「nestsって実際の評判はどう?」
「制作会社が運営って言うけど、本当に転職に役立つのかな?」
プログラミングやWebデザインのスクール選びで、nests Digital Creative Academy(ネスト)が気になっている方も多いのではないでしょうか。
nestsは、制作会社がプロデュース・運営する、業界直結型のクリエイティブスクールです。比較的新しいスクールのためネット上には情報が少なく、リアルな評判がわからずに悩んでしまいますよね。
そこで今回は、nestsの受講を検討している方のために、メリット・デメリット、コース料金、転職支援の実態まで、実際の受講生の声(口コミ)を交えながら徹底的に調査しました。nestsが自分に合うスクールかどうか、ぜひ参考にしてみてください!
- nestsの口コミ・評判をまとめると……
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- ⭕️ 良い評判:制作会社運営のためカリキュラムが実践的。卒業後には「nests works」制度で実務経験を積むチャンスもあり、国の補助金や特待生制度で学費を抑えられる点も大きなメリット。
- ❌ 注意点:講師から直接フィードバックをもらえる機会が限られ、質問への返信が常に即時とは限りません。授業スケジュールも固定のため、サポートの頻度や学習の自由度には注意が必要。
- 総評:「現場で通用する実践的スキルを本気で学びたい人」に最適なスクール。ただし、手厚いマンツーマンサポートや自由な学習スタイルを最優先する方には合わない可能性も。
※このページを通してnestsへお申し込みいただいても、当サイトに利益が還元されることは一切ございません。広告収入の観点から優遇して紹介するサイトもございますが、このページでは忖度なしで、悪い口コミも包み隠さず紹介します。
目次
nestsの3つのデメリット・注意点
出典:nests
まず、入会してから「思っていたのと違った……」と後悔しないために、知っておくべきデメリットや注意点から解説します。
① 講師からの直接フィードバックの機会が限定的
nestsは、週1回のLIVE授業が学習の軸となります。そのため、講師から直接フィードバックをもらえるのは、基本的にこのLIVE授業内に限られます。
もちろん、下記の口コミからもわかるとおり授業外でもSlackで質問は可能ですが、通学型やマンツーマン形式のスクールとは違ってすぐに解決できるとは限らず、タイムラグが発生する可能性はあります。
質問方法について
授業内で分からない所や授業外の困ったこと、相談事などがあってもチャットや直接質問ができました。回数制限もなく、基本的にいつでも相談できたのが良かったです。
出典:nests 卒業生の声
「疑問点はその場で話しながら即解決したい」「マンツーマンで手厚くサポートしてほしい」という方にとっては、少し物足りなく感じるかもしれません。
- 💡その場でマンツーマンで疑問を解消したい方へ
- 「画面を見せながら直接質問したい」「マンツーマンでじっくり相談したい」といったご希望がある方には、私たちLIGが運営するデジLIG(デジタルハリウッドSTUDIO by LIG)も選択肢の一つです。
スクールの開校時間内であれば、オンライン/オフライン問わず常駐している現役のプロトレーナーから、何度でもその場で直接フィードバックを受けることができます。
② 受講スケジュールが固定されている
nestsのコースは、基本的に毎週決まった曜日・時間に行われます。たとえば「毎週土曜日 10:30~13:30」のようにスケジュールが固定されているため、自分の都合に合わせて自由に学習時間を組むことは難しいです。
もちろん、欠席した場合は録画アーカイブでキャッチアップが可能です。しかし、「仕事が不規則で決まった時間を確保しづらい」「空いた時間に自分のペースで進めたい」という方には、やや不便なシステムと言えるでしょう。
受講形態について
講義内容が毎回収録されているので、土曜日に予定があり受講できない時や、分からない所があっても生徒専用のサイトから復習がいつでも出来ました。
出典:nests 卒業生の声
③ 通学できるエリアが限定的
nestsには東京(青山)、仙台、札幌に校舎がありますが、対面での受講を希望する場合、通えるエリアはかなり限定されます。
さらに、通学可能なエリアにお住まいの方であっても、校舎の施設は授業時間外に常に解放されているわけではなく、自習などで利用できる時間が限られています。
