Webデザインを教えることは自分の成長に繋がる!〜元受講生の先生に、スクールで教える楽しさを聞いてみた〜

Webデザインを教えることは自分の成長に繋がる!〜元受講生の先生に、スクールで教える楽しさを聞いてみた〜

Haruna Okumura

Haruna Okumura

みなさんこんにちは! 教育事業部のはるちゃんです。

私達が運営するデジタルハリウッドSTUDIO by LIGは、Webクリエイターを目指して日々勉強に励んでいる方と、それをサポートするトレーナー(先生)がたくさんいらっしゃいます。

デジタルハリウッドSTUDIO by LIGとは
株式会社LIGとデジタルハリウッドが業務提携をしてはじめたクリエイター養成スクールのこと(以下:デジLIG)。Webデザイナーや動画クリエイターを目指す方向けのカリキュラムを展開している。現在、上野、池袋、大宮にて受講生を募集していて、無料説明会は毎日開催中!!

学習過程でわからないところは、現役のWebデザイナー・エンジニアのトレーナーに教えてもらうことができるのですが、みなさんそれぞれ魅力に溢れた人ばかり!

そのなかでも今回は、もともとデジLIGに受講生として通っていた「元・受講生」のお二人に、トレーナーになった経緯や、人に教える仕事の魅力についてお伺いしてきました◎

人物紹介

ico 吉富 友希(よしとみ ゆうき)1994年11月28日生まれ。株式会社イッパイアッテナ執行役員/アートディレクター。デジタルハリウッドbyLIG講師。表現の自由さを最大限に生かしながら、論理的に効果を生み出し、愛されるデザインを日々目指しています。
Twitter
Instagram
ico 谷澤 舞香(たにざわ まいか)1992年11月7日生まれ。カルフール株式会社CIO/デザイナー。デジタルハリウッドbyLIG講師。自分がつくったものを通じて人々に楽しんでもらいたいという想いで、web制作とイラストレーターをしています。

デザインに興味をもったキッカケ、デジLIGとの出会い

はるちゃん(以下 はる):お二人はデザインが得意かと思うのですが、デザインに興味をもったきっかけはなんだったんですか?

吉富トレーナー(以下 吉富):実は小さい頃から保育士や結婚式プランナー、お菓子屋さん、など夢がたくさんあったんです。そこで高校生の頃、進路を決めるためにいろんな専門学校のオープンキャンパスに行き、様々な体験をしました。

たくさん夢があることを相談する中で、「あなたの夢、全部デザインを勉強すれば関われるよ!」と専門学校の先生に言われたのがきっかけです。デザインを勉強すれば、子供の絵本を作ったり、結婚式の招待状を作ったり、カフェのメニューを作ったり、いろんなことができますよね。

谷澤トレーナー(以下 谷澤):
私はもともと現代美術家になりたくて、美術大学で油絵を専攻していました。でも大学入学後、周りのすごさに圧倒されてものづくりが嫌になって、大学卒業したあとはふらふらしながら、ECサイトを作る会社でアルバイトをしていました。

でも仕事を通して、やっぱりものを作ることは楽しい! と再認識をしたのと、小学生の頃からパソコンを触るのが好きだったこともあり、Webデザイナーの仕事に興味を持ちました。

はる:お二人がデジLIGに入ったきっかけを教えてください。

吉富:新卒で入った会社が、デザインだけではなくシステムにも強い、メディアを運営している会社でした。私はその頃コーディングは全然できなかったんですが、スーパーエンジニアみたいな先輩に教えてもらっていたんです。

ただ、周りにデザインができる先輩がおらず、基準が自分になってこれ以上の質が良いものがあげられないのが悩みでした。デザインは専門学校で勉強したけど、もっと誰かに教わりたい! 先生に聞ける環境が欲しい! と思ってデジLIGに入学しました。

谷澤:私がデジLIG入学前にいた会社は、犬の服のデザインやECサイトを運営していました。上司が服のデザインが得意な人で、グラフィックやWebは私が担当という環境だったため、吉富トレーナーと同じく社内の基準が自分になっていたのが悩みでした。

独学でグラフィックやWebデザインは勉強していたんですが、ちゃんと基礎から学び直そう! ということでデジLIGに入学しました。

在学時代から同期やトレーナーとの交流を楽しむ

はる:デジLIGに受講生として通っていた頃の思い出はありますか?

