1000本突破
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メディア運営者向け!全くの初心者から爆速で撮影スキルを身につけられるカメラ講座レポート【構図編】

ころも

こんにちは、メディアディレクターのころもです。

先日、社内でメディア運営担当者向けにカメラ講座が実施されました! 撮影は普段、プロのカメラマンに依頼することが多いですが、記事制作に関わるメンバーが自ら撮影できるようになろう! という目的です。

そのカメラ講座で学んだ内容を、私と同じようにカメラスキルを身につけたい人向けに記事にまとめています。

前回は、ISO感度・F値・シャッタースピードなどのカメラの基礎知識についてまとめました。

今回はその続きとなる第二弾で、押さえておきたい基本の構図や撮影時の光の当たり方について勉強する【構図編】となります! 全くのカメラ未経験の方でも、前回の基礎編と今回の構図編をあわせて読めば、マニュアルモードで自分の撮りたい写真が大体は撮れるようになります!

撮影スキルを身につけたい人はぜひ参考にしてみてください!

こんな人に読んでほしい
  • いつも外部のカメラマンに撮影依頼しており、社内でまかなえるようにしたいメディア運営担当者
  • 取材やサービス紹介、店舗紹介などの記事制作が多く、自分で撮影できるようになりたい人
  • 撮影スキルを身に付けたい記事制作に関わるすべての人
※この記事で紹介する内容は、メディアの記事内写真撮影向けに特化しており、爆速で撮影スキルをあげるために、必要最低限の知識に絞った内容です。あらかじめご了承ください。

 

講師紹介

ico おまめLIGのデザイナー兼フォトグラファー。LIGでは主に記事のアイキャッチや記事内画像、バナーや背景ジャックの制作を担当。フリーでフォトグラファーもしており、マルチに活躍。なんでも挑戦の精神でいつもバイタリティに溢れている素敵なクリエイター。
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▼講師おまめの実績一例

押さえておきたい基本構図

日の丸構図、対角線構図、シンメトリー構図、トンネル構図、サンドイッチ構図など構図はたくさんありますが、メディア用の写真における構図は基本の3つを押さえておけば十分役立ちます!

※他の構図も興味のある方は下記記事をぜひ見てみてください。

 日の丸構図


なんだかんだ一番わかりやすい、もっとも一般的な日の丸構図です。シンプルに被写体を引き立てることができます。被写体以外の背景をぼかして被写体を強調することで、人物のポートレートなどでもこの構図がよく用いられることがあります。

視線が自然に誘導され、見せたいものが端的に伝わるメリットがある反面、初心者っぽさが出たり、多用しすぎると単調で飽きられることがあります。背景をぼかしたり、被写体の表情に差をつけたりと工夫して撮影してみるといいでしょう。

 

こちらの写真のように、人とパソコンが一体となっていて要素が2つ以上の場合は、要素をまとめた1つのかたまりの中央を写真全体の真ん中として捉えます。

 三分割構図


画面を縦横三分割した線の交点に被写体をおくだけの構図です。被写体の目線の先にスペースをもたせることで、開放感を出すこともできます。


被写体以外のものを加えることで交点へ視線誘導ができるため、ストーリー性を感じさせやすい構図です。

 放射線構図


写真の中の、ある一点に向かって放射線の集まる「収束点」を作ることで、奥行きや広がりを演出することができる構図です。長い道路や線路、奥行きを表現したい建物内などでこの構図を活用することで、躍動感のあるかっこいい写真に仕上がります。

放射線構図に限らず言えることですが、何かを目立たせたいときは奥行きがあるかをチェックすることがポイントです。F値をどれだけ低く設定しても、被写体と背景が近すぎては何もボケないので、何も目立たせることができません。

 

3つの基本構図をご紹介しました。正直、「え、これだけでいいの? 同じような写真にならない?」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ご安心ください。次にご紹介する「ポジション」の視点について学ぶことで、グッと写真表現の幅が広まります!

