月の水で溶かして飲むような未来はくるのでしょうか。
13. Catch the Tail of Hope
BoAの「Tail of Hope」リリースイベントにて、ブース内に設置されたkinectに向って撮影をおこなうと、キャンペーンサイトでオリジナルの尻尾の生えた自分の画像を取得できるというO2O企画です。
サイトのトーンも、ターゲットである若い女性を意識した可愛らしい雰囲気となっております。
(※現在は公開終了となっております。)
14. しみわたりタイム
働く男性にスポットをあて、ターゲットの「休憩中や仕事終わりの心情を誰かに共感してほしい」という気持ちを巧みに突いた企画となっています。
休憩中や仕事終わりに缶コーヒーを購入するという、消費者の購買行動パターンに上手くマッチしているのではないでしょうか。
15. 100 TRIP STORIES by 星野リゾート
http://hoshinoresort.com/100stories/
「日本を旅してみたい」という20代の旅人100人を世界の国々から募集。日本を知り、日本を感じ、日本の人々に触れる旅を通じ、そのリアルをレポートしてもらうという、星野リゾートの創業100周年企画です。
海外の潜在層にリーチする素敵な企画だと感じました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。改めてキャンペーンサイトを見てみると、ターゲットにリーチするためのさまざまな取り組みを実施しており、企画作りやデザインのトーン選択の参考になります。
個人的には、Webだけで完結するのではなく、リアルなイベントと連動させた企画のプロモーションサイトが気になりました。今年の年末年始も期待したいと思います。それでは。
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