もし校舎が自由に開放されていれば、ふらっと立ち寄った際に生まれる講師との何気ない会話からヒントを得たり、他の受講生との交流でモチベーションが上がったりする機会も増えます。しかし、nestsではそうした偶発的なコミュニケーションの機会は、他のスクールに比べて少ないかもしれません。
もちろんオンラインで全国どこからでも受講は可能ですが、「教室に通って学習のモチベーションを維持したい」「仲間と直接交流したい」と考えている地方在住の方にとっては、デメリットに感じるかもしれません。
nestsの4つのメリットと強み
デメリットがある一方で、nestsには他のスクールにはないメリットも存在します。特に「制作会社が運営している」という点は、大きな強みでしょう。
① 制作会社運営だからこその実践的カリキュラム
nestsの最大の強みは、Web制作の最前線にいるプロが、現場の声を反映してカリキュラムを設計・監修していることです。基礎と実践力を重視した教育メソッドで、「本当に必要なスキル」を厳選して学ぶことができます。
実務に沿ったカリキュラムと手厚いキャリアサポートがよかったです
制作会社のプロが授業をしてくれる実務に沿ったカリキュラムで、実際の仕事をイメージしながら学べました。例えばコーディングは、最初にデザインを学んで、その後にコーディングをするという流れのおかげで、関係性や繋がりを理解できたと思います。
出典:nests 卒業生の声
ただし、実践的な分課題の難易度は高く、自主学習も求められるようです。
Webデザインスタンダードコースを受けてみた
講座ではゆっくり私たちのペースに合わせて進行していきますが、課題自体は結構スパルタ?で、完成させるためには自主学習も欠かせません!自分自身でも知識を増やしていくことが必要です。それをこなすことで成長できます。
出典:nests 受講生の声
特にUI/UXデザイナーコースの作り込みは非常に質が高いと評判です。
🔽 下記の投稿では、投稿者がUI/UXの授業について「Webデザインでは”近接の法則”が崩れていることがよくある」と先生からアドバイスがあったと話しており、デザインの原理原則について、実際のWebサイトや現場でよくある事例を交えながら実践的に学んでいる様子がうかがえます。
「無意識を侮るなかれ…UXデザインに欠かせない「ゲシュタルトの法則」―nests Digital Creative Academy授業レポート」
また、「デザインI」という講座では、「デザインとは何か」という根本的な基礎理論から学べるため、自分に必要な講座を組み合わせることによって、完全未経験からでも安心して学習をスタートできます。
② 第一線で活躍する現役クリエイターが講師
nestsの講師は、全員が各業界の第一線で活躍する現役のクリエイターです。
講師陣には、自ら制作会社を経営する代表取締役や、HCD-Net認定の人間中心設計専門家、複数の企業のデザイン顧問を務めるサービスデザイナーなど、各分野のトップランナーが名を連ねています。
これにより、単なるツールの使い方を学ぶだけでなく、「経営者視点でデザインをどう考えるか」「クライアントの課題をどう解決に導くか」といった、より実践的でビジネスに直結する思考法を直接吸収することができます。
教科書的な知識だけでなく、彼らが日々現場で培っている”生きたノウハウ”に触れられるため、スキルの定着率が格段に高まるでしょう。
これまで感覚で取り組んできたデザインのコツを言語化してもらえました
フォント(字体)に関する授業は、目からうろこでした。選ぶフォント次第でデザインの完成度が大きく左右されることを、実践的な学習を通して理解できました。これに限らず、nestsではこれまで感覚で取り組んできたデザインのコツを言語化してもらえるので、非常に勉強になります。
出典:nests 卒業生の声
③ 卒業後も続く! 実務経験と人脈形成の機会
nestsのサポートは、卒業したら終わりではありません。「nests works」という修了生を中心としたクリエイターズネットワークがあり、スキルに応じた制作プロジェクトに参加できます。現役クリエイターの指揮のもとで実務経験を積み、実績と人脈を作れるのは、他にはない大きな魅力です。
さらに、受講中の作品発表会は企業からのオーディションの場も兼ねており、優れた作品には直接オファーが来るチャンスもあります。
④ 補助金や独自の特待生制度による学費支援
経済的な負担を軽減する制度が充実しているのもnestsの強みです。国の「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」の対象コースでは、受講料の最大70%が補助されます。
