有給の長期インターンシップを経験する意味・目的と、その感想をまとめてみました!

有給の長期インターンシップを経験する意味・目的と、その感想をまとめてみました!

さんぺー

さんぺー

こんにちは、LIGでインターンをしているさんぺいです。大学4年生、もうすぐ卒業です。
現在は、主にLIGブログのライティングや編集などの実務を担当しています。基礎的なことを学びつつ、責任の大きな仕事を任されることもあるので、日々勉強になります。

さて、みなさんの中には「インターンってそもそもどんなことをするの? アルバイトとどう違うの?」と、インターンという言葉は知っているけど、実はその内容はよくわかっていないという方も多いのではないでしょうか。
最近はインターンをしている学生も増えてきており、知らないと周囲から取り残されてしまうようで、なんだか不安になりますよね。

また、あまり知られていないことですが、インターンには給料が上がるインターン就活が有利になるインターンもあるんです。
「就活なんて、まだ先のことだし」と思っている方は、知らない内に損をしてしまうかも! なので、この機会にしっかりインターンについて知っておきましょう。

今回は、インターンの種類やそれぞれのメリット・デメリットについて、長期インターン募集情報が日本No.1の「キャリアバイト」さんのご協力を得てまとめつつ、私のインターンシップ体験記と感想についてもお伝えしたいと思います!

 
▼目次

インターンシップ概要

まずは、インターンとはどのようなものか、そしてインターンの種類はどんなものがあるのかについて見ていきましょう。

インターンシップとは

“インターン”という言葉は、アメリカでは100年以上前からある、就職や転職のミスマッチをなくすための制度のことです。日本では、学生が一定期間企業などで実務を体験することをインターンシップと呼んでいます。特に今年は、就活時期の変更に伴ってインターンをする学生が増えているそうです。

インターンシップとアルバイトとの違い

「実務を体験させてもらえる」ことから、元々の日本のインターンは無給のものが多く、アルバイトとの違いは「お金」という観点から明らかでした。しかし、現在のインターンは有給のものも多く、アルバイトとインターンの違いが分からないという声も多いとのこと。

インターンもアルバイトも「働く」という点では同じですが、実は以下の3点が違っています。

  • 学生のみが応募できる
  • 目的がお金ではなく、自身の成長やスキルアップであること
  • マニュアルなどがなく、自分で考えながら働くこと

では、これらについて、ひとつずつチェックしていきましょう!

学生のみが応募できる

アルバイトが幅広い年齢層を募集しているのに対して、インターンの募集は大学生・専門学生が中心です。
というのも、前述したように、そもそもインターンシップ制度が、学生を支援するための仕組みだからです。

目的がお金ではなく、自身の成長やスキルアップであること

アルバイトによる「労働」の対価が基本的には「お金」であるのに対し、インターンの場合は「労働」による「成長やスキルアップ」を目的とする場合が多いように思います。

マニュアルなどがなく、自分で考えながら働くこと

アルバイトの労働は、レジや接客などの限られた仕事をマニュアル通りにこなすことがほとんどです。それに対しインターンは、与えられた仕事に対して、効率の良い方法やベストの解決策を、自分で考えて動いていく必要があります。
また、自分で考えて動くことで、スキルが身に付き、仕事の範囲が広がり、やがて責任の重い仕事も担当できるようになります。

インターンシップの種類

では、そんなインターンの種類と特徴を、期間別と給料の有無からチェックしていきましょう。

長期インターンシップと短期インターンシップ

まずは期間の違うものから。
インターンには、期間が数ヶ月〜1年以上の長期インターンシップと、数日〜1週間程度の短期インターンシップの2種類があります。

長期インターンシップ

長期インターンシップは、実務をOJT形式(On the Job training:実務に就きながら仕事を覚える方法)などで0から教えてもらい、週1〜3回でその会社と社員と同じように8時間の労働をする場合が多いです。
しかし、アルバイトのようにシフトを固定することができる企業もあり、働き方はさまざまです。

