どうもノブです! カタカナ表記にこだわっています。
LIGでアカウントプランナー兼おふざけ担当として活動しております。名前だけでも覚えて帰ってください! それと、Twitterのフォローよろしくお願いします。
さてさて、このブログのえげつないタイトルをご覧の皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回のテーマは、全世界の企業が困っているであろう社内コミュケーションについて考えた企画となっております!
アカウントプランナーは営業の窓口でもあるのですが、社内への案件共有だったり、ご発注いただいたお客様と社内のメンバーをつなぐ役割もあり、メンバーに「良い仕事」をしてもらうためにも、良質なコミュニケーションをとるように心がけています(すごく自分を美化して書いてますけど何か?笑)。
今回は、実際に私がやってみて意味がなかったと思いきや、多くのメンバーから支持をされた社内コミュニケーションプロジェクトの全容を書きました。最後までご覧いただけると幸いです。
では、いつもの通り目次からお読みください♪
目次
コロナ禍での社内コミュニケーションの現状把握
みなさまも今でもあのなんとも言えない恐怖感は体に染み付いているのではないでしょうか。
2020年の4月頃よりコロナが世界を変え、早1年半が経過し今では少し落ち着いてきましたが、当時の現場は超絶バタバタとしていたのを思い出します。
そのコロナ禍で、すぐ(2021年4月1日)にLIGの働き方として原則フルリモート勤務が命じられました。
そうです。みなさま。
この命令により、「社員同士が気軽に会えない」という寂しさの究極形態が誕生してしまっていたのです。
LIGは本当に働いているメンバーの人柄が良く、会えない苦しみは他社で働いるときよりも圧倒的に感じています。
課題点を考えてみた
- 気軽に会えない(致し方ナッシングですが……)
- 仕事/プライベート様々な相談や愚痴が吐きにくく、見えないストレスが溜まる
- 新しく入社してくる方は、数ヶ月経っても顔も名前も不明のまま働いている状態
- メンバーのコンディション(体調含め)などが見えにくい
- 退職の際に送別会もできないのであっさり辞めていく
- SlackやGoogle Meet(オンライン会議ツール)を使っていても、コロナ前とは何か距離があるように感じる
簡単にまとめるとこれくらいですが、挙げればキリがないと思うのでこの程度で。え? もっと聞きたい? はいはい、続きはWebでね♪
理想はなんだろう
次に理想を考えました。このコロナ禍に負けないユニークさで、社員同志のコミュニケーションの役に立てることはないかと考えました。
実際問題、私がLIGに入社してから感じたことのない漠然とした静けさと寂しさ、そして愛しさと切なさも押し寄せてきました。
「どげんかせんといかん。」と頭の中のおっさんが発言をしていたのを今でもはっきり覚えています。
理想と現実で自分がやれそうだと思ったこと
私はとくに会社でも発言権もないですし、平社員です。会社全体を巻き込む企画をするにはウルトラスーパーパワフルフルタフネスパワーが必要すぎると感じていたので、手軽かつ簡単にすぐに始められる施策の検討からはじめました。
別に誰かにやれと言われてやったことでもないので、最初は適当に考えていたのは事実です(笑)。
思いついた施策内容
みなさまだったら、何を考えますか?
シンキングタイム突入しますか? 考えてみたいですよね?
はい。終了。
では私が実践した施策内容をお伝えいたします。
その名も!
「勤怠を報告する社内のSlackのチャンネルで、遅刻や休む人に絡んでいけば、全員が見ているチャンネルなのでもしかしたらコミュニケーションとりやすいのでは!?」施策!
はい。
もう内容が意味不明ですね(笑)。
わかります。私も自らやってはいたものの、最初は反響も薄く、みんな見てないんだろうなぁ……大丈夫かこれ……と思う毎日を過ごしていたのは事実ですからご安心ください(笑)!
では、実際の社内のSlackのリアルな写真で、私ごときがどうやって社内メンバーと絡んでいったのか。そのドキュメンタリーをご覧いただきましょう!