スクーリングできることと、コスパの良さが決め手でした
切磋琢磨する仲間がいたり、講師との距離も近く質問しやすかったりする環境ならモチベーションも保ちやすいと考え、スクーリングできるところを探しました。制作会社としての実績もあり、なおかつ受講料とのバランスも良いnestsはまさに理想どおりのスクールでした。
出典:nests 卒業生の声
加えて、nests独自の「特待生制度」もあり、在学中の評価を基準に授業料が免除される可能性があります。学習意欲の高い方にとっては、大きなチャンスです。
nestsでは何が学べる? 主要コースのカリキュラムを紹介
nestsにはさまざまなコースがありますが、ここでは特に人気の高い「Webデザイナーコース」と「UI/UXデザイナーコース」で、具体的にどのようなスキルを学べるのかを詳しく解説します。
全くの未経験者でも、事前のプレ講座などでスムーズに学習を始められる工夫がされています。
🔽 下記の投稿では、投稿者が「Webプレ講座で予習した内容も多かったため、まだそんなに難しいと思うこともなく、課題も順調に進んでいます!」と話しており、スムーズに学習をスタートできた様子がうかがえます。
「nests Digital Creative AcademyのWeb Designコースが開講したので、感想を書いてみた✍」
Webデザイナーコース(6ヶ月)
出典:nests
未経験から経験者へ、制作現場が求める実践スキルを学ぶコースです。Webデザイナーに不足しがちなデザインの基礎理論から、実際の制作現場と同じ流れでWebサイト制作を経験します。
- 【学習の流れ(一部抜粋)】
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- 1ヶ月目:デザインの基礎理論、Web業界の全体像、デザインツール(Illustrator, Photoshop, Figma)の基礎操作
- 2ヶ月目:サイト設計(サイトマップ、ワイヤーフレーム作成)
- 3〜4ヶ月目:Webデザイン講座、LP・Webサイトデザイン実践
- 5ヶ月目:コーディング基礎(HTML/CSS, JavaScript)、WordPress
- 6ヶ月目:修了制作(ポートフォリオサイト制作)、発表・講評会
私の作りたいものに寄り添って指導していただける点が印象的でした。
自分の表現したいものに使える新たな技術を教えてくれたりするので、とにかく実用的な学びが多かったです。 技術や知識を学ぶだけでなく、自分自信の作りたいものを深掘りできた授業でした。
出典:nests 卒業生の声
UI/UXデザイナーコース(6ヶ月)
出典:nests
クライアントのニーズに応えるワンランク上のクリエイターを目指すコースです。年々ニーズが高まる「UXデザイン(人間中心設計)」をベースに、調査・分析からプロトタイピングまで、より上流の思考プロセスとスキルを学びます。
- 【学習の流れ(一部抜粋)】
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- 1ヶ月目:デザイン応用(心理効果を応用した戦略的なカラーテクニックなど)
- 2ヶ月目:UXデザイン実践講座(ユーザーリサーチ、ペルソナ設計、ジャーニーマップ作成など)
- 3ヶ月目:UIデザイン実践(プロトタイピングツールの応用)
- 4ヶ月目:SEOテクニック、Web解析
- 5ヶ月目:クライアントワークを想定したWebサイトデザイン実践
- 6ヶ月目:修了制作(企画・発表・講評会)
nestsのコース別料金
ここでは、主要なコースの料金を解説します。
主要コースの料金一覧
受講期間 | 受講料(税込) | 入学金(税込) | 合計(税込) | |
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Webデザイナーコース | 6ヶ月 | ¥323,400 | ¥55,000 | ¥378,400 |
UI/UXデザイナーコース | 6ヶ月 | ¥396,000 | ¥55,000 | ¥451,000 |
Webデザイン基礎コース | 3ヶ月 | ¥173,800 | ¥55,000 | ¥228,800 |
フロントエンド基礎コース | 3ヶ月 | ¥173,800 | ¥55,000 | ¥228,800 |
※料金には、ポートフォリオ指導やキャリアカウンセリングなどの就転職サポートが含まれています。
※分割払い(手数料無料)も可能です。
※通学の場合は別途施設利用料がかかります。
補助金の活用で受講料が最大70%OFFに!
