応募はたった2社。「マーケティング会社のデザイナー職」に未経験から転職できた理由とは?

応募はたった2社。「マーケティング会社のデザイナー職」に未経験から転職できた理由とは?

Jumpei Hayashi

Jumpei Hayashi

こんにちは、デジタルエデュケーション部のペイです。

今回はデジタルハリウッドSTUDIO by LIG(デジLIG)の卒業生インタビューをお届けします。

デジタルハリウッドSTUDIO by LIGとは
株式会社LIGとデジタルハリウッドが業務提携をしてはじめたクリエイター養成スクールのこと。Webデザイナーや動画クリエイターを目指す方向けのカリキュラムを展開している。現在、上野・池袋・大宮・北千住にて受講生を募集中。無料説明会は毎日開催中!

これからWebデザイナーを目指される方の参考となるような記事になっておりますので、ぜひご一読ください!

デジLIGを卒業され、現在は運用型広告などに強いマーケティング支援の会社でWebデザイナーとして活躍されている早矢仕さんにお話をお伺いしていきました。

実際に早矢仕さんがどんなふうに学習をされてきて、どのような学びを得たのか、またどのような方法や方針で転職活動をされてきたのか、などなど赤裸々にお話していただきました。

独学の学習に限界を感じ、スクールに通うことを決意

ペイ:元々はどんなお仕事をしていたのですか?

早矢仕さん:IT業界とは全く無縁のジャンルでした。製薬会社で抗がん剤などの新薬の臨床試験などの仕事をしていました。

ペイ:全然ITとは無関係のお仕事だったんですね。最初にWebデザイナーを目指そうと思ったきっかけは?

早矢仕さん:小さいころからものづくりが好きで、絵とか刺繍とかDIYなどをしていました。前職を退職するタイミングで、次は「自分の好きなことを仕事にしよう!」と思ってWebデザイナーに興味を持ちました。

以前海外にいたころに、パソコンで日本の方とも仕事ができるような職業を調べていたらWebデザイナーという職業が出てきて、そのときに興味が沸きました。

ペイ:最初は独学で学習されていたんですよね?

早矢仕さん:そうですね、最初は書籍を購入して独学でやって行こうと思ってました!でも周りに仲間がいないし、質問もできず、すぐに独学の壁を感じました。

それに実際に詰まってしまって相談できる人がいないと、モチベーションも下がってしまうところもあり、寂しいなと……。そこでスクールを検討し始めて、デジLIGに通うことにしました。

ペイ:スクールにどんなことを求めてましたか?

早矢仕さん:同じ志を持ってる人と繋がりたいというのがありました。あとは現役のデザイナーさんから直接学べる環境を求めて、Web上で色々と情報を集めていく中で、デジLIGに辿り着きました! お話を聞いてみて、印象も良かったので通おう! とすぐ決めました。

6ヶ月のカリキュラムを通して学んだこと

ペイ:デジLIGのWebデザイナー専攻をご受講いただいたと思いますが、実際受講した感想はいかがでしたか?

早矢仕さん:最初のほうは動画教材で課題に取り組みながら学習を進めていくのですが、私の環境の問題もあって、中々学習が進められず……。

そんなときに懇親会で同じタイミングで入学された他の方のお話を聞いて、自分が遅れてることに気づきました(笑)そこからバーっと巻き返せるようにスケジュールを決めて一気に取り組みました。

ペイ:そうだったんですね。受講生同士でお互いの状況を話すのも大事ですよね……! 取り組む中で難しかったところはありますか?

早矢仕さん:最初の名刺課題でロゴを制作してみたのですが、イラストレーターのツールの使い方などに最初は苦戦しました。でもトレーナーさんなどに質問しながら乗り越えて、そこからはスケジュールを決めてしっかりと進めていくことができました。

ペイ:スケジュールの作り方などは、どのようにして取り組んだのですか?

早矢仕さん:運営の皆さんに質問したり、課題を取り組む前にトレーナーさんにどのように進めていくのが効率的なのかなどを確認しつつ、学習を進めていきました。実際にどれくらい作業時間がかかるのかなども明確にしていくことで無理なく進めていけました。

ペイ:他にも受講していく中で印象に残ってる部分はありますか?

