「好き」と「得意」から仕事を見つけよう! 未経験からWebデザイナーの仕事を選んだ理由

「好き」と「得意」から仕事を見つけよう! 未経験からWebデザイナーの仕事を選んだ理由

Yu Mochizuki

Yu Mochizuki

こんにちは! 広報室の望月です。

先日、「13歳のハローワーク公式サイトのキャリア教育プログラム」の一環として高校生を対象としたキャリア教育授業の機会をいただき、進路選択や仕事選びをテーマに交流授業を行いました。都立小台橋高等学校で行われた本取り組みに、Webデザイナーの山崎真由子が登壇! Webデザイナーになるまでの職業選択の背景、具体的な仕事内容ややりがいなどをお話ししました。

授業の様子をダイジェストでお届けしていきます!

ico 株式会社LIG インハウスマーケティング室
山崎真由子(ぱんちゃん)
新卒でフィットネスのフランチャイズ本部に入社、その後は食品関係の広報として働きながらデジLIGでWebデザインの勉強を行い、LIGに入社。インハウスマーケティング室のデザイナーとして、LIGブログのアイキャッチ、広告バナーの制作などを担当。

まわり道をしながらたどり着いた仕事

ぱんちゃん

まずはじめに、私がWebデザイナーになるまでの簡単な流れや判断の過程を紹介していきます。

やりたいことを探し続けた社会人のスタート

私は静岡県に生まれ、学生時代はとくにやりたいことが明確にあったわけではなく、デザイナーになることはまったく考えていませんでした。

はじめての仕事選びの際は、「人の人生に関わる仕事」「人に喜ばれる仕事」をしたいと思い、就活を実施。健康という観点からフィットネス会社に営業として入社しました。気持ち高らかに社会人生活をスタートしたものの、数か月後には、同期19人のなかで営業成績が最下位に……。鬱にもなり、ベッドから出られない日々が続きました。自分自身の健康を考えたときに、退職せざるをえませんでした。

その後、なにもない場所に行って自分の人生を考え直したいと思い、鹿児島の与論島へ。住み込みで農業の手伝いをしながら、あらためて、今後のことを考えるようになりました。農業をしながら現地のごはんを食べるうちに身体も心も回復。そんな経験から「人を元気にするのは食事だ」と考え、食品関連会社で広報の仕事に就きました。

しかし、新しい仕事について束の間、コロナウィルスが流行し、新しい仕事が思うように進まないようになります。また、広報という仕事に就いたものの、最新のトレンドにそこまで関心がなかったことに気が付く……。コロナ禍で時間にゆとりができたので、再び自分に合う仕事を考えました。

自分に合う仕事の条件

自分に合うかどうかは、いろいろな視点があると思いますが、私は2つのポイントを大切にしました。

  • 仕事以外の時間でもついやってしまうこと
  • やっていて苦にならないこと

これまでの自分の行動や興味関心を振り返りながら、自己分析をしてみることに。すると、昔からWebやデザインに興味を持っていること、デザイナーという仕事への憧れや羨む気持ちに気が付きました。

また同時期に、身近な人が社会人スクールに通いはじめていたこともきっかけになっていました。新しいことをやろうとしている人の話を聞くと、背中を押されますよね。その後、デジLIGに入学してデザインを学び、卒業後はLIGでWebデザイナーとして働いています。

「好き」と「得意」から仕事を見つける

仕事の選び方は人それぞれの視点や考えがあると思います。選び方に正解はないですが、私は、「好き」と「得意」から仕事を見つけることをオススメします。

  • 好き……自分が興味を持てる、または、情熱を注げる領域
  • 得意……割と人よりできること、自分は普通にできるけど他人は普通にできないこと、長時間やっていても苦ではないこと(継続できること)

得意なことは、人よりもずば抜けて優れている必要はなくて、割とできそうなことでいいと思います。

この「好き」と「得意」を見つけるために、興味があることはとりあえずやってみましょう。やってみて合わなければ、やめればいい。いろいろ試してみると、「好きなこと」「得意なこと」が明確になっていき、自分に合った仕事が見つかるきっかけになるでしょう。

