ロゴ制作の依頼方法や流れを事例とともにご紹介します

Saki Hanazawa

Saki Hanazawa

こんにちは、デザイナーの花ちゃんです!

「Web制作会社」として知られていることが多いLIGですが、実は、企業のコーポレートアイデンティティ(CI)の策定や商品、サービスなどのブランディングも多数手がけています。

なかでもご依頼いただくことが多いのは「ロゴ制作」です。

ロゴは、起業する際や新事業の立ち上げ、新商品の開発の際に、必ずといっていいほど必要になりますよね。最近ではオフラインだけでなく、SNSなどのオンラインの場でもロゴが活用され、コミュニケーションツールとしての役割を今まで以上に担っているように思います。

この記事では、これからロゴ制作を依頼したいと考えている方に向けて、ロゴ制作の依頼前に準備しておくべき情報や、どんな流れで制作が進んでいくのかについてまとめてみました。

💡おすすめの高品質なロゴ制作会社8選はこちらの記事から!

「よいロゴ」を作るために

企業や商品・サービスの「顔」となるロゴは、ユーザーとの接点も多く、企業とユーザーをつなぐ重要な役割があります。理念や想い、商品の特徴などを目に見える形に落とし込むことで、ブランドとして認知・共感してもらうための第一歩となるのです。

はじめに、「よいロゴ」を作るために私たちが大事にしていることについてお話させてください。

そもそも「よいロゴ」とはなにか?

「よいロゴ」とは、次の三点を兼ね備えたものだと思います。

「よいロゴ」とは?
  • ストーリーがある
  • 目的に応じて作られたデザインである
  • 機能的なデザインである

ストーリーがある

「よいロゴ」にはストーリーが込められています。

「なぜこのデザインなのか?」そう聞かれたときに、「デザイナーが考えてくれた」とか「なんとなくかっこいいから」という理由ではなく、ご自身の企業・サービスの理念や想いとともにロゴについて語れるのが理想だと思っています。

ロゴをとおして企業・サービスの歴史や想いを語るコミュニケーションが生まれ、ストーリーをとおしてユーザーの深い理解や愛着形成にもつながっていくのです。

目的に応じて作られたデザインである

ロゴデザインを語るうえで欠かせないのが、佐藤可士和さんの「耐久性」のお話です。ロゴデザインは、どんな条件下で見られても同じイメージを持てて、どんな時代でも飽きられないような耐久性が必要であるという考え方です。

10年20年と長く愛されるロゴを作るためにはこの耐久性も必要ですが、それにプラスして時代の背景に応じて選択できるようなデザインもまた、大切な要素だと個人的には考えています。

たとえば、LGBTにまつわるデザインには象徴であるレインボーの要素を入れたり、コロナウイルスに関連するデザインでは「ソーシャルディスタンスを取る」という意図でロゴマークを離して配置したり……。

ロゴが使われる状況や目的に応じたデザインになっていることも「よいロゴ」である条件だと思います。

シンプルで機能的なデザインである

「よいロゴ」には、シンプルながらも機能的で独自性のあるものが多いように感じます。シンプルなデザインは、サステナブルかつ、人々の記憶に残りやすいデザインであるという点で、ブランディングとしての価値が高いのではないでしょうか。

また機能的なデザインとは、具体的に視認性、可読性、判読性の3つのバランスが取れているものだと捉えています。

  • 視認性・・・見やすさ。文字の大きさや色の組み合わせなど。
  • 可読性・・・読みやすさ。フォントや太さ。
  • 判読性・・・わかりやすさ。他との差別化ができるか。

視認性、可読性、判読性、どれか一つが欠けると、ロゴとしての機能が落ちると考えています。

以下の例では、すべての有名ブランドの字体をサンセリフ体(可読性が高いとされている)にすることで、読みやすさは上がっていますよね。ただ、他ブランドとの差別化(判読性)を考えるといかがでしょうか?

(先日、バーバリーのロゴがサンセリフ体のロゴからシンボルマークのついたロゴに変更されましたよね。クラシックでめっちゃかっこいい!!!)