谷澤:同期の男の子で、いつ行っても教室にいて、すごい早いスピードでカリキュラムをこなしている子がいたのをよく覚えています。カリキュラム以外のこともやっていて、時には「自主制作もっとやらないと!」と叱咤してくれたり、刺激になる仲間がいたのはいい思い出です!

他にも同期の子から、仲良くなったトレーナーさんがいるとのことで繋いでもらって、3人で食事をしながら進路について相談したりしました。そこでトレーナーさんとマブダチになって、卒業後にその方の会社で働かせていただくことになりました!

吉富:私はデジLIGに入学を決めたきっかけのトレーナーさんがいて、その人がシフトに入っている日をめがけて通っていました。自分の会社の案件までトレーナーさんに相談することもありましたね。

他にも卒業制作のトレーナーさんやメンバーと飲みに行って、人生相談をするのも楽しかったです! 社会人になって仕事以外の人と関わりが少ない分、同じものを目指す人がいる環境がとてもよかったです。

はる:同期の方やトレーナーさんとの交流が多かったんですね! ちなみに、トレーナーになったキッカケはなんだったんですか?

吉富:卒業制作発表後の交流会に、近くにいたLIGの人も交流会に参加されてたんです。そこで誰かがLIG社員をトレーナーに誘っていて、一緒にトレーナーの仕事内容を話を聞いているうちに、自分もやりたい! と思いました。

谷澤:私は卒業してから、いいオフィス上野(LIGが運営するコワーキングスペース・シェアオフィス)で仕事をしている時期がありました。そのときにSTUDIO大宮が新しくできるのを聞いて、自宅から近いのでトレーナーやりますよって教育事業部の人に話しかけたことでした。

教えることが自分の勉強になる

▲デジハタルハリウッドSTUDIO大宮 by LIG

はる:もともと人に教えることって得意だったんですか?

谷澤:教えることはあんまり得意じゃないんですが、おしゃべりで人と話すのが大好きなので、自分の得意なことを生かして話す時間が欲しいってのもありました。

あとは、今の会社に誘ってくれたトレーナーさんが、教えることって勉強になるからやってみなよ! と背中を押してくれたことも大きいです。

吉富:私の場合、デジLIGに入っている間に、転職したWebデザインの会社でめっちゃ教えてくれる先輩がいたんです。

今までの経験上、デザイナーさんって教えるのが苦手だったり、教えたがらない人が多い中、この人はなんでこんなに論理的に細かく教えてくれるんだろう……? と思い、理由を聞いてみると、先輩は教えることで自分の勉強になるからと話してくれました。

その後すぐのタイミングでトレーナー募集のことを卒業制作発表会で知ったため、やってみたい! と思いました。

はる:私も後輩に教えることで、勉強になったことがたくさんあるなあと思い出しました。実際にトレーナーとして教えてみて、どうですか?

吉富:最近、受講生さんがつまずくポイントに法則性が見つけられてきたのが楽しいです。私は高校を卒業してすぐデザインを勉強していたので、自分の中では当たり前だと考えていて、言葉にしていないことが多かったと知りました。他にも、みんなはそういうこと気になるんだ、これが知りたいのか! という驚きが楽しかったです。

デザインが身近だった分、自分が当たり前だと思っていたことに価値があることがわかったり、気づきが多いですね!

谷澤:教えるときに、「こうした方がよく見えるよ」だけじゃなくて、これは論理的に説明されている原則だから揃えるんだよ、と理論を含めて伝えると早いとわかりました。

私もデザインを専門的に学んでいたわけではなくて、絵画を勉強する中でなんとなくこうしたら綺麗に見えるとかを理解をしていた部分もあったんですが、教える中で自分もたくさん調べて、言語化して、論理的に説明するようにしています。その過程で、自分も腑におちて理解できることが多いです。これは勉強になってるなって思います。

たまに、理論に反するような色使いをする方がいらっしゃるんですが、私は比較的良さを伸ばしたいと思ってやっているので、いいところを最大限褒めたうえで、ただ最大公約数的にこうしたほうが綺麗になるよ、と伝えるようにしてます。

はる:教える過程を通して自分も成長できるのって最高ですね!

大事なのは、分からなかった頃の自分に立ち返ること

はる:教える立場になったときに気をつけていることはありますか?

