動画編集スクールが無駄で意味ない理由【無駄にしない選び方】

動画編集スクールが無駄で意味ない理由【無駄にしない選び方】

Jumpei Hayashi

Jumpei Hayashi

動画編集スクールは無駄なのでしょうか。

「最短でスキルを身につけたい」「独学では不安」という需要から人気の一方、一部の人からは「無駄だった」「意味ない」といった意見があるのも事実。

そこで今回は、独学との比較や実際に通っている人の評判からわかったメリット・デメリットについて紹介。さらに動画編集スクール選びで失敗しないための比較ポイントも解説します。

💡おすすめの動画編集スクールを探したい場合はこちらの記事で15校+3講座を比較しています。

目次 


最終更新日:(料金などを最新情報に更新しました)

動画編集スクールが無駄・意味ないと言われる理由

そもそもなぜ、動画編集スクールが無駄という意見があるのでしょうか? その理由としては次のことが考えられます。

  • 独学でも学べる内容だから
  • 独学のほうがコスパがいいから
  • 思ったような実力を身につけられないから

具体的な内容やその真相について、以下より詳しく解説します。

独学でも学べる内容だから無駄

現在は、オンライン学習サービスやYouTubeなどの無料動画などが充実しており、基礎的な動画編集スキルだけならスクールに通わなくても独学で学ぶことができます。

このようなツールを活用して独学で動画編集スキルを身につけられた人からすれば、「動画編集スクールは無駄」となってしまうのも自然なことです。

しかし、もしもプロの映像クリエイターを目指すのであれば、動画編集スキル以外にも、企画力や撮影技術・マーケティングなどの幅広い知識が必要になります。

このようなスキルは独学で身につけることは難しく、独学でプロの動画クリエイターとして活躍できるのはほんの一握り。動画編集スクールであれば、動画編集スキル以外にプロのクリエイターになるためのスキルを体系的に学ぶことが可能です。

独学のほうがコスパがいいから

動画編集スクールの費用相場は20~30万円程度。比較して独学の場合、かかる費用は動画サービスや動画編集ソフトの月額費用程度で、スクールよりかなり費用を抑えることができます。

このようなコスト面から、「動画編集スクールよりも独学のほうがコスパがいいから通うのは無駄」といった意見もあるようです。

しかし、時間的なコストも含めて比較した場合、動画編集スクールのほうがコスパがいいと考えられます。

たとえば
  • 独学の場合:費用はほぼ無料、ただし案件獲得ができるまで1年半かかった
  • 動画編集スクールに通った場合:数十万円の受講料、ただし数ヶ月で動画編集者として案件が獲得できるようになった

上記のパターンを比較した場合、後者のほうが動画編集者の収入があることに加え、キャリアも長く積むことができています。実務経験を積めばより動画制作に関するのスキルを磨くことができるので、長い目で見ると動画編集スクールに通うほうがコスパがいいといえるでしょう。

また、動画編集スクールであれば、現役クリエイターから直接指導を受けられたり、不明点がすぐに解決できることから、独学と比較して体系的かつスムーズに勉強を進めることができます

さらには仕事の斡旋や就活のサポート、副業の案件獲得サポートがあるなど、さまざまなメリットが存在します。

思ったような実力を身につけられないから

自分が想定していたような実力を身につけられなかったというのも、無駄だった・失敗したと感じる理由の一つです。

このように感じてしまう大きな要因として、自分の目的とのズレがあります。

たとえば動画クリエイターとして独立を目指すのか、副業として動画編集の仕事をしたいのかでも、身につけるべきスキルや学習方法が変わります。

これを知らずに目的にそぐわない動画編集スクールを選んでしまった結果、思ったような実力を身につけられずに「無駄だと感じた」という人もいるようです。

動画編集スクールに通っている人の口コミ・評判

ここまで動画編集スクールが無駄・意味ないと言われている理由について紹介してきましたが、実際に通っている人がどう感じているのかも気になりますよね。

ここからは、実際に動画編集スクールに通っている人の口コミや評判から、動画編集スクールに通うメリットやおすすめ理由について詳しく見ていきましょう。

プロの講師からフィードバックがもらえる

動画編集スクールに通う大きなメリットといえば、はやり講師からのフィードバックがもらえることです。独学での勉強は、必ずといっていいほどつまづき、解決の糸口が見つからずスムーズに学習を進められないことがあります。

