- 新卒ブログとは？
- 2024年4月に新卒入社したLIGメンバーが、日々の学びや気づきを綴るブログです。彼らがふだんどんなことを学んでいるのか、気軽にのぞいてみてください。
こんにちは。テクニカルディレクターの山﨑です。
将来的に案件で使用する予定のJava言語を習得するために、資格取得に挑戦することを決めました。
そこで自分が資格を取得するまでの期間、LIGブログに勉強記録を残していこうと思います。
勉強を始めて1ヶ月が経ち、参考書や問題集に取り組み始めたところなので、Java Silver資格試験の学習におけるポイントを備忘録としてまとめてみたいと思います。
Java Silver以外の資格試験を目指している方にとっても、この学習記録が何かしらの参考になれば嬉しく思います。
Java資格の種類やJava Silverを選んだ理由については、以下記事でご紹介しています。
今日からはじめるJava Silver〜資格選び・勉強計画編〜
Shota Yamazaki
目次
勉強のポイント
勉強をはじめてから気づいたポイントをご紹介します。
1日1時間は勉強時間を確保する
試験の内容とは関係ないですが、1ヶ月勉強してみて、まとまった勉強時間をどう確保するかに難しさを感じています。無限に時間と体力があった学生時代が恋しいです。
自分は1日1時間は勉強の時間を確保したかったので、通勤時間を含めた始業前の1時間を勉強の時間にしていました。仕事終わってから勉強するなんて考えられないので！（とはいっても寝起きの勉強もなかなかハード）
テキストを読めないときはYouTubeの解説動画を2倍速で見るなどして対応していました。趣味等のプライベートの時間を大切にしつつ、仕事もこなしつつ、勉強時間を確保となるとタイムマネジメントが重要です。
インプットしたら手を動かしてみる
参考書をざっくり1周したら手を動かしてみることもおすすめです。テキストだけだとまったくプログラムのイメージがわかないことに少し苦戦しました。
書籍で学習している以上、テキストベースのインプットになってしまうため、どの処理が行われているか理解に時間がかかってしまいました。とくにインスタンス化や継承の単元は、似ている処理や単語が多く出てくるため、混乱します。
そこで、以下のようなアウトプットを実践していました。
- 実際にプログラムを書いて自分で実行してみる
- エラーを対処することを繰り返す
単語を覚える意味ではテキストのインプットはいいと思いますが、プログラムの処理を覚えるのはアウトプットが重要だと思います。
おすすめの勉強ステップと時間の目安
上記のポイントをふまえたうえで、実際にどんな順序と期間で学習を進めていったのかをご紹介します。
1. 『Java［完全］入門』（〜2週間）
『Java［完全］入門』はJavaを知るという意味で使用していました。基本的なプログラムの書き方、処理の流れ、用語などを理解するくらいのイメージです。
完璧に覚えるというよりかは、1周して知らない知識を減らして、問題の意味が理解できれば良いと思っています。章の間に簡単な問題があるので、その問題文を読めればOKにしていました。
本当に基礎の基礎しか扱わないので、Javaの概要を知るにはもってこいの一冊だと思います。自分はこれまでまったくJavaに触れていなかったので、いきなり紫本に取り掛からなくて良かったです。
2. Webアプリを作ってみる（〜5時間）
手を動かすという意味で簡単なWebアプリを作成しました。WebアプリといってもHTMLをローカルで表示するくらいの簡単なものですが。プログラムは書き慣れていないのですごく時間かかりました……。
うまく動作すると楽しく思えるので、インプットの合間に書いてみるくらいがおすすめです。
Webアプリでなくてもいいですが、手を動かして、エラーと直面しながらコードを書くことで実際のプログラムの処理を追うことができます。あとエラーを解決できたときやプログラムが思う通りに動いたときは楽しいです。
いきなり自力で作るのはかなり無理があるので、動画やチャットGPTに質問しながら作成しました。おすすめの動画は以下でご紹介しています。
3. 『JavaプログラマSilver SE17』（〜3週間）
当初は紫本の内容をコードを書きながら学ぶ予定でしたが、『Java［完全］入門』で基礎が十分に身についていたため、問題演習を中心とした学習にシフトチェンジしました。
『Java［完全］入門』に比べて試験に近い問題の形式で出題されているので、間違えたら解説と説明を見返すの繰り返しをすると理解が早いです。プログラムが書かれている問題が多いので、時間に余裕があれば実際に同じコードを書いて出力結果を見返すのも良いかもしれません。
問題の質は試験に寄せているので少し異なりますが、問題数的にはJava完全入門と同じ程度なのでたくさん問題を解きたい人には少し不向きかなと思います。試験対策などはわかりやすくまとまっているので、問題を解く目的ではなく、試験を理解する目的で使用すると効率よく勉強できると思います。
おすすめのYouTubeの解説動画
電車などの移動時間や、テキストでの勉強に飽きた際に見ていた、おすすめのYouTube動画をご紹介します。
【Java入門講座 総集編】超初心者歓迎！Javaの基本文法がすべてマスターできる！
Javaの開発元であるOracle社からJava講師賞を受賞している方が動画で教えてくれており、かなりわかりやすいと思います。
基本的な文法から応用編までチャンネル内にあるので隙間時間にみることをおすすめします。動画自体はかなり長いので、倍速で見ていました。
他のチャンネルの試験対策動画も見ましたが、自分的にはJavaを理解するなら上記のチャンネル一択だなと感じています。
【Java】1時間半でシューティングゲームを作ろう！【ゆっくり解説】
アプトプットのため、簡単なWebアプリ作成した際に参考にした動画です。30分という短い動画ながら、丁寧な解説でわかりやすく、なにより自分の手で作れたという達成感が味わえます。
動画は30分ですが、自分で手を動かしながらとなると、2時間程度かかりました。
まとめと今後のスケジュール
当初の予定とはだいぶずれていますが、現在は紫本の問題を解いている途中です。ここからは問題を解くことをメインに勉強を進めていく予定です。
▼今後のスケジュール
- 12月20日 書籍購入、勉強スタート
- 〜1月6日 Java完全入門1周
- 〜1月10日 手を動かしながらWEBアプリ作る
- 〜1月末 紫本の問題を解く（現在）
- 〜2月末 黒本の問題を解く
- 3月上旬 試験
仕事をしながらだと、試験に向けてまとまった時間をとることが難しいです。参考書は分厚いので電車でも読みにくいですし、実際に手を動かすとなると時間を要してしまう……。勉強内容よりも勉強方法に難しさを感じました。
インプットだけだとすぐ忘れてしまうので、問題を解いたり、人に教えたりしながら積極的にアウトプットしていきたいです。試験予定の3月まで勉強頑張ります。
- 日本・フィリピン・ベトナムでの活躍チャンス
- 最先端技術と多言語環境での成長
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