早矢仕さん:デジLIGのLIVE授業(オンライン)などは、しっかりと受講しました。中々時間が合わない時もアーカイブなどで見返せたりもしたので、取りこぼさず受講ができました。特に印象に残ってるのはLIGのマーケターである、まこりーぬさんの「マーケティング講座」です。

「書籍以外でマーケティングについて勉強する方法はありますか?」という話に対して、「実際に体験をするのが一番だよ」と話を聞き、「なるほど!」と思いました! ちょっとしたものでも始めてみようと思い、ブログを書いてアフィリエイトを行ってみようと思ったり、デザインだけでなくWeb上での集客における視点を学べたのは大きな収穫だったなと思います。

ペイ:最終課題である卒業制作はどのような取り組みをしましたか?

早矢仕さん:卒業制作はクライアントワークをやりたいなと思っていました。 実務に近い形で、これまでに学んだものを生かせるものを作ろうと臨みました。

実際に卒業制作前からクライアントを探して、地元のWebサイトがあまり作られていない企業さんなどに声をかけて、クライアントになってくれる方を探していました!

ペイ:なるほど! 実際にクライアントを見つけて制作をしたんですね。クライアントワークではどのような気づきがありましたか!?

早矢仕さん:クライアントとやりとりをしていく中で、企画の段階で現状どのような課題があるのか? どういうWebサイトだったら解決ができるのか?など、案件の意義を明確化することを意識しました。

大変だったところは素材を集めたりとか、クライアントさんとの調整が中々難しかったですね。納期も割とタイトだったので、なるべくクライアントさんと連携をとりながら進めていかないといけない状態でした。

ペイ:それはリアルなお仕事でもよくある話ですよね(笑)クライアントワークをしたことで実務と同じ難しさをしっかりと体験できたんですね。

早矢仕さん:競業の調査やクライアントさんの業種はどういう経路でお客さんを獲得をしてるのかなど、考えることや調べることも良い勉強になりました!

ペイ:なかなか未経験だとハードルの高い作業かもしれませんが、トレーナーさんからもアドバイスはもらいましたか?

早矢仕さん:はい。卒業制作に入るタイミングで、トレーナーさんにWeb制作を行ううえでの心構えなどをしっかりと教えてもらえたので、それに沿って行動していけたかと思います。

デザイナーは医者と同じだ」という言葉をいただいたのが印象的で、クライアントさんのどこに課題があるのかを見つけて、悪い部分を処方していくことが大事だというお話を聞いて、やるべきことのイメージがスッと湧きました。

スクールを通して自分がやりたいことが明確に

ペイ:6ヶ月の学習を終えて、転職活動に入っていく形になったかと思いますが、どのように進路を決めましたか?

早矢仕さん:実は転職活動の方向性については、まこりーぬさんのLIVE授業と卒業制作が大きく関わっています。マーケティングに対するインプットや、制作での企画などを経験することによって、綺麗なデザインを作るというよりも、成果の出るデザインをやりたいと思うようになりました。

ただデザインを作るだけでなく、制作の前段階の部分でしっかりと企画をしたり、実際に売上に繋がっているかどうかなど、結果に対してアプローチができるようなデザイナーを目指して行こうと決めました。

ペイ:なるほど。クリエイティブだけでなく、上流の部分も求められる場所を探していたんですね! Webデザイナーへの転職で制作会社を目指す方も多いですが、「制作会社」を目指そうとは思わなかったんですか?

早矢仕さん:そうですね……最初は制作会社も検討をしていました。制作会社のWebデザイナーの場合、クリエイティブを作ってご提供するのがメインの担当範囲になってくると思うのですが、作った後にお客さんがどのような動きになっているのかまでしっかりと追っていきたいなという思いが強くなりました

そういった中で、自分のやりたいことを考えると広告支援などを行なっている企業が良いのではないかというふうに考えるようになりましたね。

最初は制作会社などはイメージがつきやすいと思うのですが、今の時代、どの業界でもWebデザイナー職は必要とされているので、視野を狭めずに色々な方向性でデザイナー職を探されてみるのも良いのではないかなと思っています。

2社に狙いを定めた転職活動

ペイ:転職活動を行って、どのような結果でしたか?

早矢仕さん:自分が行きたいと思うところを探していこうと思って、念入りに企業研究を行いました!結果的には2社応募して、1社内定をいただきました!

ペイ:2社だけ応募してしかも内定もらえたんですか! めちゃすごいですね……! どんなふうに企業を研究したんですか?