スクールに通えば、不明点がすぐに解決でき、独学と比較してよりスムーズな学習が可能です。

自分の現在地を確認できる

独学の場合、自分一人で学習を進めることになるため、自分のスキルレベルがどれくらいなのかわかりません。

仕事をもらうためにはどの程度のスキルを身につければいいのかといったゴールが見えづらく、学習効率も悪くなってしまうことがあります。

動画編集スクールの場合、一緒に学習を進める仲間がいるので自分の現在地を確認することが可能です。進捗状況やクオリティを周りと比較することができるので、結果としてスキルアップにつながります。

学習する仲間がいることでモチベーションの維持につながる

動画編集スクールに通っている人の口コミを調査すると、仲間がいることで刺激になる、という意見も見受けられました。

独学での学習はやはりモチベーションの維持がむずかしく、挫折してしまう人が多いのが現状。

一緒に学習を進める仲間がいることでいい刺激になり、自分に厳しくできないという人でも、プロの動画クリエイターを目指すことができます。

ここまでが実際に動画編集スクールに通っていた人の口コミです。やはり通うことでのメリットは多く、選び方を間違わなければプロの動画クリエイターや動画編集者になるための強い味方になると言えるでしょう。

では、具体的にどんな動画編集スクールを選べばいいのでしょうか。次項目では、時間やお金を無駄にしないために、動画編集スクールの比較ポイントを解説します。

無駄にしないための選び方・比較ポイント

ここまでのに内容を踏まえ、動画編集スクールを選ぶときのポイントをまとめました。

  • 実践的な内容が学べるか
  • 目的にあったカリキュラム内容か
  • 運営会社は信頼できるか

実践的な内容が学べるか

未経験から動画クリエイターとして活躍できるスキルを身につけるなら、基本的な動画編集スキルを学べることに加え、案件を獲得するための実践的なスキルが身につく動画編集スクールがおすすめです。

例えば、動画制作における企画スキルや撮影スキル、動画広告の知識といったより実践的な内容を学習できる動画編集スクールを選びましょう

オンラインで完結するスクールよりも、実習を含む動画編集スクールのほうが技術が身につきやすいです。

初心者が学ぶべき動画編集ソフト

  • Adobe Premiere Pro(プレミアプロ):
    映像の編集を目的としたツール。既にある素材を時間軸で並べることで、一つの動画を作成する。
  • Adobe After Effects(アフターエフェクト):
    白紙の状態からアニメーションを作成したり、より高度なエフェクトを作成できるツール

動画クリエイターに必要なスキル

  • 企画力
  • 撮影スキル
  • 動画編集スキル
  • 広告動画など、マーケティングの知識など

目的にあったカリキュラム内容か

動画編集スクールに通う目的は、「フリーランスの動画クリエイターとして働きたい」「副業でお小遣い稼ぎがしたい」「スキルアップのために動画編集を学びたい」など人ぞれぞれ。

目的によって身につけるべきスキルが違うため、それぞれのスクールのカリキュラム内容をしっかりと比較することが大切です。

未経験から正社員での就職を目指す場合

未経験から正社員の動画編集者・動画クリエイターを目指す場合、就職支援が充実している動画編集スクールを選ぶことをおすすめします。

いくらスクールに通ってスキルを身につけたとしても、実務経験者として扱われることは稀であり、自分一人で就職先を決めるのは簡単ではありません。

未経験から就職を目指すのであれば、就職相談や求人紹介のような就職サポートしてくれるスクールのほうが安心です。

フリーランス・副業で案件獲得を目指す場合

フリーランスや副業での案件獲得を目指す場合、カリキュラム内容に案件獲得方法が含まれるスクールを選ぶのがおすすめです。

動画編集スクールによっては、「フリーランス向け」「副業向け」といったようにコースが分かれているため、自分の目的にあったものを選ぶようにしましょう。

また、独立を目指すのであれば少しでも単価を上げるために、撮影スキルや企画スキル、動画広告の知識といった幅広いスキルを身につけられる動画編集スクールがおすすめです。

在籍期間中に実際の案件を取り扱う動画編集スクールを選べば、より実践的なスキルを身につけることができます。

運営会社は信頼できるか

動画編集スクールは個人でも運営できることから、数多くのスクールが存在します。信頼できると確信できれば問題ないのですが、個人間のやりとりは思わぬトラブルにつながる可能性もあります。

高額な買い物になるので、実態をしっかり把握した上で信頼できる動画編集スクールなのか確かめてから入学するようにしてください。運営会社を調べる、口コミを調査することも有効です。

おすすめの動画編集スクール3選

今回紹介する多くの動画編集スクールでは、無料の相談会や体験会を随時実施しています! 気になるスクールや講座があれば積極的に参加して、自分の目で雰囲気や講座内容などを比較してみるのがおすすめです。

