こんにちは、Webデザインスクール「デジLIG」のあいゆです!
- デジタルハリウッドSTUDIO by LIG(デジLIG)とは
- 株式会社LIGとデジタルハリウッドが業務提携をしてはじめたクリエイター養成スクールのこと。Webデザイナーや動画クリエイターを目指す方向けのカリキュラムを展開している。現在、上野・池袋・北千住・川崎・町田・大宮にて受講生を募集していて、無料説明会は毎日開催中!
本連載では、キャリアチェンジに成功した方のインタビューを通して、未経験からの学習方法や就職活動のノウハウ、スクール生活についての情報をお届けしています!
▲Webディレクターへ転職成功した荒木さん
今回は、東証プライム上場企業で9年間勤務した後、未経験からWebディレクターへの転職を実現した荒木さんにインタビュー。大企業の安定を捨て、富山から東京へ。会社依存からの脱却を決意した彼の挑戦の軌跡をお届けします。
本記事はこんな方におすすめです!
- 大企業で働いているが将来に不安を感じている
- スクールで横のつながりを作りたい
- 未経験からWebディレクターを目指している
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人物紹介:荒木大輔さん【STUDIO池袋 2025年7月生/Webデザイナー専攻+集中講座】 大手化学メーカーで9年間プラントオペレーターとして勤務。2025年6月に退職し、7月からデジLIGに入学。集中講座で仲間を作り、卒業制作では富山のイタリア料理店のサイトを制作。2026年5月にWebディレクターとして転職を実現。 |
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会社依存からの脱却。大企業を辞めた理由
――まずはスクール入学の経緯からお聞かせください。
前職は東証プライム上場の大手化学メーカーで、アンモニアプラントのオペレーターをしていました。新卒から9年間、三交替勤務で夜勤もある環境でした。人間関係も良くて、給料も待遇も良い。普通に考えたら辞める理由がほとんどない会社でした。
――それなのにどうして転職を?
会社依存が嫌だったんです。前職で得られるスキルは、汎用性という面では限られていると感じていました。活用できる範囲が限定的なのと、会社の経営に人生が左右されるのも嫌で。
また、定年延長の制度が始まったことも、自分の将来を考えるきっかけになりました。50歳を超えても夜勤を続けている先輩たちの姿を見て、自分自身がこの働き方を長く続けていけるのか、不安を感じるようになったんです。
▲以前は化学プラントの現場で働いていた荒木さん(写真はイメージです)
――大企業ならではの問題もあったんですか?
年齢や勤続年数に応じて給料は上がっていく一方で、仕事は年齢や社歴に関係なく、できる人に偏りがちだと感じていました。そのぶん多くの仕事を担っても、負担や頑張りが給与や評価に十分反映されている実感がなかったんです。
「頑張ったぶんだけ、きちんと評価してほしい」という気持ちが強かったです。
――退職金もあったんですよね?
9年で退職した自分にとって、退職金は雀の涙ほどでした。辞める前は、将来受け取る退職金のことを考えて迷いもありました。でも、お金を理由に会社に残り続けることで、自分のやりたいことに挑戦する機会を逃したくなかったんです。
――同期で辞める人は少なかったんですか?
同期で辞める人は少なかったですね。自分でもこんないい会社やめるのはバカだなと思います(笑)。
でも、このまま富山でずっと働いて、そのまま地元で暮らしていくのかなと考えたときに、少し物足りなさを感じたんです。もっと外の世界を見てみたいし、いろんな人や価値観に触れてみたい。都会で暮らしてみたいという気持ちもありました。
友人の結婚式動画がきっかけ。独学2ヶ月で挫折してデジLIGへ
――どうしてWebデザインを学ぼうと思ったんですか?

