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8人目
人事・あきとの「ちょっとお時間いいですか?」

「案件は自分の成長を待ってくれない」デザイン部マネージャーに話を聞いてみた。

あきと

こんにちは。LIGで人事をやっているあきとです。

LIGに興味を持ってくれた方々に、すこしでもLIGのことを知っていただけるよう、いろいろな記事を書いたり、社員へのインタビューをしています。

今回の「ちょっとお時間いいですか?」では、デザイン部(旧:Web制作事業部)のマネージャー、のぼるさんに話を聞きました(いつもはオフィスの屋上でインタビューしているんですが、この日は寒かったので室内にしました)。

ユーザビリティを意識したサイト制作

あきと:LIGは企画性の高い案件や、デザイン力に強みを持っている案件を受けているという印象をもたれることが多いですが、最近はどのような案件を受けていますか? なにか代表的な案件があれば教えてください。


画像引用元:Tarzan Web公式サイト

のぼる:株式会社マガジンハウス様が発行している雑誌「ターザン」のWebメディアTarzan Web(ターザンウェブ)をリニューアルさせていただきました。

ターザンの情報を探す人がより探しやすくなるためのカテゴリーや導線設計の見直し、情報を受け取った人が「何かしてみよう」と行動変容できるように、テーマにデザイン・仕掛けを作っていきました。

また、マガジンハウスの編集者さんが使いやすい、つまりサイト運営者にとってもユーザビリティの高いサイトを作りたいという思いがありました。ABテストをしやすくするなど、運用のしやすさに気をつかったサイト構築をしました。その後、立ち上がりのサポートを経て、無事にマガジンハウス様が自社内で更新を完結していける体制をつくれたので、いいサイトができたのだと思います。

あきと:他にもあればぜひ教えてください!


画像引用元:TBSラジオ公式サイト

のぼる:あと、TBSラジオさんの案件がありますね。

前回のリニューアルも弊社で担当させていただき、リニューアル後のサイトの保守運用もお手伝いさせていただいていました。今回5年ぶりにリニューアルすることを機に、Webサイトの目的やサイト運用面の課題を、TBSラジオ様へのヒアリングと議論を重ねに重ねて定義していきました。

主に、新規ユーザーの獲得、音声聴取への誘導効率の向上(ラジコへの送客効率の向上)、メディア価値の向上、ランニングコストの削減(負担の削減、費用の削減)を実現するための設計と実装を実施しています。

デザイン面に関しては、サイト訪問者の多くがスマートフォンによる閲覧環境であることから、これまで以上にスマートフォンで読みやすく使いやすいデザイン制作を意識いたしました。

また、システム面の課題を解決するために、株式会社ディバータ様のヘッドレスCMS「Kuroco」を採用し、インフラとCMSのリプレースも実施しています。

「事業部としていいものをつくる」組織体制へ


あきと:詳しくありがとうございます! 今、LIGはロゴを変更したり、コンサルチームが立ち上がったりと、大きな変貌を遂げようとしていますよね。のぼるさんの管轄のデザイン部はどんな変化がありますか?

のぼる:以前のデザイン部は色々なメンバーが集まっていて、各チームに特徴があり、各々のチームでいいものを作っていました。わかりやすくいうと小さい制作会社がいくつかあるようなイメージです。

良い悪いではないのですが、この体制はチームで制作が完結してしまうため、「事業部として」とか「LIGとして」という視点ではなく、「チームとして」という視点が強かったと思います。

あきと:というと、そのチーム編成・組織体制を変えていった、ということでしょうか?

のぼる:そうなんです。これまでは、縦割りの組織。1チームにディレクター・デザイナー・エンジニアが集まっていて、チームで制作をしていました。

それをディレクターチーム・デザイナーチーム・エンジニアチーム、と「職種ごとのチーム体制」に変えて、プロジェクトごとにメンバーのアサインをしてチームを作るようにいたしました。

「事業部としていいものをつくる」ということをいまは一番に考えていますね。全員がより高いクオリティを出せるようにすることが狙いです。

自分たちがこだわりたいことなのか、それともお客さんがこだわりたいことなのか

あきと:「高いクオリティ」という言葉がありましたが、クオリティというのは具体的にはどういうことを指すのでしょうか?

のぼる:大前提の話にはなるのですが、かっこいいとかかっこよくない、というのがクオリティではなく、まずお客さま、そしてお客さまの先にいるユーザーの方が満足しているかどうか、それがクオリティが高いか低いか、ということだと思います。

なので「クオリティにこだわりたい」というのは、それは自分たちがこだわりたいことなのか、それともお客さんがこだわりたいことなのか、という視点が重要だと思っています。

もちろんクリエイターである以上、自分がつくったものに満足しているかどうかは当然重要だと思っているので、お客さまに満足してもらえたうえで満足いくものを追求していきたいですね。

あきと:なるほど。まずはお客様ファーストということですね。

顧客の課題解決を第一に考えているメンバーが多い

のぼる:はい。これは結構当たり前の話なので、もうちょっと先の事業の方向性もお伝えしておきたいんですが、今後のLIGとしては、クライアントの課題解決のほうにいくサイト制作をやっていきたいなと思っています。

ユーザビリティの追求ともいえますね。サイト制作におけるコンサルティングを強化していくということですね。冒頭で紹介した二つのサイトはユーザビリティをしっかり考えた制作事例だと思っています。

なので、ヒアリングの段階でクライアントの課題をしっかり抽出できるような組織にしていきたいですね。アカウントプランナーとディレクターがしっかり連携することで可能になることだと考えています。

あきと:一緒に働きたい人、というのも自ずとこの考え方に共感をしてくれるかどうかということになりますかね?