デジタルハリウッド STUDIO byLIG|オンライン学習+実習でプロのクリエイターを目指せる動画編集スクール

デジタルハリウッド STUDIO by LIG出典:デジタルハリウッドSTUDIO by LIG

  • 制作会社LIGと大手スクールデジタルハリウッドが業務提携し運営しているスクール
  • 現役クリエイター指導のもと撮影スキルも身につく
  • トレーナーが親身になって相談にのってくれるアットホームな環境
授業形式 自学習型(講師のサポートあり)+クラス授業3回 (撮影実習あり)
教室 上野 / 池袋 / 北千住 / 町田 / 川崎 / 大宮
コース・期間・税込料金 ネット動画ディレクター専攻(3ヶ月) / 一括¥352,000(分割払あり)
学べるスキル After Effects / Premiere Pro / Illustrator / Photoshop / 動画マーケティング / 企画シナリオライティング / 実写やアニメーション動画 / オリジナル作品制作
サポート制度 オンライン・オフラインでの不明点質問(無制限)
パソコン、Adobeソフトの特別価格購入
就職・転職サポート
フリーランスの方へのお仕事提供
コワーキングスペース無料利用 など
受講に必要なもの パソコン(オンライン受講を希望の場合)、Adobe Creative Cloud、外付けのSSD(推奨)

僭越ながらまずは弊社の紹介をさせてください。デジタルハリウッドSTUDIO byLIGは、デジタル領域に特化した大手スクール「デジタルハリウッド」と、Web制作会社「LIG」が業務提携して運営しているWebクリエイタースクールです。

大手スクールと制作会社のノウハウ両方を活かしたデジLIGでしか学べない、撮影、デザイン、マーケティング領域のプロによる実践的な講座内容が魅力で、完全未経験からでも撮影から編集まで一通りのスキルを身につけられます。

カリキュラムでは、動画視聴とトレーナーによるサポートで基礎的な動画編集スキルを学習、クラス授業で制作した動画の講評会を行い、着実なスキルアップを目指すことが可能。撮影実習では、実際に機材に触れながら撮影のトレーニングがおこなえます。

デジLIGでは毎日無料説明会を実施しています。コース詳細・説明会予約は以下の公式サイトをご覧ください!
デジLIGの詳細を見てみる

MOOCRES(ムークリ)|通学して本格的に学びたい人におすすめ

ムークリ出典:副業動画クリエイターへの最短ルート【ムークリ(MOOCRES)】

  • 最大6名までの少数・超実践型スクール
  • 受講期間中に企業からの案件紹介
  • 未経験から4ヶ月でプロを目指すカリキュラム
授業形式 集団授業型
教室 渋谷 / 大阪
コース・期間・税込料金
  • クラスプラン(4ヶ月)¥374,000
  • ゼロイチプラン(3ヶ月)¥297,000
  • マンツーマンプラン(4ヶ月)¥594,000
学べるスキル After Effects / Premiere Pro / プロモーション・トレーラー映像の作成など
サポート制度 アーカイブ動画視聴
回数無制限のオンライン相談
補助金制度あり(法人のみ)
お仕事紹介
受講に必要なもの パソコン(メモリは16GB以上、グラフィックカード付き)、Adobe Creative Cloud

動画編集スクールMOOCRES(ムークリ)は、1クラス最大6人の少人数制スクール。Premiere Pro・After Effectsなど動画編集ソフトの基本操作から撮影スキル、フリーランスとしての案件獲得方法まで実践的に学べるカリキュラムがおすすめです。

映像制作会社との提携で、受講レベルに応じた案件紹介をしてもらえることもあるので、社会で役立つスキルを身につけたい人には特におすすめの動画編集スクールです。

studio US|初心者も学びやすい!スキルアップを目指す人におすすめのオンライン動画編集スクール

studio US
出典:STUDIO US

  • 最大50本の動画制作ができる実践的なカリキュラム
  • 700本以上の豊富な動画素材
  • 企業連携により卒業後すぐに案件にチャレンジできる
授業形式 自学習型(講師のサポートあり)
コース・期間・税込料金
  • 動画編集コース(2ヶ月~)¥55,000
  • 動画クリエイターコース(2ヶ月~)¥99,000
  • 動画クリエイター総合コース(2ヶ月~)¥165,000

※ プラス¥55,000で期間無期限の受講が可能

学べるスキル After Effects / Premiere Pro / Photoshop / Illustrator / Cinema 4D / ディレクションなど
サポート制度 無制限の質問サポート
副業案件の紹介
受講に必要なもの パソコン、インターネット環境、Adobe Creative Cloud

