撮影の撮り忘れ対策なら「想定カット」がおすすめ!|作成時の4つのポイントを紹介

撮影の撮り忘れ対策なら「想定カット」がおすすめ!|作成時の4つのポイントを紹介

Kakeru Yanagi

Kakeru Yanagi

22こんにちは! メディアディレクターのかけるです!(直射日光が眩しい!)

普段は、LIGブログに掲載するPR記事の制作に携わっています。(PR記事一覧はコチラ!)

LIGブログのようなテキストコンテンツでは、ストーリーを視覚的に伝える「画像」がとても重要な役割を果たしますよね。メディアディレクターとして、PR記事に載せる画像の撮影にはとても気を使って取り組んでいます。

今回は、記事内の画像を撮影する準備として重要な「想定カット」について説明していきます!

 

想定カットとは何か?

一言で言うと、記事の撮影時に押さえるべきカットを事前に洗い出した下書きを指す言葉です。

具体的には、実際に撮影を行う前に、取りたい写真の構図や人物のポーズ、場所などを想定して決めておくためのもので、僕自身も記事のロケを行う前に必ず想定カットを作成して撮影に臨みます。

なぜ想定カットを準備する必要があるのか?

主な理由は下記の3つです。

想定カットが必要な理由
  • ロケ当日のスムーズな進行
  • 撮り忘れ、ロケやり直しの防止
  • カメラマンとの円滑なコミュニケーション

それでは一つひとつ説明していきます!

ロケ当日のスムーズな進行

ロケは時間との勝負です。ロケで時間の制約が存在しないケースはほとんどなく、段取りの良し悪しが、ロケ全体の良し悪しを決めます。想定カットをあらかじめ準備しておけば、いつ、どのタイミングで、どんなポーズの撮影を行っておくべきなのか、瞬時に判断できるようになります。

また、記事の出演者に対しても、どんなポーズをして欲しいのか、どんな場面の撮影なのかを、想定カットを見せることで、理解を得ながらスムーズにロケを進めることもできます。

実は出演者に「今どんな場面を撮影しているか」をイメージしてもらうのはとても大事で、自然なポーズや表情が撮影できたり、指示が出しやすくなったりします。想定カットを作成しておけば、スムーズなロケの進行だけではなく、クオリティの高い撮影も実現できるので一石二鳥です!

撮り忘れ、ロケやり直しの防止

撮り忘れはディレクターなら絶対に避けたいミスですね。出演者の再調整やロケ地の再予約など、金銭的、時間的コストがかかるのはもちろん、記事の公開スケジュールにも影響が出てきます。

想定カットがあれば、既に撮影できているカット、まだできていないカットを把握できるので、取り忘れを防止することができますね。

カメラマンとの円滑なコミュニケーション

言葉や身振り手振りだけで、撮影のイメージを伝えるのって限界があります。ましてはそれがロケ中だったら余計な時間として、スケジュールを押すことに繋がりかねません。

想定カットがあれば、カメラマンにどのように撮影をしてほしいのかを簡単にすり合わせることができます。

LIGのPR記事制作では、必ずロケ前に想定カットをカメラマンに共有しています。カメラマンと一緒に理想のカットを撮影しながら、ロケをスムーズに進行させるためには、想定カットは必須アイテムです。

想定カットを作るときのポイントとは?

では、想定カットはどのように作っていくべきでしょうか。ここでは、想定カットを作っていくために実際にやっているポイントを4つ解説します! ぜひ参考にしてみてください!

①不測の事態も想定する

想定カットを作るうえで、不測の事態を想定することは大切です。

特に、外でロケをするときは、悪天候でロケがスムーズにいかないことが多いので、あらかじめ悪天候用の想定カットも準備しておくと良いでしょう。

②ロケハンをする

想定カットを作るときに、ロケハン(ロケ地を下見に行くこと)は可能な限り行うことをオススメします。あらかじめ現場を見ておけば、より具体的な想定カットを作ることができますし、実現性の低い撮影カットもあらかじめ把握することができます。

撮影スタジオやレンタルスペースでも「下見プラン」で安く(あるいは無料)ロケハンができるので、可能な限り下見をしておいたほうが良いでしょう。

③想定カットはできるだけイメージに近いものを

通常、想定カットの写真はGoogleの画像検索やフリー素材のサイトから探していきますが、可能な限り「実際のイメージと近いもの」を用意しましょう。出演者やカメラマンがイメージしやすくなり、より理想の撮影カットが撮れる可能性が上がるからです。

イメージに近いものがネットになかった場合は、「手書き」で準備することもあります。

どんな方法でもイメージに近い想定カットを作り、共有することで、イメージ通りの構図を撮影することができるようになります。

こちらは実際に手書きで作成したものです。かなりラフに描いてますが、この想定カットを用いて、イメージ通りの撮影ができました!

④文章で補足する

画像だけで伝わりきらない場合は、文章で補足することも重要なポイントです。

細かい表情やポーズ、構図が絵だけでは伝わらない場合は、上記の画像のように想定カットに文章で補足を入れつつ、カメラマンへの共有時にきちんと説明しましょう。

想定カットがあれば良い記事が作れる!!

いかがだったでしょうか。ディレクターが記事制作していくうえにあたって想定カットは重要な準備です! 想定カットをきちんと作ることが、良い記事につながるといっても過言ではありません!

これから記事コンテンツを作っていく方、現在記事制作のディレクターをご担当している方、ぜひ参考にしてみてください!

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少しでも興味がありましたらぜひ応募してみてください! それではさよなら〜!

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大学卒業後、IT系上場企業に新卒入社したのち、2021年にLIGにジョイン。メディアディレクターとして、おもしろ企画からCVを狙ったストレートな企画まで幅広く担当。現在は生成AIコンサルタントとして、生成AIの社内推進・生成AIコンサルティング事業を担当。

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