3. 遅刻の理由を言う
「ワーク・ライフ・バランス」という言葉もあるように、何事もバランスが肝心です。遅刻の理由も例外ではありません。
- 寝坊した
- 体調が悪い
この2つをバランスよく使い分けましょう。私の場合は3:7の配分で頑張っております。しかし、体調が悪いという理由に対し「それは嘘ではないのか」と思われるかもしれません。「社会人として如何なものか」と。
でも、寝坊するってことはどこか体調が悪いってことです。絶好調なら、いつも通り起きているはずですよね。
4. 出社したら謝る
「すいません」か「申し訳ございません」の2択です。「ごめんなさい」は小学生っぽいので避けましょう。
小走りで会社に駆け込み、「申し訳なさそうな顔」をしましょう。「泣いちゃうかもな」という空気を出しましょう。大人が泣いている姿を見たい人は稀なため、自然と穏やかな空気になります。性格の良い同僚がいたら、「気にするなよ。ドンマイ(Don’t Mind)」と声をかけてくれます。そのとき初めて笑顔を見せましょう。
性格があまり良くない同僚でも、「見なかった振り」をしてくれます。みんな黙々と仕事を続けます。そういうものです。
5. 制度を変えるか、転職する
経営コンサルタントの大前研一さんの言葉に、こんなものがあります。
人間が変わる方法は3つしかない。
1番目は時間配分を変える。2番目は住む場所を変える。3番目はつきあう人を変える。この3つの要素でしか人間は変わらない。
最も無意味なのは「決意を新たにする」ことだ。
これを寝坊にあてはめるならば、「明日からはちゃんと起きるぞ」と決意することが一番愚かだってことです。
世の中にはフレックス制や交代勤務制など、朝に出社しなくてもいい勤務形態はたくさんあります。社長に「朝起きれないので、フレックス制を導入しませんか?」と提案してみましょう。取締役というものは、若者の意見に耳を傾けたがるものです。
それが無理ならば転職しましょう。すぐさま転職を決断できない人間が、寝坊をしてはいけません。「身の程をわきまえろ」ってやつです。
まとめ
いかがでしたでしょうか? 多少、暴論だったかもしれませんね(笑)。
どの項目にも共通して言えるのが、「自分に正直」だということ。寝坊したことを誤魔化さない。自分の心を曲げない。無理はしない。
寝坊とは自由意志の発揮なのです。私たちは会社の歯車ではありません。心を持った人間なのです。
それでは、良い寝坊生活を。菊池良でした。
(*写真はライフネット生命保険の代表取締役社長・岩瀬大輔さんを意識しました。どれが一番岩瀬さんっぽかったでしょうか)