また、社員の方と接する時間が長く、仕事や会社について知ることができます。その業界の基礎的な知識が身に付くのも特徴の1つです。

短期インターンシップ

短期インターンシップの代表例として、近年では大学3年生が就活のために、サマーインターンという“夏休み期間を利用したインターン”に参加する学生が多いように感じます。ここでは主に、グループワークやディスカッション形式での課題が与えられ、最終日にプレゼンテーションの形式で発表するカリキュラムで、実務における考え方やプレゼンの手法について学ぶことができます。
1回のインターンシップで数十人程度の学生が参加することが多いです。

有給インターンシップと無給インターンシップ

次に給料の有無について。
実は、短期インターンシップだから無給、長期インターンシップだから有給など、一概に言い切ることはできないんです。

有給インターンシップ

有給インターンシップは、長期インターンシップの場合が多いです。しかし、短期インターンシップでも有給の場合があり、その場合は競争率が高く、いくつかの面接に合格する必要があります。

無給インターンシップ

無給インターンシップは、短期インターンシップの場合が多いです。他にも、人気で競争率が高い業界などでは、長期インターンシップで、アシスタントとして無給で働くこともあります。

長期インターンシップのメリット・デメリット

ここでは長期インターンシップのメリット・デメリットを説明していきます。

長期インターンシップのメリット

長期インターンのメリットとして、やはり「実務を経験できる」ことが挙げられます。
実務を経験することで、以下のような点がプラスになります。

  • ビジネスマナーやその業界の基礎知識が身につく
  • 働くことについて考えるきっかけになる
  • 基本的に興味のあることを体験させてもらえる
  • 給料が上がることもある
  • 内定への近道になることがある

ひとつずつチェックしていきましょう。

ビジネスマナーやその業界の基礎知識が身につく

数ヶ月から1年以上インターンをすると、ビジネスマナーやその業界の基礎知識が勝手に身につきます。普遍的なビジネスマナーは、たとえインターンをした企業とは違う業界へ就職することになっても役立ちます。
また、その業界の基礎知識が身についていることで、他の就活生と比べたとき有利になったり、入社時から即戦力になることができたりします。

働くことについて考えるきっかけになる

長期インターンの強みは、就業「経験」をすることができることです。実際に働いてみることで、「働く」ことについてのぼんやりとしたイメージが輪郭を持つでしょう。

基本的に興味のあることを体験させてもらえる

当然、自分が興味のある会社でインターンをすることになるので、そこでの実務は有意義なものになるでしょう。
また、例えば「起業に興味を持っていて、経営について勉強をしたい」ということを伝えれば、新規事業の立ち上げに関わらせてもらえたり、実際に経営について色々なことを教えてもらえたりすることも多いようです。

給料が上がることもある

スキルを身につけて実際にそれを実務に活かすことができていれば、給料が上がることもあります。働ければ働くほどスキルが身につき、給料も上がっていくので、結果的にはアルバイトをするよりもお金をもらうことになる場合もあります。

内定への近道になることがある

企業によっては、自社におけるインターンの経験がある場合、一次選考をパスすることができたり、あるいはそのまま内々定をもらうことができたりします。既にインターンとして実務をしたことのある学生の方が、他の就活生と比較したときに、即戦力になるからという考え方のようです。

長期インターンシップのデメリット

拘束時間が発生するので、もちろん「遊びたい!」と思っているときに遊べないこともあります。また、責任が大きい仕事もあるので、プレッシャーを感じることもあるかと思います。
企業にもよりますが、学生は勉強が本業なので、テストや授業については時間の都合をつけてくれるところが多いです。

長期インターンシップの体験記と感想

あれこれ説明していても、具体的な感想がないと分かりづらいと思うので、私事ですがこれまで二度のインターンシップの実体験とその感想についてお話したいと思います!