3つのポジション


ポジションとは被写体に対するカメラの撮影位置のことをいいます。

目線より上の高さをハイポジション、目線より下の高さをローポジション、目線の高さをアイレベルと呼びます。

ついつい自分の目の高さで構図を決めてしまいがちですが、少し腰を下ろしたりしゃがんだりと目線の高さを工夫することで、いつもとは違う雰囲気を表現することができます。

 ハイポジション

メリット


人混みや街全体を表現したいときや、奥行きを強調したいときに最適です。また、上目遣いになるので可愛く撮りたいときに試してみるといいかもしれません。

デメリット


ハイポジションで水平に撮るときは問題ないですが、アングルを下に向けると地面が映ったり余分なものが映り込みやすくなります。座っている人を立ってハイポジションで撮影すると素人感が出てしまうことがあるので注意してください。

 ローポジション

メリット


普段よりも低い位置から撮影することで、建物の大きさを強調したり、迫力ある雰囲気を出したいときにおすすめです。


また、全身写真を撮影するときローポジションだと足が長く見えるのでスタイルを良く見せることができます。

デメリット


人物をアップで撮るときにローポジションだと、威圧感が出たり二重顎に見えてしまったりします。(※上の写真のように、あえて威圧感を出したい時にはこのような撮り方をする場合もあります。)

 アイレベル

めちゃくちゃ万能です。

被写体と同じ目線くらいから撮影することで、撮影者の存在を感じさせず没入感が生まれます。特に記事コンテンツの写真を撮影したいとき、普段会話をするときと同じ目線になるため、共感が生まれ、ストーリーに入り込ませることができます。

普段立ったままで撮影している人は、一度少し腰を落としてアイレベルで撮影してみてください。グッと表現の幅が広がります。

光の当たり方

構図とポジションを学んできましたが、最後に光の当たり方について紹介します。

正直私はここに一番つまずきました。どれだけいい構図で捉えられていても、被写体への光の当たり方が適切でないと残念な印象の写真になってしまうこともあります。

順光、逆光、斜光はそれぞれ光の当たり方を表しており、当たり方によって与える印象も変わってくるのでそれぞれの特徴を見ていきましょう。

 順光


順光とは、被写体に対して正面から光が当たることをいいます。つまり影が後方にできるときです。


人物を撮影する場合、光が顔に当たるため、まぶしくて目が閉じがちになったり、強い光の場合は白飛びやテカリがでやすくなるので、人物写真には不向きと言われています。

色をはっきり見せたい建物や景色などを撮影するときには順光での撮影が向いています。

 逆光


逆光とは、被写体の後ろから光が当たることをいいます。つまり影が手前にできるときです。


普通に撮ると顔が真っ暗になるので、カメラの設定で明るさを調節して撮影します。上手くカメラの機能を使えば、顔に影がかかることでふんわりした雰囲気や少しエモい雰囲気を作ることができます。

 斜光


斜光とは、被写体に対してななめから当たる光のことをいいます。影が横にできる状態です。

被写体に立体感が出て、ドラマチックな雰囲気を表現することができます。人物の場合は、鼻の横に影ができるので鼻が高く見える利点があります。私はこれまで紹介してきた3つの中で、一番撮影しやすい当たり方だと思いました。

光の当たり方を考えながら撮影するのは少し難しいですが、まずは顔に変な影ができていなければOKということで!

 点光源と面光源

順光・逆光・斜光と3つの光の当たり方について紹介してきましたが、点光源・面光源という2つの光の発し方についても学んでいきましょう。

点光源


点光源とは、その名の通り小さな点の光源です。スポットライトやおしゃれなオフィスによくあるライトを思い浮かべてもらうとわかりやすいと思います。

LIGのオフィスがこれです。おしゃれと言いたいわけではありません、撮影が・・・しにくいのです。グラデーションが急でコントラストが激しいため、顔に当たると変な影ができやすいのが難点です。(写真左)

面光源

対して面光源とは、大きな面の光源です。面が大きいほど光の質はやわらかくなり、グラデーションがなだらかになります。点光源が晴れの日の光に近いとすると、面光源は曇りの日の光に近しいです。面光源は、光をバウンスさせたり、ディフューズといって半透明の物質に透過して光を拡散させることで作ることができます。

室内で撮影する場合はできるだけ面光源を使うとよいでしょう。ストロボを使って光を作る場合は、上向きにして天井にバウンスさせるなどして、光を拡散させることがポイントです。

まとめ

カメラ構図編として、押さえておきたい基本の構図や撮影のポジション、光の当たり方について紹介しました! いかがでしたでしょうか?

これらを意識して撮影するだけで、意識する前とは段違いな写真が撮れるようになります!

私もここを理解してから、自分が思うような写真を撮れるようになって、カメラを使うことがとても楽しくなりました。慣れてきたら色んな構図にチャレンジしたり、ポジションとの掛け合わせも変えてみたりして表現の幅を広げてみたいと思います。

同じように、カメラスキルを上達したい方の参考になれば幸いです!