LIGにWeb制作を相談したらどんなヒアリング・提案をするのか?実際の流れを紹介

LIGにWeb制作を相談したらどんなヒアリング・提案をするのか?実際の流れを紹介

Ryotaro Hasegawa

Ryotaro Hasegawa

こんにちは、Webサイト制作のアカウントプランナーを担当しているどんちゃんです。

読者の方には、もしかしたら一度はLIGに相談をしてみたいとお考えいただいている方がいらっしゃるかもしれません。今日はそのような方に向けて、日頃のお打ち合わせの様子をお伝えしたいと思います。

心がけは「お客様のお悩みという名のパズルを解く」

私はいつもお客様とお話するのが仕事の中で一番楽しいです。お客様にはお問い合わせいただいているので、何かしらお悩みがあります。

そのお悩みを聞くことで、予想できなかった背景や理由などが色々と出てきます。そういった事情を踏まえながらどうすれば今より良くなるかを考えるのが、ちょっとしたパズルを解くような感覚があり、それを「楽しい」と感じています。

もちろんそれはあくまで打ち合わせ時のことなので、本当の意味でパズルが解ける(=サイトが完成して利用開始された後の状態)わけではなく、あくまで机上の空論な面もあります。しかし自由にあれこれ発想をしてみる中で、「こうしてみたらどうでしょうか?」というパズルの解き方に、お客様も「それは良さそうですね!」という同調やご理解をいただける瞬間はやはり「楽しい」です。

多くの悩みは、方向性がわからないことが原因

暗闇の中を歩けと言われてもゆっくり慎重にしか歩けないように、方向性がわからないことを進めるのはとても難しいことだと思います。そのため、まずはカウンセリングのように、最初にどうしたいとお考えなのか、またそう考える背景がどうしてなのか? をお伺いするところから始め、どちらの方向性が良さそうなのかを見つめるための会話をします。

実際、お話を伺うたびに思いますが、ご相談をいただく個社別に、お悩みのポイントの組み合わさり方がまったくと言っていいほど色々と違います。デザイン性が古びた、運用手間がかかる、システムが老朽化した、セキュリティに不安がある、お問い合わせの獲得・集客がいまいちだ、ブランディング観点でもっと良くしたい、などなど解決策や施策を実施する順番などは、毎回個社別に検討しています。

具体的にお伺いすること

お客様からはじめに伺うこと

  • お客様のビジネスモデル、サービス、商品、製品の概要
  • お客様のサイトから、お問い合わせをいただいた後の営業の仕方や体制など
  • お問い合わせの獲得状況やその状況に対する評価
  • 今のサイトの中で課題に感じていること、こうしたいなどの要望
  • サイトに求める機能、インフラ、サーバーなどへのご要望

こう書いてしまうととてもシンプルに見えるのですが、売上規模が異なる商材が複数あったり、社内の受付部署が複数だったりする場合、それらも設計要素として考慮する必要があるので、実際にお伺いするのは、もっと具体的で細かいことです。

インフラ周りについても、弊社でレンタルサーバーをご用意することをご希望のケースもあれば、お客様側で構築されたAWS環境にサイトを公開したいケースなど、お客様ごとにご希望が異なるので、事前によくお伺いしています。

LIGからお話しすること

  • サイトを拝見して、UIやUXで「課題がありそうに思われる箇所(ナビゲーションや、お問い合わせや、申込導線などを中心)」があればどう変えるかの想定
  • (イメージがすぐ湧けば)その企業様にとって参考となる他社サイトでの好事例のご案内
  • LIGの制作事例や、LIGだとどのように対応するであろうかなどのご案内
  • セキュリティ面に対して、サイト特性から考慮される、おすすめレベルのご案内

サイトの外見の部分はお客様もとても気にされているので、「こうしたほうが良いと思います」という部分は非常に関心を寄せていただいているところだと感じていますし、お話をすることで、お客様にも気づきや学びを感じていただけるケースが多いようです。

また過去に制作したWebサイトを実際にデザイン意図などを添えてお話もよくしています。LIGのデザインアプローチをご理解いただくためにも、積極的にご案内しています。

最後にお聞きすること

  • ご予算感
  • スケジュール

実際、どういうプランがご案内可能かを判断するために、想定されているご予算感とご期待をいただいているスケジュールを確認しています。これらをお伺いしたうえで、LIGでご提供が可能だと思われる想定プランを最後にお話ししています。

場合により、ご予算感に対してすべてをお応えするのが難しい場合は、ご希望とは異なる部分があることをお断りしたうえで、別のオプショナルなプランなどのご案内をしたりもしています。

意識してアドバイスさしあげていること

ご担当者が感じている悩みの「重要度/優先度」が本当にその「重要度/優先度」なのかはLIGからの目線で評価をして、改めてアドバイスするようにしています。割とよくあるのですが、お客様ご自身が悩みと感じていることでも、聞いている第3者の目線だとあまり重要度が高く聞こえないお悩みもあります。逆に担当者が見逃してしまっている重要な課題をご指摘したりして、LIGの目線からで感じる課題をお伝えしたりもしています。

こういったお話はかなりお喜びいただいていて、冒頭にお伝えした私の「楽しい」に繋がるところです。

滅多にはないですが、極端なケースの場合だと、RFP(提案依頼書)に記載があるリニューアル対象のサイトとは、別に存在するサイトを改修したほうがいいとご提案をしたことも過去実際にあります。当初実施したいと考えていたことと違うことを提案された場合、当然多くのお客様は驚かれはしますが、意図や狙いを丁寧にご説明することで、最終的にはご理解をいただき、ポジティブに受け止めていただけることも多いです。

最後に

インターネットが一般化してから早20年強、iPhoneが日本に登場してから既に14年が経ちましたが、Webサイトが事業活動においては非常に重要なものであることはおそらくこれからも変わらないと思います。

もし、貴社のWebサイトの新規構築、リニューアルなどをご検討の場合は、是非お問い合わせください! よろしくお願いいたします。

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Ryotaro Hasegawa
Ryotaro Hasegawa Design / Manager / Account Planner / 長谷川 亮太郎

1977年生まれ。東京理科大学を中退後、DTS、Jストリームで主に動画配信関連のプロジェクトを多数経験。2020年LIGにジョイン。コンテンツ配信、Webシステム開発、アプリ開発、システム運用などの経験を活かした提案営業を担当。

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