吉富:自分が受講生のとき、わからないことがなかなか言語化ができなかったんです。知らない単語も多いし、自分のわからないことが説明できなかった。なので教える立場になってからは、わからなかったときの単語で話すようにしています。

これってこうですかね? って質問をいただくとき、実はその答えはどうでもいいこともあって。どうしてその質問をしてきたかの根本的な部分を聞いて、本当に聞きたかったことを引き出すようにしています。

谷澤:私はデジLIGのカリキュラムは問題なくこなせていたため、在学中トレーナーと話す機会が多くなかったんですが、それがもったいないと感じていました。なので、話しかけやすい雰囲気を出すようにしています。質問をもらったタイミングで「普段は何やってるのー?」とか気軽に話しかけて、この先生は話しやすそうだなと思ってもらえるようにしてます。

もし私がその子の疑問に答えられなかったとしても、先生に話しかけるのが怖くないって感覚があれば他の先生にも聞きやすいと思うので、踏み台にしてもらうくらいの気持ちでやっています!

はる:トレーナーの鏡ですね……! 教える経験が役に立った・活かされたと思うときはありますか?

吉富:会社で新人の育成担当をやっているんですが、そこで役立ってます。最初はまだレベル1の新人に対して、全部一気に伝えようとレベル100で話してしまっていたんですが通じなかったんです。

長くデザインをやっていると、自分がレベル1だった頃を忘れちゃうんですが、トレーナーしているといろんなレベルの人がいるので、このレベルには今これが必要っていうのがわかります。そのため、これやって、次これやってね、と教える順番がたてられて、教育するのに役立っています。

谷澤:私の場合、ワイヤーフレームを提案してくださるクライアントさんもいらっしゃるんですが、何がしたくてこの提案なのかを理解するときに、過去に対応した受講生さんの言葉を参考に、クライアントさんの意図を汲み取ることもあります。

STUDIOで教えている経験を踏まえ、こういう風にした方が伝わるんじゃないですか? と提案をすることができます!

はる:ふむふむ、育成だけではなくてクライアントワークにも活かされているんですね!

さいごに……

▲みんなで集合写真!左上が谷澤トレーナー、右上が私、中央下が吉富トレーナーです。

はる:最後にトレーナーや教える仕事に興味がある人、なりたい人向けにアドバイスや背中を押す言葉をお願いします!

吉富:何年もデザインをしていると、良くも悪くも自分の中でのWeb制作の当たり前が増えてくるのですが、ハンバーガーメニューってまだメニューだと認識しにくい人もいるのか、などユーザー目線に定期的に立つことになるので業務にも役立っています。

教えながら自分も初心に戻れたり、様々なバックグラウンドの方が受講生さんにいるのでマネジメントにも活かせて、教えながら自分も成長できるのでおすすめです!

谷澤:鋭い質問をされることで、日頃なんとなくやっていることについて改めて考えるきっかけになることも多いです。また、受講生さんの成長を間近で見て、自分ももっとがんばらなきゃと思わされることもあってなかなか刺激的です。

いろいろな受講生さんがいるので、教えるのはもちろん、相談にのったりお話ししたりするのも楽しいですよ!

はる:お二人とも、貴重なお話をいただきありがとうございました!

デジLIGではトレーナーを大募集中です!

経営学者のピーター・ドラッカーの名言に、以下のような言葉があります。

“人に教えることほど、勉強になることはない。
人の成長の助けとなろうとすることほど自らの成長になることはない。”

きっとデジLIGでのトレーナーの経験が、あなたの成長になること間違いなしです◎

ぜひ、みなさまからのご応募をお待ちしております!
デジLIGのトレーナーについて詳しく知りたい!

それではまた、はるちゃんでした!

この記事のシェア数

Haruna Okumura
Haruna Okumura Digital Education / School Operator / 奥村 春菜

1995年生まれ。大学卒業後、シェアハウスを扱う不動産会社の海外事業部で賃貸営業を経験。その後学生時代にアルバイトをしていた縁でLIGのコワーキングスペース「いいオフィス」に出戻りし、運営・管理業務に従事。現在は「デジタルハリウッドSTUDIO by LIG」で受講生の入学後のサポートを行う。コミュニティ運営が大好きで、話しかけやすいオーラを出すのが得意。

このメンバーの記事をもっと読む
STUDIO by LIG | 212 articles
デザイン力×グローバルな開発体制でDXをトータル支援
お問い合わせ 会社概要DL