「自分たちが一番学ぼう!」Webクリエイタースクール・デジLIG運営チームが掲げる行動指針

「自分たちが一番学ぼう!」Webクリエイタースクール・デジLIG運営チームが掲げる行動指針

Mio Kato

Mio Kato

こんにちは、Webデザインスクール「デジタルハリウッドSTUDIO by LIG(通称デジLIG)」を運営する、デジタルエデュケーション部(以下DE部)の加藤です。

LIGが2016年にデジLIG上野校を開校してから、早いもので6年が経ちました。ありがたいことにご好評をいただいており、現在では東京、神奈川、埼玉で計6校を運営しています。

そんなデジLIGではこの度、「クレド(行動指針)」を作りました! 今回はクレド策定に至った背景や内容、一つひとつの項目に込めた思いについてご紹介します。

クレド策定の背景とプロセス

まずクレドを作った背景について簡単にご説明します。

デジLIGでは2021年に2校、2022年にさらに2校の開校に伴い、事業部のメンバーが増えました。特に2022年はそのペースが加速し、半年間でメンバーは2倍ほどになりました。

人数が増えたことでできることは増えましたが、その反面、それまで“あうんの呼吸”で通じていたことに説明が必要になりました。事業部のメンバーとして大切にしている考え方や行動、あるべき姿などを一人ひとりに浸透させていくには時間がかかり、コミュニケーションがスムーズにいかないと感じることも。

今後も事業の成長に伴いメンバーが増えることを考えると、雰囲気で察していたことを、明文化する必要性があると感じるようになったのです。

また私自身も2022年春にリーダーになり、マネージャーからのアドバイスを受ける中で、一段視座を高めなければいけないと考えていました。そこでデジLIGとして大切にしていることを整理して、クレドとしてまとめていくことを提案したのです。

クレドの策定においては、全員で話し合いをするとまとまらずに時間を浪費してしまうおそれがあったため、私が他社のクレドを見て研究し、たたき台を作りました。それをもとにマネージャーなど主要メンバーと協議し、事業部として目指す方向性を確認して内容を詰めていきました。

LIGにもクレドがあるのですが、参考にしつつも同じような内容にはならないようにしました。デジLIGはLIGの一組織ではありますが、クレドが同じである必要はないし、むしろ独自性を出したかった。「デジLIGとして大切にしたいことは何か」を考えて、2022年10月に発表しました。

デジLIGのクレド

1. 自分たちが一番学ぼう。

学びの機会をみずから作っているか?
お客様のニーズに耳を傾けられているか?

現状維持をしてはいけない。
常にアンテナを張り巡らせ、業界や競合他社の情報をキャッチアップしよう。
積極的に詳しい人や先輩から学びを得よう。

全ては目の前にいるお客さまへ最高な提案、最高のサービスを提供するために
デジLIG生に負けないくらい学び、成長し続けよう。

2. 助け合うチームでいよう。

DE部の事業は一人で成し遂げられない。
チームへの感謝の気持ちを忘れないこと。

自分の考え、知識、経験をチームで積極的にシェアしよう。
誰かが困っていたら手を差し伸べ、苦しい時こそチームで助け合おう。

そうすることで、最強のチームワークで大きな価値を提供できる。

3. 自信のあるサービスをつくり続けよう。

私たちのサービスは本当にお客さま、世の中に価値を提供できているか?
作り手である私たちが自信をもって答えられることが大事。

自信がもてない取り組みは即改善。
受講生の目標に寄り添ったサービスを作り続け、
心からオススメできるスクールだと胸を張れるようにしていよう。
業界トップを目指し、既存の形に固執せず変わり続けよう。

4. 最高の学習環境をつくろう。

環境は清潔に、植物にはしっかり水やりをしよう。
学内では明るく元気よく挨拶を。
受講生・トレーナーとの適切な距離感を保ち、いつでも頼られるスタッフに。
受講生の声がいつでも拾える状況を作ろう。

私たちの小さな行動の積み重ねがお客さまのモチベーションとなり、
お客さまの成功への近道だ。

5. 細部にこだわろう。

テンション、リアクション、伝わりやすさ、言葉遣い、笑顔。
自分を俯瞰して見つめ、一つ一つの要素に全てにこだわり抜き、
関わる全ての人へ気持ちが良い対応ができるようになろう。

数字報告、時間の使い方、資料の見やすさ、Slackのやり取り。
当たり前の業務においても細部にこだわることで
無駄がなくなり結果につながる。

地道に積み上げるこだわりによって、
より愛されるチームとなる。

クレドに込めた思い

上記5つのクレドに込めた思いと目的について、少しご説明したいと思います。

「学び」を提供する側として、自らをアップデートし、受講生の手本となる

「自分たちが一番学ぼう。」には次の二つの意図があります。

  • 「学び」を提供する側として、自らをアップデートし続けよう
  • 受講生の手本となれるように学んでいこう

デジLIGの説明会ではスクールのご説明はもちろんですが、お客さまが抱えている不安や課題に寄り添って情報を提供し、最適なご提案ができるようチーム全員が心がけています。満足度の高い説明会を提供するためには、学習カリキュラムの内容の知識だけでなく、業界の動向や転職市場、描けるキャリアなど様々な情報をもとにご提案ができなくてはなりません。