今回やったこと(実践の詳細)
ここから実践なので少し長くなりますが。
Slackの過去をさかのぼり、自分が発言をした記録をさぐると2021年3月5日からこのプロジェクトは動き出していたようでした(自分でいつ始めたか記憶になくて……苦笑)。
ともぞう(今は退職された)に向けて放った一言「あかん」。
これが、いまだかつて味わったことのない社内コミュニケーションの始まりだったと思うと、感慨深いものがあります(壮大なイメージで読み進めてくれないとダメですからね!w)。
その瞬間は時間にして約2分ほど、体感では1年ほどにも感じるなかで起こりました。
まさかの、返信がきた。
なんと、思いもしない巻き込み力。
一人の人とコミュニケーションをしているつもりが、やはり本社の勤怠報告チャンネル! みんな覗き見をしているではありませんか!
今回は、内気で有名な天才デザイナーのみやさんと、大学をあえて8年も通ったセイタくんが自然と絡んできていたのです!
私としては、嬉しい収穫でした。個人とのコミュニケーションだけだと思っていたのですが周りの方も参加してくれるなんて。これが俗に言うUGC(User Generated Contents)ってやつなのか……違うね(笑)。
次のあかん発言は2ヶ月後でした(この2ヶ月の間もちょこちょこ絡んでます)。
奈良在住の鹿好きデザイナーのモリグへ。
ZIMAさんとたまさんが収穫できました。
うんうん。みんな見てくれてるな。
と、ここで私の仕事が鬼忙しくなりちょっとだけ施策ができなくなってしまい、落ち着いたのは8月頃。私の施策へのフラストレーションもたまっていたなかでの「あかん」コメントが一気に火を吹き始めます!
無反応につぐ、無反応(笑)。
返事は欲しいです。コミュニケーションしたいです。でも、実際問題いきなりあかんって言われたら怖いし、コミュニケーション取りにくいわ! って話だと思うんですよね(笑)。
けど、私はめげませんでした。
ときには、秋田県出身のりく君に絡みに行ったり(▲めちゃおもろい小ボケっすね私)。
お。まさかのマネージャーであるのぼるさんが収穫できました。私を放置して、他のメンバーで絡むなんて……全然OKです!w
少しずつですが、私のコメント施策が認知されているようになってきました。
すると、どうでしょう。
まさか! ケンティくん(この前退職されてます)が!
「あかん」を求めている!!!
みんなコミュニケーションをとりたいのだ。と確信に変わったのですが……。
それからの数日の投稿ではあまり反応がなく、細さんだけが反応してくれる日々が続いておりました。
ちょっと変化球をいれつつ、「あかん」コミュニケーションを続ける毎日。
そろそろ、潮時かな……と数日放置気味にしていたとき、たまたま出社していたマネージャーのジョニーさんから「ノブさんの本社勤怠めっちゃ見てます! あれめっちゃファンなんです!」(私の解釈だとこう聞こえましたw)と言われたんです!
それはまさに雷のような衝撃が、脳内をかけめぐりました。
「コメントはしてくれないけど実際見てくれる人はいるんだ。」と思い、止めていた投稿をまた始めてみました。
毎日。誰かが見ていると思って。
本社の勤怠チャンネルにみんなが休むというコメントが投稿されると、絶対にコメントを返すようにしました(下記一部ですが本当に毎日やってたという証拠画像)。
今も数ヶ月毎日、誰かが発言するとコメントするようにしています。
事業部も関係なく、知ってる人、会ったことない人、すべてに送り続けました。
変化が起きた
それは突然でした。
まさか。他事業部のてんちゃんが! 私のコメントを楽しみにしてくれた!