Webデザイナーが自分に合っていると感じる瞬間

ぱんちゃん

いろいろな仕事を経験すると、新しい仕事が自分に合っているか否か、を見極められるようになってきます。実際にWebデザイナーとして仕事をしているなかで、自分に合っていると感じる瞬間が3つあります。

人の喜び=やりがいである
私は、人が喜んでいる姿を見ることがとても好きです。それに、「喜んでくれるなら、その人のためにもっとやりたい!」と思います。Webデザインは、誰かが伝えたいメッセージを視覚化し、求める人に届ける仕事。伝える人と受け取る人、双方の喜ぶ顔を見ることがなによりのやりがいになっています。

要素を組み合わせて表現することが、割と得意
私はWebデザイナーになる前から、いろいろなデザインに興味を持って見ていました。写真や色、文字などのデザインを構成している要素に注目することもありました。そういった経験もあってか、要素を組み合わせて表現することが、人よりも割と得意です。

飽き性な性格に合っている
私は飽き性なので、同じことを続けることが苦手です。特定のデザインを突き詰めるよりも、毎回違うものをつくったり、常に新しいことに挑戦したい。常に変化が求められるWebデザイナーの仕事が、性格に合っているんです。

試行錯誤しながら「自分に合った仕事」を見つけよう

私は、Webデザイナーになるまで迷いに迷っていました。でも、今は自分に合った仕事が見つかりました。大人も意外と「自分に合う仕事」に悩んでいるんです。

正解を見つけなければ、と焦らなくて大丈夫。一発で向いている仕事を見つけようとしなくても大丈夫。ただ「自分に合う仕事は何か」を考えて、試行錯誤していくことが大切です。

私たちは、得意なこと・苦手なことを含めて一人ひとりが素敵な性質を持っているので、試行錯誤していくことで、「自分に合った仕事」がきっと見つかります。

生徒さんからのメッセージ

今回、実際に授業を受けた生徒さんたちから、さまざまな感想をいただきました。その一部を紹介します。

メッセージ

「Webデザイナーのお仕事は、私たちの身近な所にも携わっているんだなと知ることができて面白かったです。社会人になる時の心構えとして、すごくはげまされたような気持ちになりました。」

メッセージ

「Webデザイナーの話だけでなく、どういう経路でWebデザイナーになったのか、とても興味深かったです。私は飽き性なので、興味のあることから挑戦していき、自分に向いている職業を見つけたいです。」

メッセージ

「最近、自分の中の『好き』がわからなくなっていましたが、ただ『好き』なだけでなく、どう好きなのかを考えるようにしたら、少しわかった気がしました。」

授業を終えて

ぱんちゃん

最後に、今回の交流授業を終えた山崎からの感想を紹介。授業を通じて生徒さんたちに伝える立場ながら、自身にとっても貴重な機会になったようです。

「今回、高校生の前でお話をするという貴重な機会をいただけて大変嬉しく思っています。参加してくれた高校生たちは真っすぐな目で話を聞いてくれて、心のこもったメッセージカードまで書いてくれて、本当にありがたい気持ちでいっぱいです。私が彼らに何かを与えるというより、私がいろいろ教えてもらい、元気をもらった時間だったと思います。私自身、これまで綺麗なキャリアを歩んできたわけではなく、Webデザイナーになるまで紆余曲折してきました。私の話で『こんな生き方でもいいんだよ』『自分に合う役回りってきっとあるよ』というメッセージが彼らに伝わっていたらいいなと思います。」

LIGは、Webクリエイターを目指す方の後押しをしています。この業界・職業に興味がありましたら、ぜひご相談ください!

 
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アパレル企業にて販売員を経験後、編集プロダクションにて、エディターとしてのキャリアをスタート。雑誌編集、アパレルブランドや商業施設の販促物・Webコンテンツ・店頭装飾物・ビジュアル制作などに関わる。2020年7月にLIGに入社し、さまざまな企業のオウンドメディア支援に携わる。2022年7月より広報チーム所属。

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