ロゴを作るときに大事にしていること

実際に「よいロゴ」を目指して作るために、私たちがふだん意識していることをご紹介させてください。

企業やサービスのストーリーを深堀りする

すべての企業やサービス・商品には、ストーリーがあります。そのストーリーをロゴに込めるためにも、依頼者への徹底的なヒアリングや参加型のワークショップなどさまざまなアプローチをとおして理解を深めています。

作り手が一方的に情報を引き出すのではなく、依頼者の潜在意識を汲み取り、ときには先回りしながら、一緒にストーリーを組み立てていきます。

ロゴは、いわば企業やサービスの代弁者。ロゴデザインをするには、依頼者と同等かそれ以上にその企業やサービスのことを知らなければいけないのです。

企業やサービスのファンになる

なにより、まずは作り手がその企業やサービス・商品のファンになることも重要と感じます。

本当に良いものだと思えないと、熱量のこもったクリエイティブはできません。ときにはロゴデザインが決まるまでに何十通りの案を出すこともありますが、企業やサービスに対しての熱量や愛着がないと、なかなか最後までやりきることは難しいと感じます。

「自分たちがどうしたいか」より、「どう思われたいか」を考える

デザインを考える上での最重要基準は、「ユーザーにどう思われたいか」ということ。

自分たちのこうしたいではなく、ユーザーが実際に商品やサービスを目にしたり手にしたりするときに、どう思われたいのかを中心に考えることで、最後まで目的をブラさずに作り上げることができます。

依頼者の方にも、「どんなデザインにしたいか」ではなく、「どんな印象を持ってもらいたいか」を考えていただくようにしています。

ロゴ制作を依頼する前に準備しておきたい5つのこと

「よいロゴ」を作るために、依頼者の方にも事前にご協力いただきたいことがあります。

以下でご紹介する5項目は、ロゴを制作する上で重要な中長期的なブランド戦略を立案するためにも、必ずみなさんにヒアリングさせていただいている情報です。

  • ロゴ制作することになった目的や背景
  • 訴求したいターゲット
  • 確立したいブランドイメージ
  • 想定している事業展開
  • 想定しているロゴの展開

弊社に限らず、多くの制作会社に求められる情報だと思います。それぞれ詳しくご説明いたします。

ロゴ制作することになった目的や背景

ロゴを制作する目的や背景はさまざまだと思います。

たとえば企業の場合は……

  • 社名変更
  • 事業拡大
  • 経営方針の転換

など。サービスや商品の場合は……

  • ユーザー体験の変化
  • 大型アップデート

などがあると思います。

なんとなくで制作を進めてしまうと、軸となる部分がブレてしまい、ターゲットに受け入れられないロゴができてしまいます。さいごまでブラさずに作るためにも、ロゴ制作することになった目的や背景は事前に整理していただけるとありがたいです。

訴求したいターゲット

訴求したいターゲットをできるだけ具体的に設定していただく必要があります。

性別・年齢、性格や趣味・嗜好などの属性が定まっていると、ターゲットのニーズやどんなデザインが好まれる傾向にあるのかを把握しやすく、スムーズに制作を進めることができます。

確立したいブランドイメージ

ターゲットやユーザーがロゴを見たときに、どう思われたいか、どんな感情になってもらいたいのかを言語化しておくことも重要です。

その企業やサービス・商品が大切にしていることや、ロゴに込められた想いがブランドのアイデンティティになります。

またユーザーに向けた対外的なイメージだけでなく、企業で働く自社の社員やサービスの開発者など、当事者が抱くイメージも忘れてはいけません。企業やサービスに関わる人全員が統一されたイメージを持てて、各自が広めていけるようになるのが理想だと考えています。

想定している事業展開

ロゴを制作したからといって、すぐにブランドイメージが浸透するわけではありません。

認知をどのように拡大していくか、話題性を得るにはどうしたらよいか、ターゲットとのタッチポイントをどのように増やしていくのか……などのプロモーション戦略も必要になってきます。

プロモーション戦略含めた中長期的なブランド戦略を考えていくためにも、今後想定している事業展開や、社内での期待値(このプロジェクトにかけられるコスト)をあらかじめ明確にしていただくことが重要です。

想定しているロゴの展開

今後の事業展開と同時に、具体的にどのようなツールやアイテム展開がありうるかも検討いただくのがよいと思います。

事前に想定しておくことで、ロゴの使用用途やサイズ感も明確になります。

たとえば大きい看板で使う場合と、SNSやアプリアイコンなどの小さい媒体で使う場合では、適したデザインや使用できる色数などが異なってきます。ロゴの実寸サイズが小さくなるほど、視認性や可読性を担保するためにもよりシンプルなデザインを考えていくことになります。