そもそも、インターンをはじめようと思ったのは、「自分がなにをしたいのか分からない」と気付いたことがきっかけです。
大学2年生のおわり頃に「あと2年経ったら4年生で就職先も決まっている頃なのかあ」とぼんやり考えていたときに、「ん? 私って何やりたいの?」と自問自答がはじまりました。
でも、そんな自問自答を繰り返していても結局何ひとつ変わらなかったので、「経験するしかない!」と思い、インターンの募集を探してみることにしました。

一度目のインターンシップ

一度目のインターンは、Webメディアの運営会社で、半年間ほどしていました。
「パソコンをいじったりネットサーフィンをするのは好きだけど、プログラミングとかよく分からないしなあ」とインターンの募集を流し見していたところ、好きなWebメディアを運営している企業が偶然にもインターンを募集していたので、応募してみました。

業務内容は、いくつかのWebメディアで原稿を執筆したり、実際に他社とのやり取りをするなどです。給料が上がったことで自分の頑張りが評価されたように感じ、嬉しかったのを覚えてます。
はじめは「人に読まれるものを書く」だけで楽しかったのですが、次第に「もっと人に読まれるための書く力を身につけたい」と思うようになりました。インターンをしたことで、書くことが好きなことに気付き、そして「書く力を身につける」という目標を見つけることができました。

自分がやりたいことに気付く

人に読まれるための書く力を身につけるために、広告コピーの講座に通うことを決めました。
就活前に、関心のあった広告などWeb以外の業界について知ることができるのと、文章を書く基礎を勉強することができると思ったからです。

この講座では、書く力を身につけつつも広告業界について知ることができました。インターンをした企業とはまた違う業界について知ったことで、やっぱりWeb業界に行きたいと気付くことができました。
やはり、実際に行動してみるというのが一番であると思います。

就活で役立ったこと

就活を始めるにあたり、まずは「どんな業界を受けるのか」「大手とベンチャーならどちらに行きたいのか」など、採用試験を受ける企業をある程度絞る必要があります。
この基準を設ける際に、インターンの経験はとても役立ちました。

私は、「Web業界」「自分らしく働けそう」という2点を基準にしていたのですが、実務の経験があったので「どういう職場環境が自分らしく働けそうか」をよりリアルに考えることができました。面接においてもインターンの経験をもとに、自分がどんな形で企業に貢献できそうかについて話をすることができました。

また、インターンをしていた企業と就活中に受けていた企業が近い業界だと「ああ、〇〇(企業)さんでインターンしてたのね!」と、面接官と話が合うこともあり、そのままスムーズに自分のことも話せるので、面接もやりやすかったです。

いま勉強していること

そしていま、私はLIGで二度目のインターンをしています。
ここでの仕事は、自分の記事を書くだけでなく、「他の人の書いたものを編集する」ことです。

私は、「書く」ことは好きだったのですが、「編集」という業務の経験がなく、人が書いたものを読んでいて違和感を覚えることがあまりありませんでした。そのため、人の書いたものに手を入れる、つまり編集することに苦手意識を持っていました。読んでいて違和感を覚えないので、直す箇所がないように思えてしまうのです。
でも、今回のインターンをとおして「編集とは、読み手側と書き手側の最大公約数を考えること」なんじゃないかなあと感じるようになりました。

実務を経験したことで、書いた人の気持ちを汲みつつ、読む人により伝わりやすいようにする仕事だと気付けたからです。
元々興味はあっても苦手と感じていたことではありますが、いまは楽しみながらできる仕事に変わりました。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

長期・有給インターンをすることで、働くことについて考え、それぞれの行動がつながり、いまの私を形作っています。そして、いまのLIGでのインターン経験もまた、きっとこれからの私を作っていくのだと思います。
自分が興味を持っていることに対して、まずは何かしらの行動を起こしてみると、案外簡単に道は開けてくるんだなあと感じました。

インターンをはじめる方法自体はいろいろありますが、やはり大切なのは、自分が興味のある分野ではじめてみることだと思います。

先輩に紹介してもらったり、憧れの企業のインターン募集を待ってみるのもいいですし、インターン募集情報サイトなどを活用するのもいいと思います。

今回の記事作成にご協力いただいた「キャリアバイト」さんは、長期のインターン募集情報が日本No.1なので、自らインターン先を探してみたいという人はぜひアクセスしてみてください。

長期インターンシップの求人サイト キャリアバイト

今回の記事でインターンシップに興味を持ったみなさん、この機会にぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

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5年通った大学を卒業しました。今年は、麻雀のプロ資格取得を目指して頑張ります。

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