STUDIO US(スタジオ アス)は、最短2ヶ月で動画編集を学べるオンライン完結の動画編集スクール。動画教材は毎月更新され、トータルで700本以上の動画がそろっています。カリキュラムの中でポートフィリオ制作もできるので、実践的なスキルを身につけたい人にもおすすめ。

基礎を学びYouTubeの動画編集ができるようになる「動画編集コース」、モーショングラフィックなどのスキルを学び動画クリエイターを目指す「動画クリエイターコース」、動画制作に必要なスキルをすべて学べる「動画クリエイター総合コース」があります。

動画編集スクールの比較ポイントとおすすめのスクールは以下の記事で紹介しているので、あわせてご覧ください。

動画編集スクールが向いている人・向いていない人

ここまでご覧になって、「自分には独学がいいのかスクールがいいのか迷っている」という人に向けて、どちらが向いているのか解説します。

自己管理が苦手な人はスクールがおすすめ

勉強を自分で進めるのが得意ではない・自己管理が苦手という人は、独学より動画編集スクールがおすすめです。動画編集スクールは、プロが一人ひとりの目標に合わせて勉強方針を決めてくれるため、授業についていくことができれば基本的な知識とスキルは身につきます。

課題の提出を通して自分の理解度も確認できるため、勉強方法からプロに任せたい人は動画編集スクールのほうが向いているといえます。

短期で成果を出したい人はスクールがおすすめ

動画編集スクールは、動画クリエイターやフリーランスになるために必要な知識を体系的に効率よく学習できるカリキュラムになっています。そのため、短期で学習したい・最短でプロの動画クリエイターを目指したいという人に向いています。

独学経験がある人はスクールが無駄と感じる場合も

これまでバイトやインターンなどで動画編集の経験がある、独学で学んだ経験がある場合、既に知っている内容を学ぶことになり無駄と感じることが多くなってしまうかもしれません。

基礎的なスキルが既に身についている場合、まったくの未経験者と比較して学習の方向性が定まりやすく、周りに質問できる人がいるなら独学でも十分にスキルや知識を身につけられます。

改めて基礎から学び直したいなら動画編集スクールに通うのもおすすめですが、次のステップとして案件を獲得して実績を積んでいきましょう。

さいごに

ここまで、「動画編集スクールは無駄なのか?」というテーマで、独学との比較や動画編集スクールのメリット・デメリットについて紹介してきました。結論、動画編集スクールは選び方を間違えなければ、動画編集者・動画クリエイターを目指すの強い味方になります。

この記事が動画編集スクール選びの参考になれば嬉しいです。最後までご覧いただきありがとうございました。

無駄にならないスクールに通おうかな……と思ったら

デジLIGでは就職相談の実施に加え、LIGヘの採用や提携の会社を通して就職の斡旋をおこなっており、卒業後も永続的に就職をサポートをしています。

オリジナルカリキュラムでプロのノウハウが学べるLIVE授業や、現役クリエイターによる個別指導が評判。

「現場で通用するか」の基準で就職支援をしており、面接練習なども実際に問われる質問で組み立て、高い就職・転職率を誇ります。

まずは無料説明会で不安を解消してみませんか?

デジLIGの詳細を見てみる

無料説明会に申し込む

よくある質問

動画編集スクールが無駄って本当ですか?

基礎的な編集方法であればYouTubeなどの無料動画で学べることや、独学のほうが費用がかからないことから「スクールに通うのは無駄」という意見がありました。しかし、選び方を間違えなければ動画編集スクールはプロのクリエイターになるための強い味方になります。

無駄にしないためにチェックすべきポイントは?

実践的な内容が学べるスクールを選ぶこと、目的にあったカリキュラム内容であること、信頼できる運営会社であることなどが挙げられます。

この記事のシェア数

日本大学芸術学部卒業後、テレビ、ラジオ、Webメディア、プロスポーツイベント等、複数の媒体にてディレクター職を経験。2018年9月からLIGにセールスメンバーとして入社し、教育事業部に配属(現デジタルエデュケーション部)。自身がクリエイターを行なっていた経験を生かし、現在は部長としてWebクリエイタースクール事業「デジタルハリウッドSTUDIO by LIG」の事業企画、運営を行い、クリエイター育成をミッションとしている。

このメンバーの記事をもっと読む
未経験からWebクリエイターを目指すならデジLIGへ
個別説明会はこちら 資料請求