こんにちは、LIGブログ編集部です。こちらはWeb制作者の健康に関する全4回のシリーズ記事です。
さて、仕事中に「腰が痛いな…」と感じることは、誰でもあるのではないでしょうか。長時間デスクワークをする人にとって腰痛は、もはや職業病のようなもの。Web関係の業務をする人にとっては、なおさら身近な症状でしょう。腰痛の主な原因は
- 同じ姿勢を取り続けて椎間板に負担がかかる
- 運動不足による筋力低下
などにより、筋肉が固くなってしまうことにあります。その他、ストレスで悪化してしまうこともあるようです。
また、立ち仕事が多い人であっても、実は腰痛のリスクは避けられません。人間は自分が倒れないようにするため、無意識のうちに身体を傾けることでバランスを保っており、立っていても腰には常に負担がかかっているからです。
腰は体の他の部位と比べ、完全に休ませること自体が難しいため、腰痛は悪化すればするほど治りにくくなります。また、ちょっとしたはずみでギックリ腰になってしまうこともあります。そうなってはもう、仕事どころではありません。
そこで本日は、腰痛が持病になってしまう前に、しっかり自分自身でメンテナンスをしていく方法について学んでいきたいと思います。
オフィスで座りながらできる、腰痛解消のためのストレッチ
まずは、デスクワークの合間でも、椅子に座りながら簡単にできる腰痛解消のためのストレッチを紹介していきます。
短い時間でできるものですので、「腰がだるくなった」「疲れてきた」と感じたら、こまめにおこなうようにしてください。
ストレッチ方法
背筋を伸ばし、肘ができるだけ体の真横にくるようにして、頭の後ろで両手を組みます。そして、以下1. 〜3. の動作を順に、かつ繰り返しおこなっていきましょう。
1. 腰を前後に動かす
ゆっくり息を吐きながら、背中を前方に向かって丸めていきます。このとき、おへそを見るようにして丸めていってください。丸めきったら、今度は息を吐きながら、胸を開くような意識で背中を反っていきます。
2. 腰を左右に動かす
息を吐きながら、体を右側に倒していきます。このとき、体の左側ができるだけ伸びるように倒していってください。左側も同様におこないます。
3. 腰を左右にねじる
息を吐きながら、自分の真後ろを見るような意識で右側にできるだけ体をねじっていきます。無理をしない程度にゆっくりねじっていきましょう。左側も同様におこないます。
以上のように、前後・左右・回転の動きにより、固まっている腰の筋肉を柔らかくしていくことで、腰痛は改善されていきます。
また、立っておこなうストレッチのほうが、効果は高いとされます。腰への負担を重く感じているようであれば、いま紹介したストレッチを、今度は立った姿勢で試してみてください。