友人の結婚式の動画を制作したことがきっかけです。すごく喜んでくれて、「クリエイティブっていいな」と感じました。自分が作ったもので誰かが喜んでくれる感覚がすごく良かったんです。
動画制作のコースもあったのですが、デザイナーってかっこいいじゃないですか。デザインをちゃんとやってみたいと思ったんです。あと、Web系やシステム系に詳しくなれば、今後の人生に役立ちそうだなと。当時からAIも普及していましたし、フロントエンドもバックエンドも知りたいという興味がありました。
――独学もされていたんですよね?
2024年10月から独学を始めました。本をたくさん買って、YouTubeも見て、毎日3〜4時間勉強しました。土日はフルで取り組んでいたんですが、2ヶ月やった結果、「デザインは無理だ」と挫折しました。Figmaでデザインを作ってコーディングまでやったんですが、クオリティがぜんぜんダメで。
――そこでスクールを探し始めたんですね。
はい。デジLIGの入学説明会に応募しました。ポートフォリオについて調べていたら、デジLIG卒業生のYukaさんの作品を見て、「これができるなら絶対ここがいい!」と思いました。ただ、いざ入学してみると、あそこまでのレベルに到達するのは簡単じゃないと痛感しました(笑)。
――入学はすぐだったんですか?
1月に説明会を受けて、入学は7月でした。会社を辞めるための引き継ぎや引っ越しの準備があったので、6月に退職して7月入学にしました。会社には早めに伝えていたので、円満退職できました。
自分から動かないとできない、横のつながりの難しさ
――入学されてから、どのように学習を進めていましたか?
仕事を辞めていたので、初日から毎日STUDIO(校舎)に来ていました。1ヶ月でFigmaまでのカリキュラムを終わらせました。
荒木さんの在学中の1日のスケジュール
| バイトありの日 | |
|---|---|
| 9:00 | 起床・家事 |
| 10:00 | |
| 11:00 | 移動 |
| 12:00 | STUDIOで学習 |
| 13:00 | |
| 14:00 | |
| 15:00 | |
| 16:00 | 移動 |
| 17:00 | バイト(居酒屋) |
| 18:00 | |
| 19:00 | |
| 20:00 | |
| 21:00 | |
| 22:00 | |
| 23:00 | |
| 0:00 | 移動・風呂 |
| 1:00 | 就寝 |
| バイトなしの日 | |
|---|---|
| 9:00 | 起床・家事 |
| 10:00 | |
| 11:00 | 移動 |
| 12:00 | STUDIOで学習 |
| 13:00 | |
| 14:00 | |
| 15:00 | |
| 16:00 | |
| 17:00 | |
| 18:00 | 移動・夕食 |
| 19:00 | 自宅で学習 |
| 20:00 | |
| 21:00 | |
| 22:00 | |
| 23:00 | |
| 0:00 | 就寝 |
――学んでいるときにもっとも楽しかったことは何ですか?
デジLIGでできた友人と飲みに行ったことです。友人は、8月と9月に受けたデザイン集中講座がきっかけでした。
――どうやって仲良くなったんですか?
デザイン集中講座のSlackチャンネルで、受講生の方が「みんなで作業しませんか?」と声をかけてくれたんです。オンラインの交流会で近くに住んでいる人と知り合って、実際にSTUDIOで会って顔を合わせ、2人ほどと親しくなりました。
STUDIOでは、サポートスタッフ(受講サポートをしてくれる先輩在校生)の方や保科トレーナーがいたときに仲良くなりました。保科さんは人気があって、みんなアドバイスをもらいに集まっていて。保科さんが人をつないでくれたおかげで、卒業制作の頃には輪に入れた感じでした。
――入学前と在学中でギャップを感じたことはありましたか?
思ったより、横のつながりをつくるのは難しいと感じました。デザイナーは黙々と作業するのが好きな気質ですが、実はつながりを求めていると思うんです。ただ、人見知りなだけで。
自分から行動しないとつながりはできません。懇親会にも参加しましたが、一人で行くハードルが高いんですよね。オンラインで参加できるような工夫があれば、もっとハードルが下がると思います。
カメラを担いで富山へ。卒業制作は父の友人のイタリア料理店
――学んでいるときにもっとも大変だったことは?
