忘年会・新年会のシーズンだから注意したい会社の飲み会での注意事項「お酌のマナー」など

忘年会・新年会のシーズンだから注意したい会社の飲み会での注意事項「お酌のマナー」など

LIGブログ編集部

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こんにちは、LIGブログ編集部です。

これから年末が近づくにつれ、忘年会、新年会など飲み会の機会が増えていきます。そういった宴席については好きな人、少し苦手な人などさまざまだと思いますが、人付き合いもあるので全く参加しないというわけにもいかないでしょう。

そこで今回のシリーズでは、社会人なら知っておきたい飲み会の各種マナーについて紹介していきます。

特に会社関係の飲み会は、上司や取引先との同席など、楽しいだけの場にはならないことも多くなります。だからこそ、相手を不快にさせないためのスキルを身に付けておくことも必要です。

飲み会の場での失敗で、自身の普段の仕事の評価まで下がってしまうのは本当に勿体ないことですので、ぜひ参考にしていただければと思います。

飲み会での一般的なマナー

まずは飲み会での一般的なマナーについて2つほど紹介します。

乾杯のマナー

乾杯は宴席の始まりの合図であり、発声とあわせ、軽くグラスとグラスを合わせるのが通例となっています。ただし、ビールジョッキのような頑丈な器でない限りグラスはぶつけたりせず、目の高さまでグラスを持ち上げながら、周りの人と目礼を交わすのが正式とされます。

もちろん乾杯の前に飲み物や料理に口をつけるのはマナー違反となるので注意しましょう。

また、目上の方とグラスを合わせる場合、右手でグラスを持ち、左手をグラスの底に添えながら、相手のグラスよりも若干低い位置に合わせるのがマナーです。

おしぼりの使い方

おしぼりは手を拭くためのものであり、原則的には手を拭く以外の用途では使わないようにしましょう。ついつい顔や口を拭いたりしがちですが、周囲の印象もよくないので注意しましょう。

おしぼりを使うタイミングは、基本的には出されたらすぐと言われていますが、正式な決まりは特にないようです。

また、グラスの水滴やこぼれた料理などをおしぼりで拭いて片付けるのはマナー違反です。テーブルが汚れている場合は台拭きをもらうようにしてください。

お酌をする場合のマナー

飲み会の場では慣習的に“お酒を注ぐこと(=お酌)”が挨拶の1つと捉えられています。ただし、お酌を強制することはパワハラ・セクハラになりますので気をつけてください。

お酒を注ぐタイミング

基本的には杯(グラス)が空になる前のタイミングで、それまで飲んでいたものと同じ種類のお酒を用意し、「次も○○でいいですか?」と声をかけてから注ぐようにしましょう。

目上の方が手酌をする状況になるのは失礼とされます。手酌は「誰もお酒を注いでくれないので、仕方なく自分で注ぐ」という様子に見えてしまうためです。また、目上の方から先に自分がお酌をされるのはマナー違反です。

なお、ビールやチューハイなどをジョッキで注文している場合は、お酌の代わりに杯が空になる手前のタイミングで「次は何か飲まれますか?」と声を掛けるようにしましょう。

ビールの注ぎ方

ビールを注ぐ場合は、瓶の中ほどを右手で持ち、左手を軽く添え、ラベルが上に見えるようにして注ぐようにしましょう。片手で注ぐこと、ラベルが下向きのままで注ぐことはマナー違反です。

また、ビールを注いだときは泡立ちが大切です。最初はゆっくり、徐々に勢いよく、最後は泡を押し上げるようにゆっくり、という三度注ぎが美味しい注ぎ方とされています。

日本酒の注ぎ方

日本酒を注ぐ場合、とっくりの胴部分を右手で持ち、左手を下側に軽く添えます。熱燗の場合は火傷をしないように、タオルを使って底を押さえてもマナー違反ではありません。

細く、太く、そして細く、の三度注ぎが美味しい注ぎ方とされます。なみなみと注いでしまうと飲みにくくなるので注意しましょう。

なお、「とっくりは片手で持つ」「注ぎ口のところから注いではいけない」ことがマナーだと考える人もいます。目上の方から指摘された場合、その場で臨機応変に対応しましょう。

ワインの注ぎ方

ソムリエの真似をして、片手でワインボトルの底を持つスタイルで注ぐ人をよく見かけますが、それが正式な注ぎ方というわけではありません。

基本的にはビールと同じく「瓶の中ほどを右手で持ち、左手を軽く添え、ラベルが上に見える」ようにして注ぎましょう。注ぐ量については、グラスの最も膨らんでいる部分が上限とされますが、1/2〜1/3程度を目安とするのがいいでしょう。

焼酎の場合

焼酎の場合、特にお酌に関しては代表的なマナーがなく、「水割りまたはお湯割りを作る」ことがお酌の代わりとされます。

水割りの正しい作り方は、まずグラスに氷を適量入れ、焼酎を注ぎ、最後に水を入れてよくかき混ぜます。
割合は「焼酎6に対して水4」という“ロクヨン”と呼ばれる割合が定番です。この比率で割るとアルコール度数が日本酒と同じ15度ぐらいになるので、比較的飲みやすいとされています。

お湯割りの場合は「先にお湯を入れてから、後から焼酎を入れる」というのが正しい作り方となるので注意しましょう。割合は水割りと同じく「焼酎6に対してお湯4」が適正とされます。

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