出典:nests
前述の通り、nestsでは国の補助金(リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業)を活用できます。適用条件を満たせば、受講料の負担を大幅に軽減できます。
【補助金対象コースと実質負担額】
通常合計金額(税抜) | 最大70%補助適用後(税込) | |
---|---|---|
Webデザイナーコース (6ヶ月) | ¥344,000 | ¥113,520 |
UI/UXデザイナーコース (6ヶ月) | ¥410,000 | ¥135,300 |
UI/UXデザイナー総合コース (12ヶ月) | ¥674,000 | ¥222,420 |
【補助対象の条件】
この制度は、現在、企業・会社と雇用契約を結んで働いている方(正社員、契約社員、派遣社員、パート、アルバイトなど)が対象です。フリーランスや経営者、公務員の方は対象外となりますのでご注意ください。
ご自身が対象になるか、詳しい条件については、nestsの無料相談などで必ず確認しましょう。
nestsの転職支援について
出典:nests
nestsは「業界直結」を掲げ、就職・転職はもちろん、副業、独立まで幅広くサポートしています。有料職業紹介事業の許可も得ており、キャリアセンターとして本格的な支援を行っているのが特徴です。
採用担当者に響くポートフォリオ指導
年間数百人の面接を行う制作会社の採用担当者自らが、「会ってみたい」と思わせるポートフォリオの作り方を直接指導します。見せ方・伝え方まで徹底的にサポートしてくれるため、転職活動を有利に進めることができます。
目的別の個別キャリアカウンセリング
希望者全員に、就転職や独立、副業といった個々の目的に合わせたカウンセリングを実施。履歴書・職務経歴書の添削から面接対策まで、専門スタッフがマンツーマンでサポートします。
実際に手厚いキャリアサポートを受け、未経験からWebディレクターへの転職を成功させた卒業生もいるようです。
未経験からWebディレクターに転職できました!!
ポートフォリオの作成が遅れていたのでキャリアサポートの方に毎週のように相談し、卒業までの目標を逆算して一緒に計画を立ててもらいました。毎週フィードバックを頂いていたので自分にとってはとても実りのある時間でした。講師の先生方やキャリアサポートの方、スクールの皆さんのおかげで無事Web業界に転職することが出来ました。
出典:nests 卒業生の声
支援会社直結の求人・インターン紹介
出典:nests
nestsを支援する制作会社から、受講生・修了生限定で専門求人やインターンが紹介されます。さらに前述の「nests works」を通じて実務経験を積むことで、単なるスキル習得に留まらない、実績作りの場が提供されます。
また、nestsという相談できる環境があること自体が心強いという声もありました。
相談できる環境があったことでかなり心強かったです
新卒採用で悩んでいるときも、いつでも相談できる環境があったことでかなり心強かったです。サポートが手厚く、レスポンスが早いことで学習における安心感がありました。
出典:nests 卒業生の声
単に求人を紹介するだけでなく、スキル習得から実務経験、そして転職までを一気通貫でサポートしてくれるのがnestsの転職支援の強みです。
まとめ:nestsはどんな人におすすめ?
今回の調査結果をもとに、nestsがどんな人におすすめで、どんな人には向かないのかをまとめました。
- ⭕️ nestsがおすすめな人
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- 制作現場で通用する、本質的なデザインスキルを身につけたい方
- 特にUI/UXデザインを深く学びたい方
- 卒業後、すぐにでも実務経験を積んでキャリアをスタートさせたい方
- ❌ こんな人には向かないかも?
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- 講師にいつでも質問し、即座に回答が欲しい方(手厚いマンツーマンサポートを求める方)
- 東京・仙台・札幌以外にお住まいで、どうしても通学したい方
- 自分の好きな時間に、マイペースで学習を進めたい方
nestsは、単なるスキルの詰め込みではなく、制作現場で活躍するための「思考力」と「実践力」を養うことに重きを置いたスクールということがわかりました。。学習への強い意欲と主体性が求められますが、本気でクリエイターを目指す方にとっては、最高の学習環境と言えるでしょう。
この記事が、あなたのスクール選びの参考になれば幸いです。まずは無料相談や説明会に参加して、実際の雰囲気を確認してみてはいかがでしょうか。
デジLIG(デジタルハリウッドSTUDIO by LIG)は、
- オンラインだけでなく、教室に通って学習できるハイブリッドスタイル
- 教室に常駐する現役のプロトレーナーに、その場で直接質問し放題
- 仲間と高め合えるコミュニティが活発で、イベントや勉強会も多数開催
- Web制作会社LIGならではの、より実践的なカリキュラムとキャリアサポート
などの特徴があり、約8割の受講生が働きながらWebデザインを学んでいます!
同じように働きながら学んでいる受講生の方が多いので、お互いの悩みを共有しながら学べるところもモチベーション高く学習が続く秘訣です。
ぜひお気軽に説明会へお越しください!