卒業制作では、クライアント探しから始まり、企画・要件定義・デザイン・実装・公開まで、全部自分で経験しました。初めてのことばかりで、正直かなり大変でした。
8月頃からクライアント候補を考えていて、最終的に父の知り合いのイタリア料理店にお願いしました。父の友人で、一緒に釣りに行くような関係でした。
――卒業制作で何が一番大変でしたか?
素材の準備です。お店の魅力が写真では十分に伝わっていないと感じて、「もっと良さが伝わるように撮りたい」と思いました。
でも外注するとお金がかかるし、自分は素人なのでお金をもらう立場ではないと思っていました。そこで、集中講座で仲良くなった方がカメラを貸してくれたんです。三脚も照明も含めて50万円くらいする機材でした。
その方の気持ちもあるし、ちゃんといい写真を撮りたかったので、カメラの撮り方を勉強しました。中山トレーナーにも相談しました。
――撮影はどうでしたか?
撮影は本当に大変でした。ヒアリングと撮影で3回富山に帰って、機材を担いで新幹線で往復しました。500〜600枚撮って、使えるものを選びました。ライティングも自分でやって、店内の光の入り具合や窓の位置なども考えました。
中学時代から人生を振り返る。転職活動の自己分析
――なぜディレクターを目指したんですか?

卒業制作のクライアントワークがきっかけです。オーナーさんと長時間話して、お店への想いや工夫をお聞きしました。
前職では、仕事の成果が誰かの反応として直接返ってくる機会が少なく、やりがいを実感しづらい部分がありました。でも、オーナーさんのお話をお聞きして、「絶対に期待に応えたい」と思いました。
Web制作でできることを全力でやりたいと思ったとき、制作だけでなく、お客様の課題に向き合ったり、直接反応や感謝を感じられたりするディレクターという仕事に魅力を感じたんです。デザインの経験も活かしながら、企画や進行、課題解決など、より幅広い領域に関われる立場を目指したいという気持ちもありました。
――転職活動についてお聞かせください。
LIGエージェント、マスメディアン、Webスタッフを使いました。15社応募して、書類通過が7社、1次通過が2社、最終が1社、内定が1社でした。
ポートフォリオ制作を1〜2月にやって、2月末から応募し始め、3月に内定が決まりました。転職準備に2ヶ月、転職活動に1ヶ月という流れでした。
転職までのタイムライン
――未経験からの転職で大変だったことは?
転職が初めてだったので、すべてが大変でした。でも一番は、自分を知らなかったことです。転職活動では、自分という商品を売り込むわけです。まず自分を知らないといけない。
LIGエージェントのキャリアデザイナーのモユさんからのアドバイスで、中学校くらいから人生を振り返りました。これまでどんな経験をして、その経験が今の自分の性格や考え方、得意・不得意にどうつながっているのかを一つずつ掘り下げて、自分の強みを整理していきました。
そこから言語化すること、わかりやすく伝えること、面接官のいろんな質問に対応することが大変でした。
特にディレクター志望だったので、ディレクターの仕事の解像度を上げて、自分がどう貢献できるかをアピールする必要がありました。未経験なので想像しかないですが、ディレクターの仕事を調べ尽くして、自分だったらどうするかを考えました。
▲ARAKI DAISUKE PORTFOLIO(PDFより一部抜粋)
――面接練習は何回やりましたか?
3名くらいのキャリアデザイナーさんに見てもらって、6〜7回はやりました。
改善点をフィードバックしてもらいつつ、練習を重ねて3回目には「めっちゃよくなりましたね」と言ってもらえました。「素直さと吸収力、学習できる力がいいところですよ」と評価してもらえたのが嬉しかったです。
200%自走力が求められる環境。でも苦じゃない
――現在の仕事について教えてください。
Webディレクターとして、クライアントサイトの運用や案件の進行管理を担当しています。日々のテキスト修正やコンテンツ更新など、細かな運用業務にも携わっています。
ディレクターなので、クライアントから連絡が来たらエンジニアに伝えて、テスト環境を確認してもらい、クライアントにチェックしてもらってから公開する、という流れです。
――実際になってみて、想像と違ったことは?