いざ展開するとなったときに「このデザインじゃ使えない……」となるのを防ぐためにも、あらかじめ考えておいていただきたい大切な事項です。

ロゴ制作の流れ

ここからは、弊社LIGにおけるロゴ制作の流れをご紹介します。それぞれの工程について詳しくみていきましょう。

ロゴ制作の流れ

1. ヒアリング

まずは「事前に準備するとよいこと」で紹介した項目を中心にヒアリングをおこないます。

ヒアリングする情報
  • ロゴを制作することになった目的や背景
  • 訴求したいターゲット
  • 確立したいブランドイメージ
  • 想定している事業展開
  • 想定されるロゴの展開

これらはロゴに込めるストーリーのもととなる情報なので、潜在化されている部分も引き出せるよう参加型のワークショップを行ったりして依頼者と対話を重ねます。ときには、企業やサービスを人格に例えて、性格やふるまいをイメージをしやすくしたりすることもあります。

2. 調査・分析

ヒアリング内容をもとに、調査・分析を進めていきます。

具体的には、キーワード抽出市場・競合調査をとおして、自社の目指すべきポジショニングを検討していきます。

キーワード抽出

ヒアリング内容をもとに、ロゴに持たせるべきイメージを、いくつかのキーワードに落とし込みます。

キーワード抽出のイメージ画像

企業や商品・サービスによって、あたたかさや安心感、スタイリッシュやスピードなど、与えたい印象や訴求のポイントが異なるため、できるだけキーワードはユニークなものを考えていきます。

キーワードがそろったら、似たようなカテゴリーごとにグルーピングをして、その中で重要度を決めていきます。

市場・競合調査

企業やサービスを取り巻く市場や競合・同業他社をリサーチし、企業やサービス、商品自体の価値(強みや弱み)やニーズ、市場での立ち位置を確認します。

表面的なリサーチではなく、対象を根底から理解するため、以下のフレームワークを取り入れることもあります。

  • 3C分析:市場(Customer)・競合(Competitor)・自社(Company)を調査し、戦略を立案する
  • SWOT分析:企業の「内部環境」「外部環境」を強み(Strength)・弱み(Weakness)・機会(Opportunity)・脅威(Threat)のカテゴリーに分けて分析する

さらに競合他社のデザインの特徴も分析していきます。どんなモチーフを使っているか、ロゴを構成する要素はなにか、フォントの印象、配色まで細かくみていきます。

分析すべきポイント
  • ロゴマークかロゴタイプか
  • 書体
  • 配色

ポジショニングの検討

ポジショニングマップ

最終的には、同業他社との差別化を図るために「ポジショニングマップ」を作り、市場の状況や関係性を可視化。抽出したキーワードから軸となる言葉を選び、目指すべき独自のポジションを導き出します。

3. イメージやトーンのすり合わせ

目指すべきポジションの方向性が決まったら、その中で印象が近いものや、あえてこれは異なるであろうというものをリサーチし、イメージを探ります。

イメージボード

印象が近いものだけで構成された「イメージボード」を作成し、お客さまと制作会社だけでなく、プロジェクトに関わる全員が共通のイメージを共有することで、方向性がブレにくくなります。

4. デザイン案の作成

ラフ案・コンセプトの策定

ヒアリングで伺った内容と重要度の高いキーワードをもとに、ラフ案を作成します。アイディアを広げるため、形の崩れは気にせずに思いつくままに手書きでラフを書いていきます。

キーワードから連想していくと、同じような切り口になりがちなのですが、ここでは幅広く検討し、同時にコンセプトも策定していきます。

描き起こし

Adobe Illustratorを使って、ラフのなかからよかったロゴをいくつか描き起こし、ロゴタイプやシンボルマークのディテールを整えていきます。
Illustratorで描き起こされたロゴ画像

ロゴタイプは既存のフォントをそのまま使用することは少なく、一から作字する場合と既存のフォントをベースに微調整を行う場合があり、フォントが持つ印象だけでなく、その書体が生まれた歴史的背景などから選定することもあります。