のぼる:はい、そうなります。実は、今在籍しているメンバーも尖ったクリエイティブを作って行こうぜ! というより、実は顧客の課題解決を第一に考えているメンバーが多いですね。

もちろんクライアントからの要望が「ぶっ飛んでるものを作って欲しい、とにかくかっこいいサイトを作って欲しい」であれば当然そういったものを作ります。

代表例でいうと、エムトラスト様の案件とかがそうですね。

画像引用元:エムトラスト コーポレートサイト

これは尖ったものをつくりたい、ではなくお客様のご要望に合わせた結果こういうサイトになった、ということです。

強みを伸ばして生産性をあげていくことでみんながハッピーに

あきと:課題解決を突き詰めていく、となったときに他のソリューションも出てくると思いますが、どこまで対応していこうと思っているか、などありますか?

のぼる:僕たちが強いところは企画力とデザイン力です。VIやCI、ロゴを作るのがうまいデザイナーもいます。なのでその強みをもっと伸ばしたいと思っていますね。

挑戦しないわけではないですが、今できないことにいろいろと手を広げてやっていくよりも、お客さんから求められていて、自分たちの強みを着実に活かしていく方向のほうが、みんなが健全に、限られた時間の中でクオリティをあげられると思うんですよね。

僕はそういう組織を作りたいですね。

あきと:僕、いつものぼるさんと話していて感じるのは「正しく、やっていきたい」というところなんですよね。面接のときもこういう話をした覚えがあります。

のぼる:そうですね。僕はクリエイティブ畑でずっと働いてきたのですが、どうしても時間かけていいもの作ろう!っていうふうになりがちなので、限られた時間の中で生産性をあげていくっていうことは大事にしたいんです。

そのほうがみんなハッピーですからね。平等にはできないけど、公平にはできると思うんですよね。これはメンバーに対してだけじゃなくてお客さんにも言えることなんですけど。

あきと:平等にはできないけど、公平にはできると思う、というのは……?

案件は自分の成長を待ってくれない。納得できるようにフェアにすること

のぼる:具体的な例でいうと、例えば社内での案件のアサインの仕方ですね。いきなり誰かに指名してこれやって、とは言わないようにしています。「これやりたい人?」って聞きます。

案件には相応のスキルが求められるので、「やりたいけど、(実力不足で)やれないなら手を挙げられない。そのときにスキルがない自分が悪いよね。」って思える。この状況はとてもフェアだと思います。

あきと:なるほど〜。チャンスは与えられて、自分で見送っているわけだから、納得感があるし、スキルあげよう! という気持ちになるってことですよね。今度案件が来たときに手挙げられるようにしようって思いますよね。

のぼる:そうです。案件は自分の成長を待ってくれないですからね。こういうふうにフェアにすることで納得度があがるんですよ。仕事って基本的には大変なこととかめんどくさいことばかりなわけですよ。

だから、どれだけ納得しているかで、その人の頑張りやパフォーマンスって変わると思うんですよね。まぁ自分が完璧にできているわけじゃなくて、そうありたいっていう願望ですけどね。

あきと:なるほど。これはまさに納得感ある話でした!(笑)

ちなみに先ほど、お客様にも言えることっておっしゃってましたが、お客さんに対してというのはどういうことでしょうか?

のぼる:変にへりくだらないってことですね。僕たちとお客さんは横一線。いいものをつくりたいという目的は一緒ですから。

例えば、お客様から修正の依頼があったとして、それが当初の目的にずれるようであれば、「当初の目的からずれますが、本当にいいですか?」と聞きますし、別の提案もしますね。僕たちは決して安くない金額をいただいていて、御用聞きじゃないですからね。

結果つくってよかった、LIGさんに頼んでよかった、って思ってもらう必要があります。そのためには、お客様とも対等な関係で、パートナーとして制作できるかどうかが重要ということです。

あきと:色々と聞かせていただきありがとうございました。まずは、どこを向いて仕事をするのか、というマインドセットの部分と、結果的にメンバーや組織のことを考えてマネジメントをしているんだということがよく分かりました。

まとめ

今回は、変わりつつあるデザイン部のマネージャー、のぼるさんに話を聞きました。いま人事メンバーで社員との面談を定期的におこなっているのですが、その中で「のぼるさんがとてもいいマネージャーで働きやすい」「僕はのぼるさんのためなら頑張れる」という声がありました。

そんな背景もあって、ぜひ話を聞いてみようと思ったのですが、のぼるさんの考え方がよく知れて、納得感がありとてもよかったです。

また、LIGでは、引き続きデザイン部にて、Webディレクター・Webデザイナー・エンジニアの募集を行っています。この記事を読んで共感していただけましたら、ぜひ一度エントリーいただけたらと思います。

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