写真のメッセージ性を高めるストロボ&スタンド
慣れてきた方向けになりますが、室内での撮影やより高いクオリティの写真を撮影したい場合に、ストロボの使用は効果的。
人物の少しサイドからライトを入れることで表情に陰影をつけ、写真のメッセージ性を高められます。
インタビューには一眼カメラ
インタビューやコーポレートサイトの撮影時には、シンプルかつきれいに撮る以外にも「なにを、どう撮影するのか」という、第1・第2の被写体(人物と背景など)を意識的に捉えることが必要です。
文章にプラスして「どんな人なのか、どんな場所なのか」を表せるため、一眼カメラの使用がおすすめです。
かんたんなカメラの設定
全自動モードしか使ったことがないという方向けに、背景をぼかしつつ手ぶれにも失敗しない方法をご紹介いたします。
※カメラに慣れている方は飛ばしてください。
手ぶれで失敗しないシャッタースピードとは?
「せっかく撮影したのに、帰ってきてみたら写真がぶれてた!」などの失敗をしないためにも、シャッタースピードは1/180以上になるように撮影しましょう。
カメラの設定
- マニュアルモードに設定
- シャッタースピードを1/180 or 1/250
絞りをf5.6に(f5.6より明るいレンズの場合は、f2.8などお好みで調整を) - ISOをAUTOに設定
AUTOがないカメラの場合は、以下のように設定しましょう
・太陽光が入る場所:ISO400-800程度
・間接照明のついた室内や仄暗い場所:ISO800-3200程度
写真が黄色くなってしまう場合は?
室内で撮影したとき、写真が全体的に黄色味をおびる場合があります。
そのときはホワイトバランス(WB)を電球マーク(タングステン)に調整すると、きれいに撮影できます!
JPEGとRAWは、どちらがいいの?
ここまで登場した写真はなんとなく暗くなっていますが、RAWデータなら明るさや色などの多少の失敗であれば、撮影後に調整することもできます。
ゆっくり時間をかけられるときはRAW、お急ぎの際にはJPEGを活用してみてはいかがでしょうか。