早矢仕さん:はい、普通に探しても中々会社の中身まで見れなかったので、気になる企業の経営者の方のSNSとかもみて、どんな企業理念なのかとか、どんな社風なのかとかなどをクリアにしていきました。そこから絞りに絞っていった結果、行きたいと思える会社が見つかりました。

ペイ:なるほど、だいぶ狙い撃ちで転職活動されていたんですね。そこまでしっかりと絞ると、その企業に行きたい気持ちも強くなると思いますが、転職活動をするにあたってどんな準備を行ってきましたか?

早矢仕さん:トレーナーさんからフィードバックを受けたかったので、なるべく在学中にポートフォリオを作るようにしました。Webデザイナー志望ということで、履歴書や職務経歴書も、ポートフォリオとトンマナを合わせてイラストレーターやフォトショップを使って制作をしました。

作品数は経験者の方々に勝てないので、デザイン以外のスキルセットや経験などもアピールポイントとしてわかりやすく伝わるような書類作りを心がけました。その結果、広告運用が強いマーケティング支援の会社のWebデザイナーとして内定をいただくことができました。

ペイ:念入りに準備を行なった結果、イメージしていた理想の会社さんに就職できたんですね。

実際にWebデザイナーになってみて感じていること

ペイ:現在は実際に就業していると思いますが、具体的にどのような業務内容を行なっていますか?

早矢仕さん:広告のクリエイティブ(バナー、LPなど)を作ることが多いです。作ったクリエイティブがどれくらい数字が出ているかなどを確認しながら、改善を行なっています。

ペイ:実際に仕事をスタートしてみて、正直どんなことを感じていますか?

早矢仕さん:2ヶ月ほどやってみて、周りの方が優秀すぎてへこむことも多いのです(笑)ですが、やはり優秀な人たちに囲まれて仕事をすることで自分自身が成長できているので、環境に感謝しています。

あとは元々イメージした通り、作ったものに対して実際の数字がみれるのは楽しいです。このデザインだったら数字が出るけど、一方でこのデザインは出ないなど……。どういうターゲットを狙って訴求するのかなどをデータを元に考えたり、ただデザインするだけじゃなく明確にロジックを持ってデザインを制作していくことが、私には合っているなーと感じます

ペイ:素晴らしいですね……!中々大変かもしれませんが、すごく刺激的かつ成長できそうな環境でデザインと向き合えているのですね。また、今の環境を通して、どのようなWebデザイナーになっていきたいと思っていますか?

早矢仕さん:まずは、成果が出せるクリエイティブを作るデザイナーなりたいです。長期的には社内でも社外でも、デザインの視点とマーケティングの視点の双方の視点から課題解決できるようなデザイナーになれたら理想だなと思っています。

信頼してもらうためにも、まずはデザインの部分でしっかりとクリエイティブを作れるようにしていくのが目の前の目標です。

ペイ:しっかりと今後のビジョンも決まっていて、最高ですね。

これからWebデザイナーを目指す方へ

ペイ:では最後にこれからWebデザイナーを目指す方に向けてエールをお願いします!

早矢仕さん:デジLIGに通ってよかった部分としては、一緒に頑張れる仲間が見つけられたことです。オンラインでもリアルでも良いですが、モチベーションも保てるし、助け合える仲間がいることで、一歩一歩進んでいけると思います。

あとはなんとなくかっこいいものを作るのではなくて、しっかりと理由を持ってデザインを作ることが大事だと思います。そういった視点を未経験からでも持てると良いのではないかなと思います。

ペイ:早矢仕さん、本日はありがとうございました!

説明会へお気軽にご参加ください!

デジLIGでは個別説明会を基本的に毎日実施しています。これからWebデザイナーを目指したいと考えている方は、ぜひ一度お気軽にご相談に来ていただければと思っております。

今回の早矢仕さんのように卒業されて活躍されている方のお話や、業界のお話などざっくばらんにお話しさせていただきます。ぜひ皆様とお会いできることを楽しみにしております。

上野、池袋、大宮、北千住、川崎と実際に校舎をみていただくことも可能です!
※オンラインでのご説明会の実施も可能です。

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日本大学芸術学部卒業後、テレビ、ラジオ、Webメディア、プロスポーツイベント等、複数の媒体にてディレクター職を経験。2018年9月からLIGにセールスメンバーとして入社し、教育事業部に配属(現デジタルエデュケーション部)。自身がクリエイターを行なっていた経験を生かし、現在は部長としてWebクリエイタースクール事業「デジタルハリウッドSTUDIO by LIG」の事業企画、運営を行い、クリエイター育成をミッションとしている。

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