▼【参考】フォント選びの際に意識していること

パターンの作成

少しの違いでロゴの印象も大きく変わってくるため、文字の太さやアールの大きさ、色のバリエーション、ロゴの組み方など、あらゆるパターンを検証し、最適なものを絞り込んでいきます。

ロゴパターンの作成

ロゴの展開

企業ロゴであれば、名刺やステーショナリー、サービスロゴであれば、アプリアイコンやSNSアイコンなど、今後展開されるロゴとして、視認性、可読性、判読性に問題はないかの確認を行います。

5. ご提案

モックアップ

制作したロゴのコンセプトや意図をまとめた提案資料を作成し、お客さまにご提案します。より具体的なイメージがしやすいよう、「モックアップ(使用例)」を作成し、実際の使われ方に近い形でプレゼンテーションを行います。

また、制作したロゴの一覧がまとまったページを用意し、それぞれを比較・検討しやすいようにしておくことも、資料作りで心がけているポイントです。

6. ロゴの決定とガイドラインの作成

決まった方向性をもとに、修正とブラッシュアップを複数回重ね、ロゴを決定します。

運用を考慮し、ブランドのイメージを正しく伝えるためのガイドラインを設けます。ロゴを使用する人によってブランドの印象が変わったり、ロゴを扱う際の「こんなとき、どうすればいいの?」という迷いを減らす目的があります。

ガイドラインの作成により、ブランド全体の表現を統一し一貫性を保つことで、正しいコミュニケーションができるようになります。

ガイドラインの項目を検討

一般的に、下記の項目で構成されることが多いです。

ロゴのコンセプト ロゴ決定に至った経緯やロゴ自体に込められた想いなど
スタイル ロゴを使用する際の優先度や組み合わせ
カラー CMYK・RGB・特色などのカラー
アイソレーションエリア ロゴの周辺に確保する余白
※まわりにおかれたコンテンツによってブランドイメージが影響されることがないようにするため
最小表示サイズ 印刷媒体とデジタル媒体それぞれの最小表示サイズ
※視認性を担保するため
背景色ごとのロゴ 赤・青・黄・緑・黒などの主要な背景色ごとのロゴの表示色
使用禁止例 正しいロゴの使い方
※ブランドイメージを正しく伝えるため

7. 納品

制作したロゴのデータとガイドラインを納品します。必要に応じて、印刷物やWeb用のファイル形式でデータを用意します。

LIGが制作した企業ロゴ・サービスロゴ

いままであまりお披露目することのなかったサービスロゴ/企業ロゴの制作実績を一挙にご紹介します。担当デザイナーのコメントとあわせてお届けします。

企業ロゴ / 株式会社Lipple

株式会社Lippleロゴ株式会社Lipple | リテラシーの目覚めによる、イノベーションの実現。

担当デザイナー:Miya

Literacy+Rippleが社名の由来と伺ったので、モチーフとしては波紋を用いています。

「Lippleと、そのクライアントが混ざり合うことで新たな色が生み出される=イノベーションが起こる+新たな発想も生み出されている」ことを表現しました。

何か大きな波があったときに元を辿るとLippleの起こした波紋だった=より良い未来が実現したときの中心にLippleがいるという願いも波紋をモチーフに決めた理由です。

AI電話サービス / 株式会社NTTドコモ

AI電話サービスロゴAI電話サービス | 電話は、受けるのも、かけるのも、AIで。

担当デザイナー:花ちゃん

「ドコモビジネス」のブランドとしてのイメージの統一と、ドコモビジネスがサービスを提供しているという安心と信頼感を与えるために、赤をサービスカラーとして定義しています。また、AIサービスですが、無機質・無感情ではなく、気持ちが通じ合う・お客さまに寄り添うあたたかさがあることを表現するために、鮮やかな赤を使用しました。

ロゴマークにはロボットと電話を組み合わせたキャラクターを取り入れ、親しみやすさと直感的にどんなサービスなのかが理解できるよう制作しました。

カフェ×コワーキングスペース「tomosite」/ 株式会社キャスター

コワーキングスペース「tomosite」ロゴ宮崎県西都市のカフェ×コワーキング「tomosite」

担当デザイナー:花ちゃん

「tomositeにはいつも明かりが灯っていて、中から楽しそうな声が聞こえる」「日常の延長にあって、ちょっと背伸びができる場所」といったいつもと違う世界をのぞいて、憧れやあたらしい世界を感じられるようなロゴデザインにしました。

