こんにちは、LIGブログ編集部です。こちらはWeb制作者の健康に関する全4回のシリーズ記事です。
さて、毎日長い時間パソコンで作業をしていると、必ずといっていいほど悩まされるのが「肩こり」ですよね。日本人の国民病ともいわれ、なんと全人口の4人に1人、約3000万人が肩こりの症状を感じているといわれています。
厚生労働省の「平成22年国民生活基礎調査」によれば、気になる(有訴者率)症状調査の女性1位・男性2位となっており、年齢・性別関係なく誰もが肩こりに悩まされているような状況です。
肩こり自体は病気ではないのですが、とにかく仕事をしていくうえで、こんなにツラいことはないという人も多いのではないでしょうか。
Web制作(≒ほぼ一日中パソコン画面を見ている)会社であるLIGの中でも、すっかりおなじみの症状です。
そこで本日は、肩こりの症状を和らげる方法、対策や原因などについて紹介していきたいと思います。肩の調子が悪いと、キーボードを打つ手も止まってしまいますからね!
肩こり解消に効くツボ講座
まずは肩こり解消に効くといわれるツボの中から、3つほど紹介させていただきます。いずれも簡単に押せるものなので、ぜひ試してみてください。
1. 首の後ろにあるツボ・肩井(けんせい)
首の後ろにあるくぼみが肩井(けんせい)というツボです。左右同時に、ゆっくり5秒ぐらいかけて押してください。そして人差し指・中指・薬指の3本の指で、少し強く押すように刺激します。これを何度か繰り返してください。
ただし、揉み過ぎや力の入れ過ぎは、揉み返しがきてしまうので注意してください。
2. 腕にあるツボ・手三里(てさんり)
肘を曲げたときにできるシワから、指2本分くらい手側にあるのが手三里(てさんり)というツボです。すこしわかりにくいかもしれませんが、押していると痺れるような痛みを感じる箇所になります。
肘を曲げ、親指で我慢できるぐらいの強さで3〜5分程度押すようにしてください。
3. 足の甲にあるツボ・臨泣(りんきゅう)
足の薬指の骨と、小指の骨とがくっついているくぼみにあるのが臨泣(りんきゅう)というツボです。親指で徐々に真上から力を入れ、3〜5秒程度押さえるようにしてください。
左右の臨泣を押した際、片方だけが特に痛いようであれば、体の左右のバランスが悪化している可能性が高いです。臨泣のツボを押し、強く痛みを感じるほうを刺激しましょう。