また、私たちは「学び」を提供する事業を作り、運営しています。そんな私たちが一番学んでいないといけない。より良いスクールづくりのためにも、運営側が学び続けることで受講生さんにはより頼っていただける存在になりたいという想いがあります。

お互いに助け合い、感謝し合うチームでいたい

私たちの仕事は、チーム戦です。説明会対応から入学後のフォロー、就職相談、卒業まで、さまざまなスタッフが携わり受講生をフォローし続けます。一人だけで完結できる仕事はほんのわずか。だからお互いに助け合い、感謝し合うチームでいたいという思いから「助け合うチームでいよう。」というクレドを策定しました。

もちろんメンバーのそれぞれ仕事の領域はある程度決まっています。ですが範疇外の仕事でも、気づいたことがあればどんどん指摘してほしいし、むしろ積極的に首を突っ込んでいってほしい。担当者が当たり前にやっていることでも、担当外の人から見たらおかしいと感じる点もあるはずなので、指摘がサービス改善につながります。

担当領域の専門性を高めることも大事ですが、そこで閉じてしまえば視野が狭まってしまいかねません。別の領域に触れることで、アイディアを生み出すきっかけにしてほしいという期待も込めています。

自信を持って提案できるサービスを作り続けたい

私はLIGの採用面接官をすることがあるのですが、ときどき営業だった方の転職理由として「他社サービスのほうが優れているとわかっているのに、自社サービスをおすすめしなければいけないことが嫌だった」という点を挙げる方がいます。

サービスを提供する側がサービスに自信を持てないと、それはきっとお客様にも伝わる。だから自分が好きだと思えるサービスにしていくことが大事だと思っています。このことから「自信のあるサービスをつくり続けよう。」というクレドを策定しました。

デジLIGの営業は企画営業なので、自らサービスを企画・販売していくことができます。たとえばLIGオリジナルの講座をつくったり、イベントやセミナーを企画したり、企業さまとタイアップしたりすることも可能です。

メンバーにはどんどん動いて自信を持って提案できるサービスを作り続けてほしいと考えています。

最高に学びやすい環境を提供したい

デジLIGは通学型のスクールです。オンライン完結型のスクールも増えていますが、通学型には通学型の良さがあり、それが私たちが支持される理由でもあると考えています。

通学型のスクールの場合、受講生が過ごしやすく、勉強のモチベーションが上がるような学習環境を整えることがマストだと考え、「最高の学習環境をつくろう。」というクレドを策定しました。スタッフが元気よくあいさつをするといったことはもちろん、置いている植物にきちんと水をあげるといった管理面も大事です。

ささいなことにも気を配って、最高に学びやすいスクールを作ります。

細部にこだわり愛されるチームを作る

「細部にこだわろう。」には、“対お客様”と“対社内”の二つの意図があります。

まず対お客様については、「コミュニケーションにこだわってほしい」という思いです。たとえばお客様へのスタッフの言葉づかいや笑顔、リアクションなど、運営側のすべての行動・言動がスクールに対する印象を左右します。

それはサービスの満足度にも表れてくるでしょう。だからスタッフにはお客さまとのコミュニケーションの際は、常に細かいところまで配慮してほしいと思っています。

対社内については、「チームとして成果を出していくために小さなことにこだわってほしい」という思いを込めています。

たとえばきちんと数字を管理して上司に報告する、時間の使い方を見直して生産性をアップさせる、誰にでも見やすい資料をつくる、Slackで気持ちのよいやり取りを心がけるといった点です。

一つひとつのことをこだわって進めることが目標達成につながるし、チームとして気持ちよく仕事ができるようになると考えています。

さいごに

この数年でデジLIGは受講生もスタッフも増えましたが、今の状況に満足せず、「進化し続けるスクール」である必要があります。そのためには、メンバーが共通認識を持ち、同じ方向を向いて歩んでいくことが大事です。

今回クレドを設定することができたので、これからはこれを浸透させ、実行していくことに力を入れていきたいと思っています。

お客さまのクリエイターとしての第一歩を全力で支援し続けられるように、私たちも全力で学び続けます!

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青山学院大学を卒業後、会計のコンサルティング会社にて複数の上場企業の経理実務から業務改善の提案のプロジェクトを経験。2019年2月にLIGへジョインし、英会話スクールの事業やWebクリエイタースクール「デジタルハリウッドSTUDIO by LIG」の営業・企画・運営、スクール生のキャリアサポートに携わる。

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