想像していたより、自分で切り拓いていく前提の環境でした(笑)。案件を渡されたら、オリエンをしてまずは自分でやってみる、というスタイルで。
スケジュールを作るにもタスクの洗い出しが必要で、要件定義、ワイヤー、デザイン、実装、検証といった流れを自分で組み立てます。今はリニューアル案件で、サイトのシステム構成を見直す提案をしました。未経験の領域も多く、エンジニアでもないので知らないことばかりです。
自分なりに調べて、システム構成を考えて、提案書を作って上司にFBいただくとめちゃくちゃ赤が入ります(笑)。まだ詰めが甘かったり、見えていない部分も多いので、指摘をもらいながら少しずつ考え方を身につけているところです。
――でも、楽しそうですね。
マジできついですよ(笑)。でも苦じゃないです。エンジニアリングの裏側を知るのも好きなんです。本当はフロントエンドもやりたいと思っています。そういう技術を知るのが面白いんです。
これからWebデザインを学ぶ人へ
――スクール選びを迷っている方へのメッセージをお願いします。

デジLIGはマジでおすすめです。特に自分に合っていたのが、校舎にトレーナーさんがいて、直接質問したり相談したりできる環境です。オンラインでも学習できますが、自分は実際に校舎へ通って、人と関わりながら学べたことがすごく大きかったと思います。
オンラインで学べるのは大きなメリットですが、せっかく通える環境があるなら、ぜひ人から直接学べる機会も活用してほしいです。トレーナーさんも親身な方ばかりで、実践的なアドバイスをたくさんもらえます。STUDIOも綺麗です。
――ディレクターを目指す方へのメッセージもお願いします。
Web業界は移り変わりが激しいので、新しいことを学んだり、興味を持って情報を追いかけたりするのが苦手な人には、少し大変な環境かもしれません。
一方で、変化があるからこそ便利なツールや新しい方法が次々に出てきて、自分でできることが増えていく面白さもあります。そういう変化や効率化を楽しめる人には、すごく相性のいい業界だと思います。私自身、業務の効率化が好きなので、ルーティンワークやタスク管理を自動化することを楽しんでいます。
AIに興味がない人にとっても、仕事の中で触れる機会はこれからさらに増えていくと思います。新しい技術を試しながら、自分の仕事にどう活かせるかを考えるのが好きな人には面白い環境だと思います。
――ありがとうございました!
さいごに
今回は、大企業の安定を捨て、未経験からWebディレクターへと転身された荒木さんのお話を伺いました。
荒木さんは、会社依存からの脱却を決意し、富山から東京へ。デザイン集中講座で仲間を作り、卒業制作では富山までカメラを担いで撮影に臨むなど、積極的に行動を起こし続けました。
特に印象的だったのは、「ちゃんと人のために仕事したい」という想いから、卒業制作のクライアントワークを通じてディレクターという職種に出会ったこと。前職では感じられなかったやりがいを、Web業界で見つけられたことが、荒木さんの大きな成長につながったのだと感じます。
現在は200%の自走力が求められる環境で奮闘されていますが、「苦じゃない」と語る荒木さんの姿は、本当に自分に合った仕事を見つけた証だと思います。
荒木さんの今後の活躍を、スタッフ一同心より応援しております。この記事がWebデザイナー/ディレクターを目指す方々の参考になれば幸いです。
デジLIGでは、Webクリエイター・動画クリエイターを目指す方々を応援しています。スクールでの学習をご検討の方は、ぜひお気軽に無料個別説明会へお越しください!