本当に、これは嬉しかったのを覚えています。
ただ、ものすごく返信コメントへのプレッシャーを感じてしまい、いつもはめちゃくちゃおもしろい返信してるんですが、この日は緊張でうまくいかなかったのを覚えています(笑)。
新人の歓迎会(実際はただ集まっただけ)で言われたこと
そして、LIGに10月入社の方が、10名ほどおられてその歓迎会を社内で行っていたとき(10月後半の緊急事態宣言終わった頃です)に、新人さんたちから続々と「ノブさんの本社勤怠毎日見てます!」「めちゃくちゃおもしろいです!」「ノブ最高!(これはないですね。はい。わかってます。)」という声をいただきました。
新人さんは新しい会社で誰もわからないし、どんなコミュニケーションがあるのかもわからない状況で、このようにふざけてるやつを受け入れてる会社ということ、コメントに対しても他のメンバーがおもしろく返信してきている環境だと安心してくれたようです。
リモートワークが多いなかでも少しは馴染みやすい環境づくりに貢献できているのではと肌で感じました。
最大の喜びを感じる瞬間
そして何より起きた事として一番は、私自身が休む場面。
どうなるのか。みなさまお見せいたしましょう。
え? 泣きそうなの自分だけっすか?
私の「あかん」という返信から数ヶ月。社内でも浸透していて、自分が休むときにも言ってくださるメンバーたち。まじでプライスレス。
ここで感じたのですが、実際休む報告って以前はそっけなかったんですよね。
休む報告に対して誰かがコメントくれるって、めっちゃ自分のこと見てくれてる感があってなんともいえない幸福感が押し寄せてくるんですよね(完全に僕だけかもですが笑)。
社内コミュニケーションで必要だと感じたもの
ここ数ヶ月の実戦で、私自身が感じたことをまとめてみました。
- 積極的な絡み(説明必須)
- 返信をしなくてもいい場所にすること
- 反応は気にしない(私はめちゃ気にしてますが)
当たり前ですが、
誰かが積極的に絡んでいかないといけない。
ここがすでにハードル高いとは思ってます。簡単にできるかと言われると私はふざけているので問題ないのですが真面目な方は勇気がいると思います。
しかも、誰でも絡んでいいわけでもないと思うのもわかります。ですが、それはもう人間力を鍛え直していただくしかないでしょうし、私だって未熟の塊(笑)。
ただし、絡み方として気をつけているポイントとして、
返信を求めない(結構重要)。
勝手に始めたこと、好き勝手やってることに対して、要求しちゃいかんってことなんです。自然なムーブメントを、したたかに準備しつつ待つ。釣りと同じですね。ふと気づいたら見て、ニヤニヤするレベルでいいんです。
最後は、
自分自身やっていることへの反応を気にしない。
これは、私自信身に染みたといいますか、やはりオンラインコミュニケーションなので、反応がないと「見ていない」「誰も気にしてない」と、思いがちなんですよね。
しかし「見ていない」「誰も気にしてない」というのは幻想だと思いました。特にアンケートもしてないし、同僚にもあれ見てくれてる? と聞いたこともなかったので。オンラインだからこそしっかり見られている可能性も大いにあると思ってます。
たまたま、私はジョニーというマネージャーから一言いただき感動をしてしまい、そのまま継続する形になりましたが、もし……もしどなたかこれを読まれて実践する方がいらっしゃいましたら、とにかく気にせず続けていただけると幸いです(良いこと言うよねノブ)。
まとめ
ここまでお読みくださり、ありがとうございます!
感動のコミュニケーションをお届けして大変恐縮ですが、文字では表せないほど、本当に社員メンバーが見てくれております。もっともっと画像載せたいのですが……時間が……(笑)。
とくにおもしろい発言もしていないのですが、コロナ禍でリモートワークの方はメンバーとのコミュニケーション求めているのではないかと思いました。
私もオンラインだと顔見て話さないといけないプレッシャーがあると思い、文字だけをそっと添える形で考えて、実践してみた結果をまとめてみました。
実際問題リモートワークの弊害も色々ある中で、少しでもこの記事をみて社内のコミュニケーションの参考にしていただけると幸せです。
それでは、また。
あなたの心の隣人の横にいるノブより。愛以上のなにかを込めて。
最後の最後にノブのおすすめなコメント返し
超他力本願返し。
やけど必須な親父ギャグ返し
DJに向けてのリリック返し
THE無茶振り返し
うまい返し
以上。
お疲れさん!