「i」と「t」を漢字の「人」に見立てて、ITの力を使って一方からではなく双方向からのコミニケーションで人と人を繋げる場所であることを表現しています。さらに「i」=私が光る(輝く)場所という意味も込めています。

▼ロゴが使用されている、コワーキングスペースはこちら

漫画サイト「Pureri」/ 株式会社光文社

漫画サイト「Pureri」ロゴcomic Pureri | ハッピーになれる〇〇チックをあなたに。

担当デザイナー:花ちゃん

“恋にはさまざまなカタチがあり、どの恋も純粋でピュア、そしてちょっぴりエッチ♡”

そんな恋する主人公たちと一緒に、読者のみなさんがハッピーな気持ちになってくださるように! という思いをロゴデザインに込めています。フォントは、丸みを帯びたフォルムを基調に、セリフ(文字の端のヒゲ飾り)をつけることで大人っぽさを演出し、太い線と細い線で強弱をつけて感情の起伏(ドキドキ)を表現しました。

また、「P」の文字には横向きのハート型を仕込み、「e」の文字は笑顔の人物に見えるようにしています。コミックを読んだあと、みなさんが笑顔になることを願っています。

 

以下、もともと弊社が運営していた(現在は株式会社LAMPが運営している)サウナのロゴを3つ紹介します。

サウナ「The Sauna」/ 株式会社LAMP

サウナ「The Sauna」ロゴThe Sauna | LAMP in Nagano

担当デザイナー:花ちゃん

ロゴタイプはやわらかい温かさや水の流れを感じるような、丸みのあるフォルムにしています。「h」の文字には三角屋根に煙突があるフィンランドのサウナ小屋のイメージを取り入れ、日本に数少ない薪焚きのサウナであることを表しました。

Saunaという言葉は、日本語でも英語でもなく、フィンランドの言葉で、日本式の「サウナ」ではなく、自然と一体化するようなフィンランドの「Sauna」をイメージし、「The」には「これぞ」「これこそが」という意味が込められています。

サウナ「REBUILD SAUNA」/ 株式会社LAMP

サウナ「REBUILD SAUNA」ロゴREBUILD SAUNA|おんせん県いいサウナ研究所

担当デザイナー:花ちゃん

廃材を使って作られたサウナなので、ロゴマークの印象を左右で変えました。左側は木材の重なり、右側は完成されたサウナをイメージしており、左から右で時の流れと建物が再生されたことを表現しています。

また、フィンランド式のサウナの適正温度が80度〜100度ということで、屋根の角度も80度と100度に合わせています。「サウナとして気持ち良い環境は当たり前。それ以上の価値を提供する」というこだわりを表したロゴです。

サウナ「ISARIBI SAUNA」/ 株式会社LAMP

サウナ「ISARIBI SAUNA」ロゴ長崎県壱岐島にある和モダンな旅館・LAMP壱岐島

担当デザイナー:花ちゃん

光に集まる魚とサウナの火・湯気をかけ合わせて「漁火」を表現しました。漁火に魚が集まるように、サウナの温かい灯りに人が集まってほしい。という願いが込められています。

LAMP壱岐のサウナ室には、竹が使用されていることもあり、タイポグラフィーにも強弱をつけ、竹の印象を強調したデザインにしています。

さいごに

ロゴは作って終わりでなく、正しく世に浸透し、多くの人に共感してもらってこそ、価値のあるものになるのではないでしょうか。

そのためには、いわゆる「中の人」である当事者の方のご協力が不可欠だと考えています。

私たちは、長く愛されるブランドを生み出すための、第一歩として、共に伴走するパートナーでありたいと思っています。

「新しくリリースするサービスのロゴを作りたい!」「企業のリブランディングにあわせてロゴを見直したい!」というみなさん! ぜひお気軽にLIGへご相談いただけると嬉しいです。

LIGにロゴ制作を相談する!

 
 
 

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大学院修了後、ゲーム制作会社に新卒入社し、IPものを扱ったゲームや新規開発チームでゼロベースからのUI設計・デザインを経験。LIGにジョイン後はLIGブログや外部メディアのアイキャッチ・記事内画像の作成を担当。現在は企業やサービスだけでなく、地方創生に関わるロゴ制作やサイト制作を積極的に行う。

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