LIG Copywriters(LIGコピー部)の創設
早速、LIGが実施していたラブレター採用へ「LIG Copywriters(LIGコピー部)を創設したい」との想いを綴った手紙を送ることにしました。すでに社員である人間が自社の採用に応募するというのもおかしな話なのですが。
そのラブレターの形式については失敗したというか後悔していることもあるのですが(それはさておき)、結果としてその方向で動くことに。チームメンバーも前向きに応援してくれて、「こんなにやさしいチームは他にないんじゃないかな」と素直に思っています。
LIG Copywriters(LIGコピー部)の創設メンバーは、菊池さん、ジョンさん、わたしの無表情な3名で、他部署と兼任するというスタイルで始動。まだまだスタートしたばかりですが、目の前の仕事と一つひとつ精一杯に向き合うなかで、少しずつ社内外からの理解と協力を得られるようになれればと思っています。
個人的には、これまで迷惑をかけてしまったことを懺悔しつつ、これまで支えつづけてくれたことに感謝しつつ。LIGというチームにおける貢献度を高めていけるようにがんばります。楽しみです。
LIG Copywriters(LIGコピー部)でなにをしたいのか
今、Web制作におけるコピーライティングの価値は低いです。コトバがコンテンツの訴求力そのものを決定すると言っても過言ではないにも関わらず、プロジェクトメンバーにコトバのスペシャリストであるCopywriterが参加しないというのは何ともったいない状況ではないでしょうか。
だからこそ、LIG Copywriters(LIGコピー部)は、コトバのスペシャリストとして全社横断的に関わっていくなかで、そのようなクライアントの多大な機会損失をなくし、クライアントの課題が最も適切に解決される形でコンテンツが世界へ発信される仕組みをつくりたいと思います。
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いいコトバが、いい考えかたをつくる。
いい考えかたが、いいプロジェクトをつくる。
いいプロジェクトが、いいプロダクトをつくる。
いいプロダクトが、いいセカイをつくる。
いいコトバで、みなさんの案件を支えたい。
いいコトバで、いいセカイをつくりたい。
LIG(Life is good)にコトバの力を掛け合わせることで(×Words=)、「WorLd Is Good」になる。ちょっとコトバ遊びみたいに聞こえてしまったら嫌ですが、そんなことを考えているのです。
なぜコピーライターじゃなく “Copywriter” なのか
だいぶ申し遅れましたが、冒頭からコピーライターではなくCopywriterと名乗っているのには理由があります。単純に「コピーライター」と聞いたときに「ピンとこない」という人が意外に多いと思ったからです。
例えば、糸井重里氏も以下のように書かれています。
ぼくがいちおう自分の肩書きにしている
「コピーライター」なんていう職業などは、
登場してから時間の経っていない新参者なのに、
なんだか、もう、ピンとこないものになりつつある。
もともと日本では「広告文案家」というような
言われ方をしていたものが、アメリカの言い方に倣って、
「コピーライター」というようになったらしい。
ピンとこない原因としては、もともとアメリカで使われていた肩書きであるという背景も大きいのではないかと思います。現に、アメリカと日本とでは以下のような差異が見受けられるようです。
コピーライターは、戦略志向であってほしい。そうすればもっとコピーの影響力が深まり、その感染する範囲が広がり、長い賞味期限を保ち、力強くブランド戦略を牽引することができるのだ。アメリカと日本のコピーライターの違いをあげるとしたら、そのポイントが一番の差異ではないだろうか。
ただ、裏を返せば、本来コピーライターは世界標準の役職であり、コンセプト設計から関わる肩書きとして知られているとも言えます。
実はコピーライターに代わる肩書きのアイデアも社内で考えてはみたのですが、やはり「コピーライター」という響き以外はしっくりきませんでした。
そこで「Copywriter」と、英語表記を使用することにしたのです。従来の「コピーライター」の価値を世界標準にまで引き上げる。そんなLIG Copywriters(LIGコピー部)の想いも表現されています。
さいごに
といっても、まだまだLIG Copywriters(LIGコピー部)は生まれたばかり。
ちなみに、わたしがLIGのCopywriterとして手がけた最初の仕事はこちら。先ほど「こんなにやさしいチームは他にないんじゃないかな」と紹介したチームLIGMOの求人募集記事のライティングです。「タイトル」と「こんなことやります」の部分を書きました。
「なにがコンテンツマーケティングブームやねん」と怒れる編集者、求む
チームリーダーの渋谷へのヒアリングを通し、LIGMOが最も伝えたいことを絞り込んだコンセプトを用意し、LIGMOならではの反骨的なストイックさと、何よりも自分自身が身をもって痛感しているチームとしてのあたたかさを表現できるように心がけました。
結果として閲覧数も好調で、掲載先メディアのおすすめ記事としてピックアップされることになり、ひとまずホッとしております。ただ、まだまだ、みなさんからのご応募を楽しみにお待ちしております!
そして、コトバの観点から解決したい課題を抱えている方がいれば、ぜひお気軽にご連絡を。今後ともLIG Copywriters(LIGコピー部)をどうぞよろしくお願いいたします!